フリーター 志望動機

「フリーターの志望動機をつくるときのコツが知りたい…」
「フリーターから正社員に就職したい…」
「いつも面接で落とされる…」

このような方に向けて記事を書いています。

結論からいうと、フリーターが志望動機をつくるときのコツは2つあります。それは「企業理解をしておくこと」と「自己分析をしておくこと」です。

志望動機をつくるときは「御社のココがすごい!」という企業の魅力と「自分にはコレがある!」という自分の強みを結びつけることが重要です。

正社員経験のないフリーターは具体的に示せる実績やスキルがほとんどありません。

僕もフリーターだったので、就活中は何もアピールできるものがないと思っていました。

しかし志望動機のクオリティが高ければ、フリーターでも正社員に就職できます

ドフラ
こんにちは。26歳までフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、IT企業に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

今回は「フリーターが志望動機を工夫して正社員に就職する方法」について解説していきます。

3分で読める内容なので、それではいきましょう。

『自分に向いてる仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

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フリーターが志望動機を工夫して正社員に就職する方法

求職者を採用するかどうかをジャッジするのは、応募企業の採用担当です。

ですから内定を獲得するためには「採用担当がどんな人を採用するのか?」を知っておく必要があります。

では採用担当はどんな人を採用するのでしょうか?

企業がどんな人を採用するかを調べるのに効果的なのが、採用サイトや求人情報に掲載されている「求める人物像」です。

「企業が求める人物=あなた」という図式になっていれば、あなたが採用される確率は高くなります。

「企業が求める人物=あなた」ですよ、と応募企業に伝える手段が志望動機なのです。

フリーターが志望動機をつくるときのコツは、「企業理解をしておくこと」と「自己分析をしておくこと」の2つです。

ここからはそれぞれ解説していきます。

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フリーターの志望動機は応募企業を理解してからつくる

フリーターが正社員経験のある他の求職者に選考で負けないためには、志望動機のクオリティで差をつけるしかありません。

志望動機をつくり込むためには、応募企業を深く理解しておく必要があります。

応募企業の「業界」「職種」「会社」のことをしっかりと調べて、3つの切り口から志望動機を話せるようにしておきましょう。

▼志望動機の3つの切り口 

  • この業界を志望する理由:〇〇が好きだから。〇〇業界の今後の将来性。
  • この職種を志望する理由:手に職がつく。自分が関わったものが世の中に出回る。やりがいがある。
  • この会社を志望する理由:ダイナミックな仕事ができる。若くても出世できる社風。 

ここでの注意点は「自分よがりになりすぎないこと」と「御社に貢献します感を出しすぎないこと」です。

  • 自分よがりの志望動機→入社後も要求ばかりで仕事をしない人だと思われる
  • 御社に貢献します感が強い→発言が軽いと思われて本心かを疑われる

ですから志望動機を伝えるときは、あなたにもメリットになるし、御社にもメリットになるというバランスが重要になります。

フリーターが企業理解を深めるための2つのコツ

フリーターが企業理解を深めるためには2つのコツがあります。

▼企業理解を深めるための2つのコツ

  • どういった事業でお金を儲けているかを把握する
  • どんな人材が生き生きと働ける会社かを把握する 

企業のホームページや業界のニュースを確認すれば、どういった事業でお金を儲けている会社かがわかります。

お金を儲けている事業で求められる能力を想像して、自分の得意分野で活かせることがあれば、アピールポイントになります。

「OpenWork」などの就職に関する口コミサイトをチェックすれば、どんな人材が応募先の企業で生き生きと働けるのかがわかります。

さらに口コミサイト内の離職理由を確認すれば、応募先の企業に向いていない人材も把握できるので、自分がその会社に向いているかどうかもチェックできます。

「企業が求める人物像」は必ずチェックする

「企業が求める人物=あなた」というのを面接官に伝えられたら、内定を獲得できる確率がグッと高くなります。

ですから「企業が求める人物像」を事前に必ずチェックしておきましょう。

企業が求める人物像をチェックしておかないと、的外れな志望動機をつくってしまって落選する、というリスクがあります。

「企業が求める人物=あなた」となるように、面接官がイメージしやすいエピソードを含んだ志望動機をつくるのがコツです。

▼求める人物像と志望動機の結び方

  • 誠実な人を求める→真面目に取り組んだエピソードを伝える。
  • 達成意欲の高い人を求める→部活などで目標を設定し、努力して達成したエピソードを伝える
  • コミュニケーション能力を求める→チームをまとめていた経験や友達と何かを計画して実行したエピソードを伝える。 
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フリーターの志望動機は自己分析してからつくる

フリーターがクオリティの高い志望動機をつくるためには、自己分析をしておくのは必須です。

自己分析をして自分の強みや得意なことを把握して、これを評価してもらえる会社に入社するのがベストです。

面接官が知りたいことは「志望動機」「挫折経験」「これまでに力を入れたこと」です。

▼面接官が知りたいこと

  • 志望動機:会社にお金をもたらせる雇う価値のある人材か?
  • 挫折経験:会社でのストレスに耐えられる人材か?
  • 力をいれたこと:社内で自主的に仕事ができる人材か? 

フリーターの志望動機の中で面接官がチェックしていること

自己分析をするときのコツは、やりたいことではなく得意なことに注目することです。

面接官は求職者のやりたいことに興味がありません。面接官が知りたいのは「求職者が雇う価値のある人材かどうか?」だけです。

自己分析をして「自分の強み=企業が求める人物」にできると、フリーターが正社員に就職するのも現実味を帯びます。

面接官が求める志望動機のエピソードは4つです。

▼面接官が求める4つのエピソード

  • 自主的に動ける人間か?が伝わる話
  • 他社と協働できる人間か?が伝わる話
  • 数的成果を出せる人間か?が伝わる話
  • 年上に気に入られる人間か?が伝わる話 

自分の強みをアピールするときは「これまでの経験から得た強みを活かして~」のような漠然とした伝え方をしてはいけません。

「〇〇の強みを活かして~」のように具体的な内容を伝えることが重要です。

また日本企業は愛社精神を大切にする特徴があるので、「成長したい」より「御社に利益を生み出したい」といった表現が好まれます。

志望動機で好印象を持たれやすいのは「個人的な経験を踏まえて説得力のあるエピソードを話しているか?」と「技術や知識があって熱意が伝わるエピソードがあるか?」です。

フリーターが面接で落選する理由

ここまで話してきた内容を取り組んだ方は大丈夫だと思いますが、フリーターが面接で落選する理由をまとめておきます。

▼フリーターが面接で落選する理由 

  • 身だしなみがだらしない
  • 社会常識がない
  • 頭の回転が遅い
  • 理解能力が低い
  • 会社の製品やサービスを理解していない
  • どんな会社かを理解していない
  • チームワークが欠けている
  • 御社が第一志望だと言わない
  • 志望動機が浅い
  • 覇気がない
  • 姿勢が悪い
  • なんかウチっぽくないと思われた 

求職者が自社に合うかどうかを最終的に判断するのは、面接官や人事担当、社長になります。

全員が普通の人間なので「合うか、合わないか?」を感覚で判断する部分もあります。そこは相性の問題なので対策のしようがありません。

しかし気を付ければ避けられる初歩的な落選理由も多いので、それで落選するのだけは避けたいですね。

人事担当の4割は顔採用といわれています。ここでの顔とは男前とか綺麗とかではなく、好印象を持ってもらえるかどうかです。

「清潔感がある」「さわやか」「好感が持てる」などの印象は、意識すればある程度のレベルまで持っていけます。

面接を受けるときのコツとしては、本命の選考の前に面接に慣れておきたいので、本命の前に本命以外の企業の選考を受けておくのがおすすめです。

なぜなら面接の練習にもなりますし、選考の過程で企業に魅力を感じて、本命以外が本命になることもあるからです。

まとめ

最後に「フリーターが志望動機を工夫して正社員に就職する方法」をまとめておきます。

  • 企業理解をしてから志望動機をつくる
  • 志望動機は業界・職種・会社の3つの切り口で用意する
  • 企業が求める人物像は必ずチェックする
  • 自己分析をしてから志望動機をつくる
  • 面接官が何をチェックしているかを理解しておく
  • 自分の経験談をエピソードに含めて説得力を高める

フリーターが正社員になるためには、志望動機のクオリティの高さでほかの求職者と差をつけて、内定を獲得しなければいけません。

僕自身が元フリータから正社員に転職できたように、フリーターの方全員に正社員になるチャンスがあります。

フリーターから正社員になるためのポイントは「企業が求める人物像=あなた」という図式をつくることです。

あなたを採用する理由が多ければ多いほど、面接官があなたを採用する確率が高くなります。

フリーターからの正社員就職を考えている方は、今回の内容を何度も読み返して、クオリティの高い志望動機をつくってくださいね。

どうしても自分ひとりだと志望動機をつくれない人は、転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーに手伝ってもらいましょう。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する無料適職診断テストを受けるのがおすすめですよ。
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