警備員 辞めたい

警備員を辞めたい人『警備員をやってきたけど体力面や将来性を考えるとこれ以上は続けられない…。警備員から転職するのに良いタイミングってあるの?』

このような方に向けて、記事を書いています

結論からいうと、警備員を辞めたいと思ったら、退職したい日の2ケ月前までに、上司に退職の意向と退職日を伝えればOKです。

その理由は、2ヶ月あれば人材確保や引継ぎができるので、警備会社に迷惑をかけずに退職できるからです。

とはいえ、研修中や即日退職はリスクが高いので、我慢できそうなら続けた方が安全です。

短期離職をすると、次の転職が難しくなってしまいます。

なぜなら、ほとんどの採用担当は『うちに入社してもすぐ辞めるんじゃないの?』と思いますからね。

また警備員の中には、バックレて辞めてしまう人も多いですが、退職の仕方が悪いと次の転職にも影響が出るので、最後はきれいに辞めるのが理想ですよ。

ドフラ
こんにちは。26歳までフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、IT企業に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

ということで、今回は『警備員を辞めるタイミング』から『警備員を辞めるまでの流れ』までを解説していきます。

それでは、さっそく見ていきましょう〜。

『自分に向いてる仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

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警備員を辞めるタイミングはいつ?研修中と即日退職はリスクが高い!

『警備員を辞めたい!』と思ったら、まず退職日から逆算してスケジュールを立てていきましょう。

『いつ退職するのか?』『転職できる見込みはあるのか?』『引継ぎに必要な期間はどれくらいか?』などを考えていきます。

また警備員から転職するときに重要なのが、『なぜ警備員を辞めたいのか?』です。

自分が警備員を辞めたい理由が明確になっていないと、また転職先でも同じ理由で辞めることになりますからね。

ここからは、警備員が辞める理由で多いものを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

体力がきつい!警備員は体力勝負です

警備員の仕事をする上で、体力は重要です。

警備員は屋外で立ちっぱなしの仕事や、長時間座りっぱなしの仕事など、肉体を酷使する仕事が多いので、足腰に負担がかかります。

さらに警備員の仕事には夜勤や24時間勤務などもあるため、生活リズムが乱れて体調を壊す人もいます。

年齢が上がると身体への負担も大きくなるので、これが原因で警備員を辞める人も多いです。

仕事が単調で耐えれない!警備員は刺激がない

警備員の仕事は基本的に単調で、毎日同じ業務のくり返しです。

そのため、新しいことが好きな人や刺激が欲しい人には、警備員の仕事は向いていません。

仕事がつまらないと体感時間が長くなるので、本当に退屈な毎日を過ごさなければいけません。

警備員の仕事には『1日中入り口で立ってるだけ』という仕事が、実際にありますからね。

待遇が割に合わない!警備員の給料は安いです

警備員の中には、『業務量に対して給料が少なすぎる!』という不満を持つ人も多いです。

警備員の特徴として、『とにかく拘束時間が長い』というのがありますね。

実際に24時間勤務、36時間勤務、72時間勤務…という過酷な現場もあります。

警備員は20代でも年収500万円稼げますが、その分、拘束時間は異常に長いのです。

社内体制がひどかった!ブラックな警備会社もあります

警備業界は警備業法によって厳しく規制されていますが、警備会社の中にはブラックな会社もあるようです。

実際に警備員の中には、『休日出勤を強制された…』『研修がほとんどなかった…』という理由で辞める人もいます。

その警備会社がブラックかどうかは、入社前に確認できる部分もあります。

電話の対応や面接官の態度が悪い警備会社は、社内環境も悪いことが多いので、ここは入社前に確認しておきたいですね。

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警備員を辞めるタイミングはいつが良いの?

警備員を辞めるタイミングは、あなたが『警備員を辞めたい!』と思った瞬間です。

ただし『今日で警備員を辞めます!』と言って、突然辞めるのはNGです。

警備員を辞めるなら、退職日の2ケ月前には、上司に退職の意志と退職希望日を伝えておきましょう。

ここからは、警備員を辞める時の注意点を伝えておきますね。

2ケ月前に退職願を出すのが理想

警備員を辞める時は、2ケ月前に上司に退職願を出すのが理想です。

退職するためには、備品の返却や引継ぎ、退職手続きなどが必要になるため、ある程度は余裕を持って、上司に退職の意志を伝えるべきです。

ただし、そこまで待てない人は、2週間前に退職する旨を伝えれば、法律上は退職できます。

でもこの辞め方は後味が悪いので、余裕を持って退職したいところです。

自分の身体を最優先に考えよう

とはいえ、普段の長時間勤務や肉体労働の影響で身体が限界…という人もいると思います。

このような方は無理せず、自分の身体を最優先に考えて、今すぐに警備員を辞めたほうが良いです。

無理して警備員を続けた結果、身も心もボロボロになって、その後ニートを1年間続けてしまった…という人もいますからね。

警備員をバックレるな!これは最悪の辞め方です

世の中的には、警備員はバックレて辞める人が多い、と言われています。

バックレる人は、想像力が足りてないのです。

警備員をバックレると、当日にほかの警備員が急遽呼び出されたり、警備会社が安否確認で家族や警察に連絡したり…と大ごとになります。

警備会社に直接伝えるのが嫌でも、最低でも電話連絡だけはしておくべきですね。

ちゃんと退職しておかないと、次の転職に悪影響が出ます。

警備員の備品代は戻ってくるの?

警備員には制服や誘導棒、夜行チョッキなどの備品が貸与されますよね。

多くの警備会社では、制服や備品の代金は、預かり金として給料から差し引かれます。

そのため退職するときに、備品変換と引き換えに預かり金が返ってくるので、確認しておきましょう。

ただしブラック警備会社では、これが返ってこないこともあります…。

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警備員を研修中に辞めるときの注意点

警備員を辞める人の中には、研修中に辞めてしまう人もいます。

ただし研修中に辞めると、手当がもらえない警備会社もあるので、事前に確認しておきましょう。

研修中でも研修手当を支給する警備会社がほとんどですが、中には『研修後の勤務〇日後に手当を支給する』という規定のある会社もあります。

警備会社としては、研修手当だけもらって辞められると、マイナスでしかないですからね。

研修中に警備員を辞める場合は、ここをしっかり調べておいてくださいね。

警備員を辞める流れとは?

警備員を辞めたいと思っても、バックレたり、電話一本で終わらせるのはマナー的に最悪です。

警備員を退職する理由は、人によって様々だと思います。

でも辞める時は、しっかり手順どおりに退職しないと、次の転職活動に影響が出ます。

『終わり良ければ総て良し』という言葉もあるので、最後はきれいに辞めるのが理想です。

警備員の正社員が会社を辞める時は、転職活動もセットになるので、退職手続きと転職活動を同時進行するために、スケジュール調整が必要です。

上司に退職日や退職の意思を伝えるタイミングは、退職日の2ヶ月前が理想です。

警備会社の立場で考えると、後任の人員を確保しなければいけないので、余裕を持って退職を把握したいですからね。

退職することを伝える相手は直属の上司で、有給消化や退職日までのスケジュールも話し合っておくべきです。

退職の意向だけを伝えても、話が前に進まないことも多いので、しっかりと期日を決めて動くことが大切です。

退職日の1ヶ月:退職届の提出・業務の引継ぎ

退職日の1ヵ月前には、退職届を上司に提出しましょう。

退職届が受理されたら、そのまま引き継ぎ業務になりますが、警備員はそれほど引き継ぐことがないので、ぶっちゃけ引継ぎ業務はほとんどないです。

退職日の2週間前:社外への挨拶まわり・荷物整理

退職日の2週間前までには、担当施設や現場関係者など、社外で関わった方に挨拶まわりをします。

勤務先に私物があれば整理しておき、スムーズに退職できるように準備しておきましょう。

退職日:社内への挨拶まわり・必要書類の受け取り・備品返却

退職日当日は、社内でお世話になった方に挨拶まわりをしつつ、必要書類の受け取りや備品返却をします。

退職時に会社へ返却するものは、次のとおり。

  • 健康保険被保険者証(保険証)
  • 社員証(名札、カードキー)
  • 仕事道具(制服、その他会社から支給されたもの)

退職時に会社から受け取るものは、次のとおり。

  • 離職票(※失業保険の給付に必要。手続きに時間がかかるので退職日以降に渡されることが多い)
  • 雇用保険被保険者証(※会社保管の場合)
  • 年金手帳(※会社保管の場合)
  • 源泉徴収票(※年末調整に必要な書類、転職先に提出する)

警備員を辞める人は退職願と退職届の違いを理解しておこう

退職願と退職届は同じような意味に思えますが、提出の仕方を間違えると、正常に退職できないこともあるので、注意してくださいね。

退職願は『退職しようと思うのでよろしくお願いいたします』と伝えるための書類なので、この書類を提出しても契約解除にはなりません。

口頭だけで退職の意志を伝えるのは弱いと思うときに、退職願を提出します。

退職届は『退職者が労働契約を解約するときに提出する書類』で、受理された時点で退職が決定します。

ただし提出後は退職を撤回できないので、退職の意志が決まってから提出するものです。

まとめ

この記事のまとめです。

  • 警備員を辞めるのは辞めたいと思った瞬間
  • 退職日の2ケ月前に退職の意志を伝えて辞める
  • そこまで待てない人は2週間前に伝えて辞める
  • 研修中に辞めると手当がもらえないこともある
  • 退職手続きと転職活動は同時進行でやる
  • 退職願→退職届の順番に提出する
  • 警備員をバックレたら絶対ダメ!最低でも電話する
  • 最小限の迷惑できれいに辞めるのが理想

警備員を辞めたい人は、ぜひ今回の内容を参考にして、退職の手続きを進めていってくださいね。

転職活動も同時進行でやらないと、離職期間ができてしまうので、スケジュール調整も大切です。

理想は転職先の内定をもらい、入社予定日から逆算して退職手続きを進めていくことです。

退職手続きを進めながらの転職活動は大変なので、転職エージェントの無料転職サポートを利用するのもおすすめですよ。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する無料適職診断テストを受けるのがおすすめですよ。
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