「アパレル店員から転職したい…」
「アパレル店員の将来が不安…」
「アパレル店員の給料だときつい…」
このような方に向けて記事を書いています。
アパレル店員は若者に人気の職業ですが、収入面やキャリアアップ面に不安を感じて、辞めていく人が多いです。
どれだけ仕事が楽しくても、将来どうなるかわからないと、続けたくても続けられないですよね…。
結論からいうと、アパレル店員から転職するなら「26歳まで」に行動するべきです。
その理由は、20代後半になると、未経験からチャレンジできる求人が、一気に少なくなってしまうからです。

記事を書いている僕は25歳まで年収250万円のアパレル店員でした。その後、大手上場企業の営業職に転職して年収600万円になり人生が変わりました。現在は20代30代のアパレル社員の方向けに転職に役に立つ情報を発信しています。
この記事では、僕の実体験をもとに「アパレル店員から転職して年収アップする方法」から「26歳までに行動するべき理由」までを解説しています。
この記事を読んだ後には、アパレル店員から転職するための具体的な方法がわかるので、人生をやり直すための第一歩が踏み出せます。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。

この記事の目次
アパレル店員から転職するなら26歳までに行動すべき理由
アパレル店員の仕事自体は、おしゃれな店舗で好きな洋服に囲まれて働けるので、なかなか楽しいです。
僕は26歳のときにアパレル店員を辞めましたが、決して仕事が嫌で辞めたわけではありません。
実際にアパレルで働いていたときは、「自分は特別な仕事をしているんだ!」というように自己顕示欲も満たされました。
当時は周囲の人たちに「俺はアパレルで働いているよ!」って言うと、一目置かれて優越感にも浸れましたね。
今振り返れば、なかなか恥ずかしいエピソードです。
ただ仕事自体は楽しかったのですが、年収が250万円しかなかった点や、店舗業務より上のポジションにキャリアアップできなかった点に、限界を感じるようになりました。
僕は将来のことを考えて、26歳のときにアパレルショップを辞めて、思いきって異業種に転職することを決意しました。
その後、1ヶ月ほど転職活動を続けた結果、某上場企業の営業職に転職することができました。
現在の年収は600万円まで増えたので、26歳のときに転職しておいて、本当に良かったと思っています。
あなたもアパレル店員に限界を感じているなら、とにかく行動してみてください。
自分から行動すれば、未来は意外と簡単に変わりますよ。
アパレル店員で培ったコミュニケーション力を発揮する場所を変える
アパレル店員の給料が低くなる原因は、単純に「アパレル業界で働くと稼げないから」です。
会社員の給料というのは、その会社がどれだけ儲かるビジネスをしているかと、その会社が利益をどれだけ従業員に還元しているか、で決まります。
従業員1人当たりの人件費を、業界別に比較したものにTKCグループの「BAST速報版」があります。
BAST速報版によると、業界別の人件費の違いは次のとおりです。
- 婦人服小売業:275万1,000円
- 広告業:536万5,000円
- 受託開発ソフトウェア業:568万4,000円
- 冷暖房設備工事業:647万7,000円
- 農業用機械製造業:663万6,000円
上記の数値のとおり、業界が違うだけで、人件費が2倍以上も変わる場合があるのです。
アパレル店員の方の最大の武器は「コミュニケーションスキル」ですが、この能力をどこで発揮するかが、めちゃくちゃ重要になります。
たとえば、婦人服小売業で働くか、農業用機械製造業で働くかを選ぶときに、どちらが稼ぎやすいかは一目瞭然ですよね。
僕は別に「みんなで農業用機械製造業で働きましょう!」と、言いたいわけではありません。
自分の特性や興味関心を踏まえた上で、できるだけ稼ぎやすい業界を選ぶべきだと、あなたに伝えたいのです。
アパレル店員のまま30代になると転職できないリスクがある
アパレル店員のキャリアに限界を感じている方は、できるだけ若いうちに転職しないと手遅れになることを、頭に入れておいてください。
特に30歳以上になると、未経験から採用してくれる企業が一気に減るので、遅くとも20代のうちに転職するべきです。
アパレル店員として働いている方の多くが、アパレルの仕事自体にはストレスを感じていないと思います。
この「いまの職場がそんなにきつくない」というのが、行動を先延ばしにする原因になります。
僕自身も「アパレルから転職したい」と思いながらも、1年くらい行動に移せなかったので、行動できない人の気持ちは痛いほどよくわかります。
でも、アパレル業界でこの先10年働く気がないなら、「26歳まで」に行動するのが理想です。
20代なら未経験でも転職できるチャンスはありますが、同じ20代でも、26歳と29歳とでは選考通過率が違ってきます。
未経験者を採用する企業の多くは、「社会人経験が数年ある、20代半ばの人材」を採用したいと考えるのです。
なぜならこのような人材は、入社後にイチからビジネスマナーを教える手間がなく、思考が柔軟で育てやすいからです。
あなたがもし、アパレル業界でキャリアを積んでいく気がないなら、26歳までに転職するのがおすすめです。
アパレル店員からの転職に人気なのは営業職です
アパレル店員から転職したい人は、どの職種を選べばいいのでしょうか?
結論をいうと、アパレル店員から転職するなら「営業職」がおすすめです。
その理由は、アパレル店員の経験で身に付く「コミュニケーションスキル」は、そのまま営業職でも活かせるからです。
アパレル店員の主な業務は、「お客様のニーズを把握して、そのニーズを満たすような商品やコーディネートを提案すること」です。
この業務は、営業職に転職しても、ほぼ同じです。
営業職の主な業務は、「お客様のニーズや課題を把握して、それを解決するために自社商品を提案すること」です。
つまり扱う商品ジャンルや提案相手が違うだけで、やることは変わらない、ということになります。
これらの理由から、アパレル店員は営業職に転職するべきだ、と言えます。
アパレル店員から人生をやり直したいなら、今すぐ行動しよう
もし今の段階で、あなたがアパレル店員の将来に不安を感じているなら、今すぐに行動しましょう。
ぶっちゃけ、アパレル店員を1年やっても、3年やっても、5年やっても、人材の市場価値はほとんど変わりません。
アパレル店員を続ける理由があるとすれば、「アパレル店長を経験するため」くらいですね。
しかしアパレル店長の仕事は、アパレル店員と比べて、仕事のハードさが全然違ってきます。
アパレル店長になってしまうと、目の前の仕事が忙しすぎて、もう転職どころではなくなると思います。
このような環境で働いていると、あっという間に30代になってしまい、異業種への転職はもう手遅れ…という状況になりやすいです。
もしあなたが、店長になる目標を持っていないなら、今すぐに転職活動を始めましょう。
あなたが今日やるべきなのは、とりあえず転職エージェントに登録してみることです。
