
「プロのトラック運転手になりたい」
「トラック運転手に必要なことが知りたい」
このような方に向けて記事を書いています。
トラック運転手は、運転技術があれば良いと思われがちですが、それと同等以上に、どんなマインドを持っているかが重要です。
その中でも今回は「無理をしない勇気」を持つことの大切さを解説していきたいと思います。
こんにちは。採用コンサルタントのとらすけです。
記事を書いている僕は、運送会社向けの採用コンサルタントをやっており、これまでに100名上の採用担当者から人事についてのインタビューをした経験があります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
プロのトラック運転手には「無理をしない勇気」が必要な理由
プロのトラック運転手として大事なマインドに「無理をしない勇気をもつ」があります。
これはどういうことか?
プロドライバーとしてのマインドは、すぐに身につくものではありません。
ドライバーとして場数を踏み、仕事に慣れ始めた頃に、予想外の事故やミスが起こるものです。
たとえば、車の免許を取得してすぐの頃は慎重に運転するので、あまり事故を起こしませんが、運転に慣れてきた頃に車をぶつけてしまった、という方は多いですよね。
ドライバーの仕事もこれと一緒です。
どんな仕事でも3ヶ月、半年、1年と時間が経つにつれて、徐々にいろいろな業務ができるようになり、自分に自信がついていきます。
自信がつくことが悪いことではないのですが、自分を過信してしまうと、無理をして事故やミスにつながってしまうのです。
トラック運転手には過信しないマインドが必要

トラック運転手は自分のスキルに自信が出てくると、ついつい無理な作業を進めてしまいます。
たくさんの仕事をこなそうとする気持ちは良いのですが、それでミスやトラブルが発生してしまっては、元も子もありませんよね。
たとえば、初めてフォークリフトの作業をするときには、資格取得時に習ったように連続動作をしませんが、作業に慣れてくると連続動作をしてしまい、荷崩れや転倒を起こしてしまう、というケースもあります。
※連続動作とは、フォークの上げ下げ・旋回・前進後進を組み合わせてしまう作業のことです。
荷物は安定した積み方がしてあるとは限らないので、見た目では左右対象にみえても、実はバランスの悪い状態だった、というのはよくある話です。
トラック運転手は慣れた頃の仕事に注意しよう
トラック運転手は仕事に慣れてくると、効率やスピードを意識するようになります。
たとえば、フォークリフト作業のスピードを上げたいからと言って、連続動作に手を出してしまうと、事故やミスにつながりやすいです。
効率良く仕事を進めようとした結果、事故やミスが原因で、結局倍以上の時間がかかってしまうということもあります。
この一度の事故によって、社内での信頼を失ってしまい、さらに会社そのものの信用を失うリスクもあります。
ですから仕事に慣れてきても、無理をしないようにしましょう。
トラック運転手に大事な感覚は「危ないと感じることはしない」です。
「急がば回れ」という言葉もありますが、トラック運転手は基本に忠実に作業をすることが大事なのです。
まとめ
この記事のまとめです。
- プロのトラック運転手には無理をしない勇気が必要
- トラック運転手には過信しないマインドが必要
- トラック運転手は慣れた頃の仕事に注意しよう
- 一度の事故で社内の信用を失うリスクもある
- 危ないことはしないという感覚をもつことが大事
これからプロのトラック運転手になろうと思っている方は、今回の内容をぜひ覚えておいてくださいね。
誰しも仕事に慣れてくると、効率やスピードを重視したくなりますが、やはり基本が大事だということです。
少しの過信が事故やトラブルにつながるので、一つひとつの作業を丁寧に行うという意識を持ちましょう。
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