
「高卒の営業マンのは年収はいくら?」
「営業って本当に稼げるの?」
「高卒でも営業に就職できるの?」
このような疑問を抱える、高卒の方に向けて、記事を書いています。
高卒で働く人の多くが、製造業や建築業などの単純労働の仕事に就職するので、どうしても年収が低くなりやすいです。
単純労働の仕事は、従業員ひとり当たりが生み出せる利益が少ないので、必然的に従業員の給料が少なくなってしまうのです。
結論からいうと、高卒でも営業マンになれば、年収500万円ぐらいはリアルに目指せます。
営業マンは自分の頑張り次第で、成果を出すことができるので、営業スキルを高めて多くの契約をとり、会社に大きな利益をもたらすことができれば、年収も上がっていくのです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
この記事では、「高卒の営業マンが年収500万稼げる理由」から「高卒が営業マンに就職する方法」までを解説しています。
この記事を読めば、高卒から稼げる営業マンになるために、具体的に何をするべきかがわかります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
※『自分に向いてる仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
この記事の目次
高卒でも営業マンなら年収500万稼げる理由【体験談あり】
厚生労働省が発表した「平成29年賃金構造基本統計調査」によると、高卒の平均年収は「男性:290万円」「女性:210万円」となります。
日本全体でみると、平均年収は「男性:506万円」「女性:352万円」となるので、高卒の平均年収は相対的に低いことがわかります。
また高卒で働く人の初年度の平均年収は180万円程度、20代の高卒の平均年収は210万円程度といわれています。
たとえば、高卒の年収が180万円だとすると、月給は15万円となり、そこから税金などが引かれて、最終的に残る手取りは約13万円になります。
大卒の平均年収は250万円程度といわれているので、仮に大卒の年収を240万円と考えると、月給は20万円となり、そこから税金が引かれて、残る手取りは約17万円です。
つまり、高卒と大卒の手取り月収の差は約4万円、ということになります。
高卒と大卒とでは、生涯年収の差が4000万円ほどあるともいわれているので、高卒の人は自分の周りにいる高卒と同じように働いてしまうと、あまりお金を稼げないのです。
仮に60歳まで働き続けると考えると、高卒は大卒よりも4年間多く働いているのに、生涯年収が4000万円も大卒より低いというのは、ちょっと納得できませんよね。
でも世の中には、高卒でも大卒より稼いでいる人はたくさんいるので、働く場所を間違えなければ、高卒でも稼ぐチャンスは十分にあるということです。
高卒の営業マンは本当に稼げる?
お金を稼ぎたい高卒の人に、おすすめの職種は「営業職」です。
高卒の営業は本当に稼げるの?
このような疑問を抱く人も、多いと思います。
厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、高卒の営業マンの平均初任給はこのようになります。
- 高卒の初任給:15.9万円~16.8万円
- 高卒の初年度の年収:222万円~235万円
ちなみに、大卒の営業マンの平均初任給はこちらです。
- 大卒の初任給:20.5万円~21.1万円
- 大卒の初年度の年収:287万円~295万円
高卒と大卒の平均初任給を比較すると、結構差があるように思います。
しかし営業職のいいところは、学歴よりも結果を重視してもらえることです。
多くの会社では、営業マンの給料の中に歩合(インセンティブ)というものが設定されており、基本給にプラスして、成果に応じた報酬が支払われます。
そのため高卒の人でも、営業に就職すれば、年収400万円~年収500万円くらいはリアルに目指せます。
記事を書いている僕は、26歳のときに、フリーターから営業マンに転職していますが、営業マンの6割くらいが高卒で、20代で年収500万円稼ぐのは普通でした。
つまり営業マンなら、高卒でも十分稼ぐチャンスはあるということです。
営業マンは高卒でもできる?【未経験から採用されるコツ】
「営業は高卒でもできるのか?」
このような不安を抱える、高卒の人も多いと思います。
結論からいうと、営業は高卒でもできます。
実際に僕がフリーターから営業に転職したときは、営業マンの6割以上が高卒でした。
会社が営業マンに求めることは、契約をとってきて会社に利益をもたらすことなので、極論をいうと、結果さえ出していれば何も言われないのです。
会社が求める数値目標を達成していれば、それに見合った報酬がもらえるので、高卒や大卒などの学歴はいっさい関係ありません。
ただし世の中には、大卒以上じゃないと採用しない、という会社もあるので、高卒の人たちは「学歴不問」「高卒以上」という求人条件を提示している会社を選ぶべきです。
高卒を営業として採用しようと考える会社は、学歴ではなくポテンシャルを重視して採用するので、応募書類や面接でコミュニケーション能力や仕事に対する意識の高さをアピールできれば、採用される可能性が高いです。
明るく元気で笑顔が多い人は、コミュニケーション能力が高いと思われやすいので、普段の1.5倍ぐらいのテンションで面接を受けると、採用担当者から好印象を持たれます。
また目標を達成した経験や、目標達成に向けて努力した経験も、企業からの評価が高いので、過去の経験を振り返って、面接で話せるようにしておきましょう。
部活を頑張った、アルバイトを頑張ったなど、人生の中で「これは頑張った!」と自信を持って言えることがある人は強いです。
ぶっちゃけ高卒の営業マンってきついの?
「高卒の営業ってきついんじゃないの?」
初めて営業に挑戦する人は、このような不安も出てきますよね。
どんな仕事にも、楽しい部分ときつい部分があるので、「営業はきつそうだから辞めておこう」と考えるのではなく、営業のメリットとデメリットを比較してから判断しましょう。
これは営業への就職に限った話ではなく、どんな職種に就職するときも、共通していえることです。
では、営業のメリットとデメリットとは何か?
▼営業のメリット
- 年収アップのチャンスがある
- コミュニケーションスキルが身につく
- 視野が広がって自分にできることが増える
- 業務改善能力が身につく
- ビジネスマナーやビジネスの基礎知識が身につく
- 市場価値が高まって転職しやすくなる
- 将来的に起業も視野に入る
▼営業のデメリット
- 成果が出せないと年収は上がらない
- 目標達成に対するプレッシャーがある
- 思考停止でやれる楽な仕事ではない
- 社内外で人と関わらなければいけない
メリットとデメリットを比べて、どう思うかは人それぞれなので、正解も不正解もありません。
世の中には、楽に稼げる仕事はないので、お金を稼ぎたいと思うなら、多少のプレッシャーはありますし、報酬に見合う努力も必要なのです。
ここで挙げたデメリットをみて、「やっぱり自分には営業は無理だ…」と思うなら辞めておいた方がいいですね。
その反対に「年収アップのためなら頑張れる!」と思うなら、ぜひ営業職に挑戦しましょう。
営業に就職して、半年から1年本気で取り組めば、結果は付いてくると思いますよ。
高卒から営業に転職したい方におすすめの就職方法とは?
高卒が営業に就職するためには、どうすればいいのか?
結論からいうと、高卒の人は自分ひとりで就活しない方がいいです。
高卒の人の多くは、就職活動の経験があまりないので、応募する企業の選び方や応募書類の作り方、面接の受け方などの知識が少ないです。
そのため高卒の人が、自分ひとりで就職活動をすると、高卒を採用していない会社に応募してしまったり、空白だらけの応募書類を作ってしまったり、面接で失敗してしまったり…、ということになってしまいます。
では、高卒の人はどのように就職活動をすればいいのか?
高卒が営業に就職するときにおすすめの方法は、高卒の就職に強い転職エージェントを利用することです。
高卒に特化した転職エージェントを利用すれば、高卒でも営業に採用してくれる会社のピックアップから、応募書類の作成や面接対策までを手厚くサポートしてもらえます。
転職エージェントには企業に関する独自の情報があり、どのような書類を作成すれば書類通過しやすいか、面接で何を質問されるか、などを知っているので、自分ひとりで企業に応募するよりも、選考通過率が高くなります。
「どうしても高卒から営業に就職したい!」と思っている方は、とりあえず転職エージェントに相談してみましょう。
まとめ:高卒は営業に就職するのが1番コスパ高い
高卒の人が稼ぐためには、現実的に考えて、営業職に就職するのがおすすめです。
営業職を選べば、高卒でも年収500万円ぐらいは、リアルに目指せます。
初めて営業にチャレンジする人は、いろいろな不安もあると思いますが、一度営業を経験してしまえば、別になんてことありません。
高卒から人生を逆転させたいと考えている方は、自分の将来の可能性を知るためにも、一度転職エージェントに相談してみましょう。
待っているだけでは、人生は何も変わりません。
ぜひこの機会に行動してみてくださいね。
