「アパレルから他の仕事に転職したい…」
このような悩みを抱える方に向けて、記事を書いています。
アパレル業界で働く方の中には、アパレルの給料や将来に不安を感じて、他の業界への転職を考えている方も多いと思います。
年齢でいうと、だいたい25歳前後で、アパレルから転職する方が多いです。
でもアパレルの仕事の経験しかないと、どの仕事に転職すればいいか、よくわからないですよね。
結論からいうと、アパレルから転職するなら「コミュ力で勝負できる仕事」を選びましょう。
アパレルで身に付けたコミュ力を活かせる仕事なら、書類選考や面接が通過しやすいですし、入社後も活躍できる可能性が高いです。

記事を書いている僕は25歳まで年収280万円のアパレル社員でした。その後、WEB制作会社の営業職に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
今回は「アパレルからの転職におすすめの職種3選」を紹介していきたいと思います。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。

この記事の目次
アパレルから転職におすすめの職種3選【コミュ力で勝負できる仕事】
アパレルからの転職におすすめの職種は、こちらの3つです。
- 営業職
- 施工管理
- 接客・サービス業
「アパレルから転職したい」と考える方の主な転職理由は、給料を上げたい、土日休みがほしい、スキルを身に付けたい、などです。
アパレル業界は従業員一人当たりの生産性が低いので、従業員に還元される給料も低くなりやすいです。
年収300万円未満で働くアパレル社員も多いので、20代後半~30代になると、さすがにやっていけなくなり、どんどんアパレルを辞めていきます。
またアパレルは土日祝の休みがほとんど取れず、友達と遊べないことに、ストレスを感じる方もいるようです。
そのため、アパレルからの転職で達成したい目的として、生活リズムの安定や年収アップを挙げる方が多いです。
この転職の目的を達成できる職種として、営業職、施工管理、接客・サービス業があります。
ここからは、それぞれの職種について、解説していきます。
アパレルからの転職におすすめの職種①:営業職
アパレルから転職したい方に、おすすめの職種は「営業職」です。
営業職を募集する会社には、土日祝休みの会社が多いので、休みが合わなくて友達と遊べない、というストレスがなくなります。
また営業職は、会社の売上に直結する職種なので、給料も上がりやすいです。
契約件数や売上に応じて、昇給や昇格をしていくので、社歴が浅くても実力があれば、年収も上げやすくなります。
営業職の仕事は、アパレル販売員の仕事と共通点が多く、アパレルで培ったコミュニケーション能力がそのまま活かせます。
アパレル販売員の仕事は、「お客様の要望を確認して、お客様に満足してもらえる商品やコーディネートを提案すること」が主な仕事です、
いっぽうで営業職の仕事は、「お客様の課題を発見して、その課題を解決するために商品やサービスを提案すること」が主な仕事です。
アパレル販売員と営業職の仕事の流れを比較すると、やっている仕事がほぼ同じであることに、気づきませんか?
商品のジャンルやお客様の属性は異なりますが、お客様の困りごとを解決するという点では、アパレル販売員も営業も一緒ですね。
そのためアパレルから転職するのに、おすすめの職種は「営業職」だといえます。
アパレルからの転職におすすめの職種②:施工管理
アパレルから転職したい方に、おすすめの職種は「施工管理」です。
施工管理という仕事に、馴染みのない方も多いと思いますが、建設現場の職人さんの安全を管理したり、工事のスケジュールを管理したりする仕事です。
建設現場には、20代30代の若手人材から、年配のベテラン社員まで幅広い世代の方が働いているので、安全管理や工程管理をする上で、そういった職人さんたちと良好な人間関係を築かなければいけません。
施工管理の仕事は、1日の半分くらいを現場で過ごすので、基本的に誰かと話していることが多くなります。
アパレル時代は1日に何十人、何百人というお客様の相手をしてきたと思うので、そのコミュニケーション力を活かして、施工管理として新たなキャリアをつくるのもアリですよね。
また施工管理の仕事は、1日の半分が現場での確認作業がメインとなりますが、もう半分はパソコンでデータをまとめるなどの事務作業になります。
そのため事務職に興味のある女性の方や、パソコンを使った仕事がしてみたいという方に人気があります。
「人とコミュニケーションをとるのは好きだけど、営業みたいに商品を提案するのは苦手かも…」という方におすすめなのが、施工管理の仕事です。
アパレルからの転職におすすめの職種③:接客・サービス業
アパレルから転職したい方に、おすすめの職種は「接客・サービス業」です。
ただし、接客・サービス業の中でも、将来的に社内でキャリアチェンジが可能な会社を選ぶべきです。
接客・サービス業の場合、アパレルと同様に給料が低めに設定されることが多いので、ずっと接客・サービス業で働くのは結構きついです。
ですから入社後の作戦としては、まずは接客スタッフとしてキャリアをスタートさせて、1~2年頑張って成果を残し、その実績をもとにほかの事業への異動願いを出す、というやり方です。
キャリアチェンジを前提に接客・サービス業の仕事を選ぶことになるので、入社する会社が複数の事業を展開していることは必須になります。
たとえば、携帯ショップの事業しかない会社や、飲食店の事業しかない会社を選んではいけません。
携帯ショップの事業もあるし、不動産事業もあるし、スクール事業もあるし、ゲーム事業もあるし、というように様々な事業を保有する会社を選びましょう。
同じ会社の中で複数の事業を異動できれば、履歴書を汚さずに、自分の経験値を増やしていくことができるので、人材の市場価値も高まります。
アパレルから転職するなら転職エージェント利用の一択になる理由
アパレルから異業種に転職するなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
アパレル業界の平均年齢は20代30代と若いですが、これは若手人材が多数転職していることを意味します。
つまり世の中には、アパレルから異業種に転職した事例が、かなりたくさんあるということです。
それなら、先人たちが残してくれた、アパレルから転職するノウハウに、あやかりたいと思いませんか?
先輩の元アパレル販売員の人たちと、同じ方法で転職活動をすれば、必然的に成功率は高まりますよね。
自分ひとりで転職活動しようとすると、わからないことだらけで、なかなか前に進まないことも多いです。
ですから転職のプロに手伝ってもらって、アパレルからの転職を成功させるのが賢いやり方です。
転職エージェントには、先人たちの転職ノウハウがたくさん蓄積されているので、応募書類や面接対策がバッチリできます。
担当のキャリアアドバイザーの方に、「年収を上げたい」「土日休みがほしい」「スキルを身に付けたい」という要望を伝えて、転職の目的を達成させましょう。
アパレルからの転職は年齢を重ねるほど難しくなるので、できるだけ早い段階で転職エージェントに登録して、面談を受けてみましょう。
まずは、最初の一歩を生み出すことが大事ですよ。

まとめ
この記事のまとめです。
- アパレルからの転職はコミュ力で勝負できる仕事を選ぼう
- アパレルからの転職は「営業職」がおすすめ
- アパレルからの転職は「施工管理」がおすすめ
- アパレルからの転職は「接客・サービス業」がおすすめ
- アパレルから転職するなら転職エージェント利用の一択になる
アパレルから転職を考えている方は、自分のコミュニケーション能力で勝負できる仕事を選んでくださいね。
アパレルで働いて身に付けた能力のうち、1番価値が高いのは「コミュニケーション能力」です。
「アパレル→事務」「アパレル→受付」「アパレル→工場」などのようにキャリアを変える方もいますが、これはかなりもったいないです。
「アパレル→WEB業界の営業」「アパレル→経営コンサルタント」「アパレル→上場企業の営業」というように、コミュニケーション能力をベースに転職すれば、幅広いキャリアが選べます。
転職する業界によっては、年収が大幅にアップします。
アパレルから上場企業の営業に転職した方は、年収250万円から年収600万円まで増やすことに成功しています。
自分の能力をどの場所で発揮するかによって、年収は大きく異なるのです。
あなたも自分の人生を、大切にしてくださいね。
いまの人生をやり直したいなら、できるだけ早く行動することが大事ですよ。