
この記事ではトラックドライバーの運転技術を向上させるための知識として「運転席の座り方」について解説しています。
トラックドライバーの運転技術を向上させる知識【運転席の座り方】
トラックドライバーがここぞ!という時に、集中力を発揮するためには「運転席の座り方」が重要になります。
運転技術を向上させるための基本は「正しい運転姿勢」です。
運転姿勢が正しいと、次のメリットがあります。
安全面のメリット:上半身を固定させると安全確認が容易になる
身体面のメリット:長時間運転しても身体の負担が少なくなる
これらの利点があることからも、まずは正しい運転姿勢を身につけることが大切なのです。
トラックドライバーの正しい運転姿勢とは?

トラックドライバーの正しい運転姿勢は次のとおりです。
運転席の乗り込み方:運転席に乗り込むときは、右手で乗降グリップをしっかりつかんで、左手は乗降グリップまたはシートをつかんで乗車する。これによって落下事故を防ぐことができる。
シートの高さ:シートの高さは両足を床面にしっかりとつけて、深く座った状態で膝の裏とシートに1〜2cmほどの隙間ができる状態にする。前後の位置はブレーキペダルやクラッチペダルをやや余裕をもって踏めるところにする。ハンドルを握って、やや肘が曲げられる位置に合わせる。
背もたれ:背もたれを寝かせすぎると、前方の安全確認がしづらくなったり、腰痛の原因になるので、背もたれは一度直角に起こした後、角度を少し倒すくらいにする。目安は直角より10〜15度傾ける程度。
これらが「正しい運転姿勢をつくる」ための基本的な運転席の座り方になります。
まとめ:正しい運転席の座り方
今回紹介した「正しい運転席の座り方」のまとめです。
シートの高さはシートと膝の裏の間に手を入れて確認する。
シートの前後はハンドルが腹に当たらないようにする。
背もたれは倒しすぎると踏ん張れないから10〜15度傾ける。
トラックのハンドルの角度は普通車よりも水平に近いので注意する。
トラックドライバーの安全面や身体面を守るためには、正しい運転姿勢がとても大切になります。
ここぞ!の場面で集中力を発揮するためにも、基本的な運転席の座り方を徹底しましょう。
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