「アパレルの仕事がきつい…」
「アパレルを辞めようか迷っている…」
「もっと稼げる業界に転職したい…」
このような方に向けて記事を書いています。
アパレルの仕事は、お洒落でカッコよくみえるので、若者に人気があります。
でも年収が低かったり、出世のポストが空いていなかったり、という理由でアパレルを辞めていく人は多いです。

記事を書いている僕は25歳まで年収280万円のアパレル社員でした。その後、WEB制作会社の営業職に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
結論からいうと、アパレルを辞めて本当に良かった、と思っています。
アパレルから転職したおかげで、年収は200万ほど上がりましたし、様々なビジネススキルが身につきました。
今回は僕の実体験をもとに「アパレルを辞めて良かった理由」から「転職で高収入とスキルを手に入れる方法」までを解説していきます。
この記事を読めば、アパレルを辞めた後の自分の姿を、具体的にイメージできるようになると思います。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。

この記事の目次
アパレル辞めて良かった!転職で高収入とスキルを手に入れる方法
「アパレルをこのまま続けても大丈夫か…」と将来に不安を感じるなら、あなたはもうアパレルを辞めるタイミングです。
でも、なかなか行動できないのが人間です。
僕もアパレルを辞めようか考え始めてから、実際に辞めるまでに約1年かかりましたからね。
行動できない原因は、このような淡い期待が頭をよぎるからです。
- あと数年続ければ年収が上がるんじゃないか?
- もっと頑張れば昇進できるんじゃないか?
しかし残念ながら、この願望が叶うことは、ほとんどありません。
僕は3年間アパレル業界で働きましたが、3年で増えた年収は5万円程度でした。
この計算だと、30年で50万円しか年収が増えない、ということになります。
実際に僕が働いていたアパレル企業は、20代のうちに辞めていく社員が9割もいました。
さらにビックリしたのが、僕が会社を辞めてから3年後に、40代の役員クラスの従業員がリストラされていたことです…。
実際に僕は26歳のときに、アパレル業界からIT業界に転職したおかげで、年収が200万円ほど増えたので、アパレルを辞めて本当に良かったと思います。
アパレルを辞めて良かったと思う5つの理由
僕がアパレルを辞めて良かったと思う理由は、こちらの5つです。
- 年収が200万円増えた
- 営業スキルが身についた
- 広い視野で考えれるようになった
- 経営者の知り合いが増えた
- 将来の不安がなくなった
年収が増えたことも良かったですが、それ以外にもアパレルを辞めて良かったことはたくさんあります。
ここからは、僕がアパレルを辞めて良かったと思う理由について、それぞれ解説していきます。
アパレルを辞めて良かった理由①:年収が200万円増えた
アパレルを辞めて良かった理由の一つ目は、年収が200万円増えたことです。
僕がアパレルから転職したのは、IT業界の営業職だったのですが、IT業界はアパレルと比べて稼ぎやすい印象です。
転職先のIT企業では、僕以外の同僚や先輩の年収も、基本的にアパレルよりも高かったです。
なぜこうなるのかというと、IT業界で働く従業員の生産性が、アパレル業界で働く従業員の生産性よりも高いからです。
生産性とは「従業員一人当たりが会社に生み出す利益のこと」です。
つまり、IT業界で働く人たちは、会社に多くの利益をもたらしているから、必然的に給料も高くなるということです。
僕はこの経験から、どの業界で働くかによって、稼げる給料が決まるのだと知りました。
アパレルを辞めて良かった理由②:営業スキルが身についた
アパレルを辞めて良かった理由の二つ目は、営業スキルが身についたことです。
営業スキルとは主にコミュニケーション能力のことで、「お客様の課題を見つけて、その課題を解決するために商品やサービスを提案する力」です。
この営業スキルを一度身に付けてしまうと、業界や商品が変わっても、そのまま応用できます。
実際に僕はIT業界の営業を経験した後、コンサル業界、セミナー業界、広告業界、人材業界というように、さまざまな業界を移動してきました。
すべての職場で仕事のベースになったのが、最初に身に付けた営業スキルです。
個人的には、営業スキルが身についたことに、1番の価値があると思っています。
アパレルを辞めて良かった理由③:広い視野で考えれるようになった
アパレルを辞めて良かった理由の三つ目は、広い視野で考えれるようになったことです。
アパレルの世界で働いていると、基本的にファッションが好きな人が集まっているので、会話の8割はファッションの話になります。
いま世の中で何が起こっているのか、これからの時代をどのように生きていくべきなのか、という話はほとんどなかったです。
営業職に転職した後の僕は、経営者や経営幹部を相手に商談することが多くなり、日ごろ触れる情報の質が大きく変わりました。
- なぜこの商品が売れているのか?
- なぜこの業界が伸びているのか?
このような視点で、世の中をみることができるようになり、何ごとに対しても広い視野で考えれるようになりました。
アパレルを辞めて良かった理由④:経営者の知り合いが増えた
アパレルを辞めて良かった理由の四つ目は、経営者の知り合いが増えたことです。
営業職に転職してからは、仕事相手の9割が経営者になったので、必然的に経営者の知り合いが増えていきました。
経営者と会社員では考え方が全然違うので、自分よりもレベルの高い人たちから、多くのことが学べたのは良かったです。
経営者たちの思考に触れることによって、会社員以外の生き方があることを知ることができます。
これは、人生に大きな影響を与えます。
アパレルを辞めて良かった理由⑤:将来の不安がなくなった
アパレルを辞めて良かった理由の五つ目は、将来の不安がなくなったことです。
営業スキルが身につくと、どこの会社でもやっていける自信がつきます。
実際に転職市場に出ている求人の7~8割は営業職の募集なので、営業経験があればどこかの会社には就職できます。
「いつでもどこでも働ける」という自信によって、将来の不安が解消されるのです。
アパレルから転職して高収入とスキルアップを実現する方法
ここまで、アパレルを辞めて良かった理由を紹介してきました。
アパレルから転職したら、年収が上がって、スキルアップもできる、ということが何となくわかってきたと思います。
では、アパレルからの転職を成功させるには、どうすればいいのか?
結論をいうと、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
僕もそうでしたが、アパレルで働いている人の多くは、アパレル以外の仕事をほとんど知りません。
そのため自分ひとりで転職しようとすると、失敗するリスクが大きいです。
- 転職したのに年収が下がってしまった…
- 転職したらブラック企業で毎日が長時間労働…
- 転職したのに会社が倒産ギリギリの状態…
このような失敗を避けるためにも、転職のプロにアドバイスをもらいながら、転職活動を進めていくのが安全です。
実際に僕も転職エージェントを利用するまで、IT業界の仕事のことをほぼ知りませんでしたし、営業職に転職するつもりもありませんでした。
僕がIT業界の営業職に転職できたのは、担当のキャリアアドバイザーの方が、僕の特性に合わせて求人を探してくれたおかげです。
おそらく自分ひとりで転職活動をしていたら、また結局アパレルに転職していた気がします…。
このような悲劇にならないためにも、アパレルから転職するときは、転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。
ただし、本気で転職する気のない方は、登録しない方がいいです。
キャリアアドバイザーは真剣に転職活動を手伝ってくれるので、あなたの転職に対する本気度が低いと、お互いのベクトルが合わず、時間の無駄になりますからね。

まとめ
最後に、アパレルを辞めて良かった理由をまとめておきます。
- 年収が200万円増えた
- 営業スキルが身についた
- 広い視野で考えれるようになった
- 経営者の知り合いが増えた
- 将来の不安がなくなった
僕は25歳のときにアパレルを辞めましたが、あのときに辞めておいて本当に良かったと思います。
25歳だと未経験から採用してくれる会社がたくさんあるので、幅広い求人の中から転職先を選ぶことができます。
年齢が上がるほど、未経験職種へのチャレンジが難しくなるので、アパレルを辞めようと思っている方は、できるだけ早く行動しましょう。