「アパレルから営業に転職したい…」
「アパレルの安月給はもう限界…」
「このままアパレルで働くのは不安…」
このような悩みを抱える方に向けて、記事を書いています。
アパレル業界って、給料が安いですよね。
記事を書いている僕も、以前はアパレル業界で働いていたので、あなたの気持ちはわかります。
ちなみに僕の給料は、年収280万円しかなかったです。
アパレル業界で働く人のほとんどが、僕と同じように、年収300万円未満しかもらえていません。
アパレルの安月給から、はやく脱却したいですよね。

記事を書いている僕は25歳まで年収280万円のアパレル社員でした。その後、WEB制作会社の営業職に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
今回は、僕が実際にアパレルから転職した話をもとに、低賃金から抜け出す方法を解説していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。

この記事の目次
アパレルから営業に転職したら年収500万円になった話
アパレル業界で働く人の多くは、自分の給料に不満を抱えています。
実際に僕は年収280万円でしたし、僕の周りにいたアパレル業界の人たちも、同じくらいの年収でした。
給料の安さと将来性の不安によって、アパレル業界で働く多くの人は、25歳までに転職していきます。
僕が働いていたアパレル企業も、25歳以上の社員はほとんどいませんでした。
世間的にみると、20代後半で年収300万円未満というのは、なかなか低収入です。
dodaが公開している「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報)」をみると、20代後半の平均年収は以下のとおりです。
- 25歳:346万円
- 26歳:365万円
- 27歳:382万円
- 28歳:394万円
- 29歳:404万円
世の中の平均で考えると、できれば30歳になる前に、「年収400万円」稼げるようになっておきたいところです。
アパレル時代は年収280万円しかなかった!
アパレル時代の僕の年収は「280万円」でした。
月給20万円で、年に2回の賞与がそれぞれ20万円ずつで、合計280万円です。
これは入社3年目の年収でしたが、入社5年目、入社8年目という先輩たちをみても、年収400万円もらっている人なんて、ほぼいませんでした。
僕はファッションが好きで、アパレル業界に入ったので、最初のうちは仕事が楽しくて充実していました。
しかし、先輩や上司たちの給料の安さを知って我に返り、一気に夢から覚めたのを覚えています。
なぜ、アパレルの給料はこんなに安いのか?
アパレルの給料が安い理由は、従業員一人当たりの生産性が低いからです。
アパレル業界のビジネスモデルは、利益率や利益額が低いので、従業員一人が生み出せる利益も、当然少なくなります。
たとえば、精密機器や不動産は単価が大きいので、契約1件あたりの利益額も大きくなります。
商品単価が数千万円~数億円の商品を販売すれば、残る利益も数千万円~数億円です。
いっぽうでアパレルの場合は、商品単価が数千円~数万円なので、残る利益も数千円~数万円になってしまいます。
アパレルから異業種の営業に転職すると給料が増える理由
実際にTKCグループが公開している「BAST速報版」によると、婦人服小売業の1人当り人件費は「293万9千円」になっており、金属加工機械卸売業の1人当り人件費は「650万4千円」となっています。
婦人服小売業と金属加工機械卸売業には、人件費に2倍以上の差があります。
つまり世の中には、稼げる業界と稼げない業界があるということです。
残念ながら、アパレル業界は稼げない業界なのです。
年収を上げたいなら、1人当り人件費が高い業界に、転職する必要があります。
僕の場合は、アパレルからIT業界に転職しましたが、BAST速報版の中だと「広告業」にあたります。
広告業の1人当り人件費は「549万8千円」なので、アパレル業界より250万円高いですね。
実際にアパレル時代の年収が280万円で、IT業界に転職後の年収が500万円なので、BAST速報版の数値は、なかなか精度が高いと思います。
あなたも転職する業界を選ぶときは、ぜひBAST速報版を参考にしてくださいね。
アパレルと営業の仕事の共通点とは?
アパレルから異業種の営業に転職しようとするときに、多くの人が不安に思うことは、「自分は営業としてやっていけるのか?」です。
アパレルでの接客経験があるとはいえ、初めての営業は心配ですよね。
あなたの不安を少しでも解消できるように、アパレルと営業の仕事の共通点を伝えておきます。
アパレルと営業の仕事の共通点は、「お客様の課題を発見して、その課題を解決する方法を提案すること」です。
たとえば、アパレル店員は、お客様が何を求めて来店したかに注目して、お客様が求めるものを提案することに、全神経を集中させます。
どんなファッションが好きなのか、どんな時に着る服を探しているのか、どんな仕事をしているのか、自宅にどんな洋服があるのか、などを把握するためにお客様と会話をします。
そして、会話の中から得た情報をもとに、お客様に満足してもらえるような、最適なコーディネートを提案するわけです。
この接客の流れは、そのまま営業の仕事に応用できます。
営業の流れは、お客様の課題を発見するために、さまざまな情報をお客様からヒアリングし、収集した情報をもとに課題を解決する方法を提案します。
商品価格に大きな差はあるかもしれませんが、アパレルと営業の仕事にはたくさんの共通点があるのです。
実際に僕が転職したIT業界には、アパレル出身の営業マンが多かったですよ。
アパレルから営業に転職するならエージェント利用がおすすめ!
アパレルから営業への転職を考えている方には、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントをおすすめする理由は、転職活動がかなり楽になるからです。
アパレル業界で働いていると、アパレル以外の業界との接点がほとんどないので、いざ異業種に転職しようと思っても、何から手をつければいいのか、わからないと思います。
実際に僕も、よくわからずに転職活動を進めてしまい、書類選考や面接で、落とされまくったのを覚えています。
就職活動では企業研究が大事だといわれますが、世の中には約400万社の企業があるので、全部調べている時間なんてないと思います。
そんなときに、誰かが自分に合った求人を選んでくれたら、めちゃくちゃ楽だと思いませんか?
これをやってくれるのが、転職エージェントなのです。
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが、あなたの転職を手厚くサポートしてくれます。
まずは、あなたの要望や特性を理解するために、カウンセリングをしてくれたり、適職診断テストを実施してくれたりして、あなたに向いている業界や、将来のキャリアプランまでを提案してくれます。
あなたのキャリアの方向性が定まった後は、あなたに合う求人を探してくれて、履歴書や職務経歴書の作成サポートや、企業ごとの面接対策をバッチリやってくれます。
初めてアパレル以外の業界に就職する人は、何でも相談できる転職のプロがいてくれると、かなり心強いと思いますよ。
アパレルからの転職を考えている方は、できるだけ若いうちに転職して、人生をやり直しましょう。

まとめ
この記事のまとめです。
- アパレルから営業に転職したら年収500万円になった
- アパレル時代は年収280万円しかなかった
- アパレルから異業種の営業に転職すると給料が増える
- アパレルと営業の仕事には共通点がたくさんある
アパレルから営業に転職すれば、リアルに年収500万円を実現できます。
僕はITやWEBに興味があったので、IT業界を転職先に選びましたが、IT業界以外にも稼げる業界はたくさんあります。
僕の友人の西川優二(仮名)さんは、アパレルから上場企業の営業に転職して、年収600万円になっています。
ほかにも友人の大原加奈(仮名)さんは、アパレルから求人業界に転職して、年収500万円になっています。
男性でも女性でも、アパレルから稼げる業界に転職すれば、年収500万円は十分可能なのです。
人生は一度しかないので、振り返ったときに後悔のない選択をしてくださいね。
