
『フリーター生活はもう限界だ…』
『今すぐに正社員になりたい…』
『でも就職が決まらない…』
このような方に向けて、記事を書いています。
なんとなくフリーターになったら、いつの間にか自分以外はほとんど正社員になっていた…という方は多いです。
フリーターは楽かもしれませんが、20代後半の自分の未来を考えると、ちょっと不安になりませんか?
実際に多くのフリーターが、20代のうちに正社員に就職しています。
でも中には、なかなか就職が決まらない…という方もいると思います。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、IT企業に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
この記事では、『就職が決まらないフリーターの8つの特徴』を解説していきます。
この記事を読めば、『就職が決まらない…』という悩みの解決策がみえてくると思います。
それでは、さっそく見ていきましょう~。
※『自分に向いてる仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
この記事の目次
就職が決まらないフリーターの8つの特徴【就活で失敗する理由は?】
世の中には、就職が決まらなくて悩んでいるフリーターの方が、たくさんいます。
『フリーターの就職は厳しいよね!』
『フリーターが正社員に就職するのは難しいでしょ!』
友達や家族に就職できない悩みを相談して、このようなことを言われると、かなり落ち込みますよね…。
あなたの就活の参考になるように、今回は『就職が決まらないフリーターの8つの特徴』を紹介しています。
結論をいうと、次の8つですね。
・就職する目的が決まってない
・人生ラクしたい気持ちが捨てきれない
・正社員で働くことの恐怖心が大きい
・不平不満ばかり言って行動に移せない
・自分の立場を客観視できていない
・逃げ道ばかりを探してしまう
・親の意見に振り回されてしまう
・ビッグマウス発言に行動が伴っていない
フリーターは『正社員経験がない』『スキルがない』『知識がない』などの不利な点もありますが、就職が決まらない理由は意外と初歩的な問題だったりします。
ここからは、『就職が決まらない人の特徴』をそれぞれ解説していきますね。
就職する目的が決まってない
就職が決まらないフリーターは、そもそも『就職する目的』が決まっていません。
これは、アニメグッズ専門店でアルバイトをする『Aさん(24歳男性・仮名)』の事例です。
同級生の友達が正社員で活躍する姿をみて、『このままではマズい…』と思って就活を始めたものの、毎回面接で落とされていました。
Aさんは落選理由について『いつも面接の途中で話せなくなって固まってしまうこと』と言っていました。
面接で固まるタイミングは、志望動機や就職理由を聴かれるときです。
『なぜうちの会社に入りたいのですか?』
『なぜ正社員になりたいのdすか?』
これらの質問に対して、しっかり答えられないとのこと。
志望動機や就職理由が答えられない理由は、就職する目的が定まっていないからです。
ちなみに、企業の採用担当が面接で重視する質問は、志望動機と就職理由です。
ここが不明確だと、入社した後で、すぐに辞められるリスクがありますからね。
就職できなくて悩んでいるなら、まずは『就職する目的』を明確にしておきましょう。
人生ラクしたい気持ちが捨てきれない
就職が決まらないフリーターは、『人生ラクしたい気持ち』が捨てきれていません。
これは、焼き肉店でアルバイトをする『Bさん(20歳男性・仮名)』の事例です。
Bさんは大学の授業についてけず、大学2年生のときに大学中退の道を選びました。
それから3ヶ月ほどニート生活を送り、親から『そろそろ働け!』と言われて、とりあえず焼き肉店のアルバイトに就職しました。
しかし、親から『フリーターをやるなら看護師の専門学校に行くか、正社員に就職しろ!』と言われ、しぶしぶ就活を始めたのです。
親にお尻を叩かれて始めた就活なので、『フリーターのままでも別にいいでしょ』という気持ちが消えませんでした。
フリーター生活はラクなので、よほど衝撃的な出来事がないと、わざわざ正社員になろうとは思わないんですよね。
実際に危機的状況に置かれていない本山翔さんは、今でも焼き肉屋のアルバイトを続けています。
正社員で働くことの恐怖心が大きい
就職が決まらないフリーターは、『正社員で働くこと』の恐怖心が大きくなってしまっています。
これは、コンビニでアルバイトをする『Cさん(26歳男性・仮名)』の事例です。
Cさんは高校を卒業後、一度は工場に就職したのですが、職場の人間関係が理由で、入社3ヶ月で退職しました。
その後は、コンビニでアルバイトを続け、気づけば年齢が26歳になっていました。
30歳までのカウントダウンが始まったので、『さすがにフリーターのままだとヤバい…』と思って就活を始めました。
しかし、いざ求人に応募しようとすると、正社員で働くことに対する恐怖心が大きくて、何社も途中で選考を辞退しまったのです。
正社員で働いていたときの嫌な記憶が強いと、なかなか就職に踏み出せなくなります。
職場の人間関係は運なのでコントロールできませんが、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談したり、知り合いに紹介してもらったりするなど、何かしらの方法を試してみるといいかもです。
不平不満ばかり言って行動に移せない
就職が決まらないフリーターは、不平不満ばかり言って、行動に移せません。
これは、学習塾でアルバイトをしている『Dさん(23歳男性・仮名)』の事例です。
Dさんは金銭的な理由で大学を中退後、フリーター生活を続けていました。
しかし年齢的に新卒の年齢を過ぎたこともあり、そろそろ正社員に就職しようと思って就活を始めました。
実際に就活を始めてからは、複数の会社から内定をもらったのですが、どこにも就職しませんでした。
Dさんは『A社は給料が安い』『B社は面接官の印象が悪い』『C社は業界的に将来性が不安』などの不平不満を並べて、結局どこにも就職せず、フリーターを続けています。
おそらく本音の部分では『就職するのが怖い』のだと思いますが、行動できないと人生は何も変わりません。
むしろフリーターを続けることは、人生にデメリットしかないですからね。
正社員に就職するためには、不平不満を言って自分を守るのではなく、思いきって一歩踏み出してみる勇気が必要なのです。
自分の立場を客観視できていない
就職が決まらないフリーターは、『自分の立場』を客観視できていません。
これは、カラオケ店でアルバイトをする『Eさん(22歳男性・仮名)』の事例です。
Eさんは大学の授業についていけず、大学3年生のときに大学中退の道を選びました。
その後、フリーターを続けていましたが、年齢が大学卒業の22歳になったこともあり、『自分も大卒と同じタイミングで就職しよう!』と決意しました。
しかし実際に就活を始めてみると、自分の納得できる仕事が見つからず、かなり不満を抱いていました。
Eさんは理系の大学に通っていたこともあり、大手企業の理系分野の仕事を中心に探していたのですが、そんな求人はほとんどなかったのです。
それもそのはず、そのような大手企業の多くは、大卒の新卒社員しか採用していませんからね。
ぶっちゃけフリーターからの就職だと、選べる仕事は限られてきます。
フリーターから正社員を目指すなら、『未経験から挑戦できる求人』に応募しないと、そもそも採用してもらえないのです。
少し厳しいことを言うと、大学を中退してしまったら、自分を大卒の新卒と同じだと思わない方が良いです。
世の中的には、大学中退だろうが、フリーターはフリーターとしてしか見られません。
就職できなくて悩んでいる方は、自分の立場を客観的に考えてみてください。
現実を受け止めた上で、自分の可能性を最大に広げられる就職先を探していきましょう。
逃げ道ばかりを探してしまう
就職が決まらないフリーターは、『逃げ道ばかり』を探してしまいます。
これは、スポーツインストラクターのアルバイトをする『Fさん(22歳男性・仮名)』の事例です。
Fさんは専門学校を卒業後、一度はスポーツインストラクターの正社員に就職したのですが、業務内容に不満を感じて6ヶ月で退職しました。
その後は、正社員ではなくアルバイトとして、別のスポーツジムでインストラクターとして働いていました。
しかし年齢的に同級生が正社員になる姿をみて、『自分もこのままじゃいけない』と思って就活を始めました。
これまでスポーツジムで働いてきましたが、1社目を退職したこともあり、もうスポーツインストラクターの正社員はやりたくない…と考えていました。
ほかの業界の正社員になるために、就活を続けていましたが、Fさんの頭の中は、次のような感情がぐるぐる回っていました。
『朝早く起きれないかもしれない…』
『正社員は責任があるからプレッシャーかも…』
『大した経験がないのにやっていけるかな‥』
上記のとおり、ネガティブな感情があふれてしまい、最終的に正社員になる道から逃げてしまいました。
フリーターから正社員になると大変なことはありますが、それ以上に手に入るものが大きいので、自分をいかにポジティブな感情にできるかがポイントですね。
親の意見に振り回されてしまう
就職が決まらないフリーターは、『親の意見』に振り回されています。
これは、引越し会社でアルバイトをする『Gさん(23歳男性・仮名)』の事例です。
Gさんは大学を卒業後、公務員になることを目指して、2年間勉強と試験に取り組みましたが、結局受かりませんでした。
その後は、フリーターを続けつつ、公務員に再挑戦するか、正社員に就職するかを迷っていました。
しかし自分の学力に限界を感じて、公務員に見切りをつけて、正社員になるために就活を始めました。
いろいろな企業の面接を受けて、数社から内定をもらったのですが、親から言われた『そんな会社はやめとけ!』のひとことで全て辞退…。
いわゆる『親ブロック』ですね。
ぶっちゃけ親の時代と今とでは、就職の状況は全く違うので、親の言うことをそのまま鵜呑みにするのは危険ですね。
たとえば、IT業界を完全に理解している、50代60代の親はどれくらいいるのでしょうか?
IT業界は今後も伸びる市場ですが、親がIT業界を知らないという理由で『そんな業界はやめとけ!』と言ってきたら、就職する本人の可能性が潰れてしまいますよね。
もちろん親は大切な存在ですが、親の言うことが100%正しいかどうかは、自分の頭で判断しなければいけません。
ビッグマウス発言に行動が伴っていない
就職が決まらないフリーターは、『ビッグマウス発言』に行動が伴っていません。
これは、スナックでアルバイトをする『Hさん(22歳女性・仮名)』の事例です。
Hさんは『大学の授業がつまらない』という理由で、大学3年生のときに大学中退の道を選びました。
その後は、フリーターを続けていましたが、スナックに来る客層に経営者が多かったこともあり、その影響を受けて『自分も経営者になりたい!』と考えるようになりました。
経営者になるためには正社員の経験が必要だろうと思い、就活を始めたのですが、自分の納得できる仕事は見つかりませんでした。
Hさんは『将来経営者になりたいです!』『起業するために成長したいです!』と口では言いつつも、いざ求人を選ぶときは『完全週休2日制の土日休みじゃないと嫌だ』『残業は絶対にしたくない』などの条件を挙げていました。
ビッグマウスな発言をするのは良いのですが、そこに行動が伴わないなら、自分の本音と正直に向き合う方が無難ですね。
ぶっちゃけハードワークをする覚悟がないなら、あえて経営者になる道を選ばなくてもいいかもしれません。
なぜなら経営者は、正社員の何十倍も大変ですからね…。
まとめ:就職が決まらないフリーターの特徴
最後に『就職が決まらないフリーターの8つの特徴』をまとめておきます。
- 就職する目的が決まってない
- 人生ラクしたい気持ちが捨てきれない
- 正社員で働くことの恐怖心が大きい
- 不平不満ばかり言って行動に移せない
- 自分の立場を客観視できていない
- 逃げ道ばかりを探してしまう
- 親の意見に振り回されてしまう
- ビッグマウス発言に行動が伴っていない
今回は、実際に話を聴いたフリーターの体験談をもとに『就職が決まらない人の特徴』を紹介しました。
これらをみて、意外と初歩的な内容が多いと思いませんか?
シンプルに言うと『就職する覚悟ができていない』のです。
フリーターが就職できないのは外部要因ではなく、内部要因のせいです。
つまり、自分に原因があるということですね。
ですから『就職が決まらない…』と悩んでいる方は、一度自分を見つめなおしてみてください。
『自分はなぜ就職したいのか?』
『就職して何を手に入れたいのか?』
『どんな人生が理想なのか?』
これらを自問自答してみると、就職する目的が明確になるので、就活にも迷わなくなりますよ。
とはいえ、自分ひとりは決められない…という方もいると思うので、そのような方は転職エージェントを頼るのがおすすめです。
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが親身になってカウンセリングをしてくれるので、自分の進むべき道がみえることもあります。
ちなみに、転職エージェントはすべて無料で利用できますし、カウンセリングを受けたからといって絶対に就職しなければいけないということもないので、あなたのリスクはゼロですよ。
『どうしても正社員に就職したい!』という方は、ぜひこの機会に行動してみてくださいね。
