サービス業から転職

「サービス業から転職を考えている…」
「サービス業から異業種に転職したい…」
「サービス業からの転職は難しそう…」

このような方に向けて、記事を書いています。

サービス業には、アパレル店員、飲食店スタッフ、美容師、美容部員、エステティシャン、ブライダルスタッフ、ホテル勤務など、様々なジャンルがあります。

10代20代のうちは、好きなことを仕事にしたいと考える人も多く、何となく服が好きだからアパレル店員になったり、華やかな世界に憧れがあってブライダル業界に飛び込んだり、という感じで後先考えずに、目先のやりたいことを目的に就職先を選ぶ人も多いです。

しかし20代半ばになるにつれて、「このままサービス業にいて本当に大丈夫か?」と不安になり、異業種や異業界への転職を考え始める人が増えていきます。

結論からいうと、サービス業から異業種に転職することは可能ですが、28歳までに転職しないと転職が難しくなるのは事実です。

その理由は、サービス業から転職して、業界や職種を変える場合、未経験からの応募になりますが、未経験採用をする企業の多くが、20代を採用する傾向が強いからです。

未経験応募の場合、30歳に近づくにつれて、書類選考や面接が通過しにくくなるというのが現実です。

ドフラ
こんにちは。26歳までフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、IT企業に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

今回は「サービス業から転職すると年収が2倍になる理由」について解説していきたいと思います。

3分で読める内容なので、それではいきましょう。

『自分に向いてる仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

この記事の目次

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サービス業から転職すると年収が2倍になる理由【期限は28歳まで】

サービス業から転職すると、転職先の業界や職種にもよりますが、年収は上がりやすいです。

僕は元々アパレル業界出身(商品企画)ですが、26歳のときにITベンチャー企業に転職した結果、年収は約2倍になりました。

ちなみに、アパレル業界時代は年収240万円、転職後は年収500万円になりました。

僕の友人のヤン西さんは、アパレル店員から大手商社の営業マンに転職したのですが、アパレル店員時代の年収は280万円、転職後は年収700万円ほどになっています。

僕もヤン西さんも、Fラン大学出身ですし、スキルも知識もショボい状態からの転職でした。

どちらかというと、僕よりもヤン西さんの事例の方が、サービス業からの転職の成功事例としてイメージしやすいと思いますので、ヤン西さんの体験談をもとにここからは解説していきますね。

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サービス業の人たちが仕事を辞める9つの理由

サービス業の人たちが仕事を辞める理由は、こちらの9つです。

  • 定期契約期間の満了
  • 労働時間や休日などの労働条件への不満
  • 職場の人間関係
  • サービス業の将来性への不安
  • 体力面がきつくなった
  • 年収アップのため
  • クレーム対応のストレス
  • 販売ノルマが厳しかった
  • 人事異動が多くて耐えれなかった

サービス業で働いている方は、仕事を辞める決断をするときの参考にしてみてくださいね。

ここからは、それぞれの理由について解説していきます。

サービス業を辞める理由①:定期契約期間の満了

サービス業を辞める理由の一つ目は、定期契約期間の満了によるものです。

サービス業で働くためのハードルは低いので、サービス業には様々な経歴を持った人たちが集まってきます。

極論をいうと、サービス業は人と会話ができれば、誰でもやれる仕事なので、企業側はできるだけ人件費を抑えたいと考えます。

そのため正社員として雇用するのではなく、派遣社員や契約社員などの契約期間を定めた形で雇用する場合が多いです。

多くのサービス業が、雇用期間を1年更新に設定しています。

サービス業を辞める理由②:労働時間や休日などの労働条件への不満

サービス業を辞める理由二つ目は、労働時間や休日などの労働条件への不満です。

元アパレル店員のヤン西さんの場合だと、店長をしていたこともあり、朝9時から夜10時まで働くことは日常茶飯事で、月の休みは2~3回程度でした。

これを計算すると、年間休日30日程度です。

20代前半の若いうちは、アパレル業界で働ける楽しさでごまかせるかもしれませんが、徐々にプライベートの時間がないことに対するストレスが大きくなっていきます。

サービス業を辞める理由③:職場の人間関係

サービス業を辞める理由の三つ目は、職場の人間関係です。

これはどのような職場にもいえることかもしれませんが、特にサービス業の場合は、10名以下の限られたスタッフしかいない店舗で働くことが多いので、人間関係が一度もつれると修復が難しくなります。

居心地の悪い店舗で1日中働くのは、かなり精神的ストレスが大きいです。

サービス業を辞める理由④:サービス業の将来性への不安

サービス業を辞める理由の4つ目は、サービス業の将来性への不安です。

サービス業は不規則な勤務時間でハードワークにも関わらず、低収入という悪条件の場合が多いので、「30代40代になっても本当にサービス業を続けられるか?」と不安になる人が多いです。

知識やスキルに関しても、1年目のスタッフと10年のスタッフの間に大きな差はないので、サービス業を何年経験しても自分の市場価値は上がりにくいです。

このように将来性を考えたときに、サービス業を退職する決意を固める人が多いです。

サービス業を辞める理由⑤:体力面がきつくなった

サービス業を辞める理由の5つ目は、体力面がきつくなった、です。

サービス業の仕事は、基本的に1日中立ちっぱなしのため、年を取ってくると体力的に限界がやってきます。

たとえば、街中のアパレル店員には、若い人が多い印象がありますよね?

若い人じゃないと店舗イメージが崩れるという理由もありますが、体力的な理由も大きいのです。

アパレル店員の多くは30歳近くになると、本社勤務となり、バイヤーや商品企画の道に進みますが、そちらの道に進めなかった人は異業界へ転職していくのです。

ちなみにヤン西さんの場合も、まさにこのパターンでした。

サービス業を辞める理由⑥:年収アップのため

サービス業を辞める理由の6つ目は、年収アップのためです。

サービス業の平均年収は、約330万円です。

日本人の平均年収が約430万円なので、サービス業の年収330万円という給料は、かなり低いことになります。

ヤン西さんのアパレル店員時代の年収も280万円なので、サービス業がいかに低収入かがわかると思います。

サービス業を辞める理由⑦:クレーム対応のストレス

サービス業を辞める理由の7つ目は、クレーム対応のストレスです。

クレーム対応はどんな仕事にもあるものですが、サービス業の場合は、毎日店舗に数十名から数百名のお客様が来店するので、数の原理でクレームの発生数も多くなります。

サービス業は一般消費者向けのビジネスなので、多種多様な人たちの相手をしなければならず、対応の大変さをストレスに感じる人も多いです。

サービス業を辞める理由⑧:販売ノルマが厳しかった

サービス業を辞める理由の8つ目は、販売ノルマが厳しかった、です。

会社の経営方針にもよりますが、店舗ごとに毎月の売上目標が設定されている場合が多く、売上目標が達成できないと、本部から厳しい指導が入ることもあります。

さらに売上が達成できないと、自分で商品を購入しなければいけない会社もあるようです。

たとえば、家電量販店だと自分で家電を買わなければいけなかったり、アパレルショップだと自分で衣服を買わなければいけなかったり、というものです。

こんなことをしていたら、全然お金が貯まらないですよね。

サービス業を辞める理由⑨:人事異動が多くて耐えれなかった

サービス業を辞める理由の9つ目は、人事異動が多くて耐えれなかった、です。

店舗が全国にある会社の場合、短期間で全国各地の店舗に異動させられるケースも多いです。

元アパレル店員のヤン西さんの場合は、北海道、沖縄、福岡、熊本、神戸、香川、愛知、岐阜、石川、などの店舗を4年の間に転々としています。

短期間で異動するので、各地で友達もできるはずもなく、休日は家でひとりで過ごすだけになり、かなりの孤独を感じます。

この人事異動の多さに耐えられずに、サービス業を退職を決意する人も多いです。

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サービス業で身につく6つのスキル

サービス業で身につくスキルは、こちらの6つです。

  • コミュニケーション能力
  • 臨機応変な対応力
  • マルチタスク
  • チームワーク
  • 事務処理能力(PCスキル)
  • 激務に耐えるタフさ

サービス業で身に付けたスキルをもとに、異業界や異職種に転職することになるので、自分にどんなスキルがあるのかを見直しておきましょう。

ここからは、それぞれのスキルについて解説していきます。

サービス業で身につくスキル①:コミュニケーション能力

サービス業で身につくスキルの一つ目は、コミュニケーション能力です。

サービス業の主な仕事内容は、お客様の要望を把握して、それを解決するための商品やサービスを提案をすることです。

ですからサービス業を経験すると、傾聴力、観察力、気遣い、営業力、提案力などのコミュニケーション能力を身に付けることができます。

サービス業で身につくスキルの中でも、特にこのコミュニケーション能力は、転職市場での評価が高いです。

サービス業で身につくスキル②:臨機応変な対応力

サービス業で身につくスキルの二つ目は、臨機応変な対応力です。

サービス業の仕事は、思わぬクレームや急なトラブル対応が日常茶飯事です。

これらの経験によって、あらゆる出来事に対して、臨機応変に対応できる力が身につきます。

臨機応変に対応できる力は、あらゆる業種や職種で応用できるので、サービス業出身者の武器になります。

サービス業で身につくスキル③:マルチタスク

サービス業で身につくスキルの三つ目は、マルチタスクです。

サービス業の仕事は、お客様に対する接客、レジ対応、スタッフへの指示出し、品出し、バックヤードでの事務作業など、同時並行で様々な作業を進めなければいけません。

いろいろな業務を同時進行させる経験を通して、マルチタスクができる力が身につくのです。

サービス業で身につくスキル④:チームワーク

サービス業で身につくスキルの四つ目は、チームワークです。

サービス業の仕事は、店長を中心に店舗スタッフがまとまって、店舗の売上目標を達成していくことです。

数名の店舗スタッフと連携を取りながら仕事を勧めていくので、必然的にチームで仕事をする能力が身につきます。

サービス業で身につくスキル⑤:事務処理能力(PCスキル)

サービス業で身につくスキルの五つ目は、PCでの事務処理能力です。

サービス業の仕事は接客がメインですが、バックヤードでは売上を管理したり、在庫管理をしたり、日報を入力したり、という事務作業があります。

事務作業は基本的にPCで操作するので、自然と業務の中でPCスキルが身につきます。

サービス業で身につくスキル⑥:激務に耐えるタフさ

サービス業で身につくスキルの六つ目は、激務に耐えるタフさ、です。

サービス業の仕事は、長時間労働で年間休日も少ないという労働環境の悪さに加えて、1日中立ちっぱなしという肉体的なきつさもあります。

この激務に耐えたタフさは、採用担当から「ちょっとやそっとのことじゃへこたれない人だ!」という印象になり、転職市場で評価されやすいです。

サービス業から異業職に転職するのは難しい!?

サービス業 転職 難しい

「サービス業から異業職に転職するのは難しい」といわれますが、本当にそうなのでしょうか?

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計157名の会社員の方にインタビューしてきたので、断言できますが、サービス業からでも異業種に転職できます。

もちろんサービス業からの転職が、難しい仕事もあります。

たとえば、新卒しか採用しない大手上場企業の仕事、人事やマーケティングなどの専門スキルが求められる仕事、などです。

これは、サービス業がどうこうという問題ではなく、そもそも未経験からの中途採用をほとんどしていないのです。

サービス業から異業種に転職する場合は、未経験者を採用してくれる企業に応募することになりますが、未経験採用をおこなっている企業は前職をほとんど気にしません。

前職よりも大事なのは「年齢」です。

これは僕の肌感覚ですが、サービス業から異業種に転職したいなら「28歳まで」がおすすめです。

僕の経験上、30歳に近づくにつれて、企業は未経験者の採用を嫌がる傾向があります。

30歳以上で未経験採用される人の特徴は、店長やマネージャーの経験があり、売上目標を達成してきた実績がある人です。

ある程度の年齢になると、ポテンシャルよりも実績をみられるということですね。

つまり、サービス業から異業種への転職自体は可能ですが、できるだけ若いうちに転職活動しないと厳しくなるということです。

サービス業の人が転職する8つのメリット

サービス業の人が転職するメリットは、こちらの8つです。

  • 安定した雇用契約を結べる
  • 土日祝日が休める
  • 人間関係をリセットできる
  • 将来性のある会社でキャリアを積める
  • PCスキルが身につく
  • 収入アップできる
  • ビジネスマナーが身につく
  • 企画力や提案力が身につく

いまサービス業で働いている方は、転職したらどのようなメリットがあるのかを想像した上で、転職するべきかどうかを検討してくださいね。

ここからは、それぞれのメリットについて解説していきます。

サービス業から転職するメリット①:安定した雇用契約を結べる

サービス業から転職するメリットの一つ目は、安定した雇用契約を結べることです。

サービス業で働く人の多くは、派遣社員や契約社員などの期間雇用で働いており、だいたい1年更新です。

そのため毎年、更新時期になると、「更新されなかったらどうしよう…」という不安がストレスになります。

1年ずつの更新だと生活は不安定ですし、長期的な計画は全く立てれません。

サービス業から正社員雇用で働ける会社に転職すれば、安定した雇用契約が結べるので、人生計画も立てやすくなります。

サービス業から転職するメリット②:土日祝日が休める

サービス業から転職するメリットの二つ目は、土日祝日が休めることです。

サービス業の仕事の多くは、土日祝日も出勤です。

なぜならサービス業は土日祝日が稼ぎ時なので、そんなときに休んでいる暇などないからです。

転職する業種にもよりますが、一般消費者を相手にしたビジネスではなく、企業相手のビジネスをしている会社に転職すれば、だいたい土日祝休みになります。

企業によっては、たまに土曜出勤があるかもしれませんが、サービス業時代と比べれば全くストレスを感じないレベルです。

元アパレル店員のヤン西さんの場合は、アパレル店員時代は年間休日30日でしたが、転職後の年間休日は120日となりました。

サービス業から転職すると、労働環境が大きく改善されるので、これは大きなメリットですね。

サービス業から転職するメリット③:人間関係をリセットできる

サービス業から転職するメリットの三つ目は、人間関係をリセットできることです。

サービス業は店舗ビジネスなので、どうしても人間関係が狭くなり、人間関係が一度悪くなると、修復するのが困難です。

転職することで人間関係をリセットできることは、かなりのストレス軽減になります。

サービス業から転職するメリット④:将来性のある会社でキャリアを積める

サービス業から転職するメリットの四つ目は、将来性のある会社でキャリアを積めることです。

これは選ぶ業界や職種にもよりますが、今後拡大しそうな会社を選べば、自分の将来性も大きく広がります。

特にIT業界やWEB業界は、これからも需要が拡大しそうなので、転職先の候補に入れておくのがおすすめです。

サービス業から転職するメリット⑤:PCスキルが身につく

サービス業から転職するメリットの五つ目は、PCスキルが身につくことです。

正直PCスキルがあるだけでは、PCを操作できる人が多いことから、そこまで大きな評価を得られません。

しかし今の時代、どのような職種でもPCスキルがあることは常識なので、最低限のPCスキルがあると安心です。

サービス業でも一部PC操作があるとはいえ、オフィスワークと比較するとその差は歴然です。

ちなみに、元アパレル店員のヤン西さんはブラインドタッチができませんでしたが、転職後にPCを触る機会が増えて、今では一般レベルのPCスキルを身に付けています。

サービス業から転職するメリット⑥:収入アップできる

サービス業から転職するメリットの六つ目は、収入アップができることです。

サービス業は基本的に薄利多売のビジネスモデルなので、従業員ひとり当たりが生み出せる利益額が少ないので、従業員に還元できる給料も限られてしまいます。

世の中には、儲かる業種と儲からない業種があるので、収入を重視するなら、儲かりやすくて、給料への還元率が高い会社を選ぶ必要があります。

元アパレル店員のヤン西さんの年収をみても、アパレル時代が年収280万円で、転職後の大手商社時代は年収700万円となっているので、いかに働く業界選びが重要なのかがわかりますね。

サービス業から転職するメリット⑦:ビジネスマナーが身につく

サービス業から転職するメリットの七つ目は、ビジネスマナーが身につくことです。

サービス業の主な仕事は、一般消費者を相手に接客することなので、法人相手のビジネスマナーがほとんど身につきません。

企業への電話のかけ方、企業訪問の仕方、ビジネスメールの送受信の仕方などが全くわからない、というサービス業勤務の人は多いです。

転職して法人相手の仕事に就けば、このようなビジネスマナーが身につくので、これは社会人としての大きなメリットです。

サービス業から転職するメリット⑧:企画力や提案力が身につく

サービス業から転職するメリットの八つ目は、企画力や提案力が身につくことです。

たとえば、企業間取引をしている会社の営業職に転職すると、自分で商品企画を考えたり、自分でお客様にプレゼンしたり、などの機会があります。

この経験によって、企画力や提案力が身につくのですが、このスキルは様々なシーンで応用できます。

企画力や提案力は、多くの会社から重宝されるので、将来的にはキャリアアップや年収アップを目的とする転職の際にも、有利にはたらきます。

サービス業からの転職におすすめの3つの職種

サービス業からの転職におすすめの職種は、こちらの3つです。

  • 営業職
  • 施工管理
  • ITエンジニア

サービス業からの転職におすすめの職種は、サービス業での経験が活かせて、サービス業時代の不満を解消できる職種です。

ここからは、それぞれの職種について解説していきたいと思います。

サービス業からの転職におすすめの職種①:営業職

サービス業からの転職におすすめの職種の一つ目は、営業職です。

営業職では、サービス業で身に付けたコミュニケーション能力が活かせるので、選考を通過しやすいですし、転職後も成果を出しやすいです。

「お客様の課題をヒアリングして、課題を解決するための商品やサービスを提案する」というのが営業職の仕事です。

これはサービス業の仕事にも通じる部分があるので、サービス業での経験を無駄にせずに転職できることは、営業職を選ぶメリットですね。

「年収をアップさせたい」「もっと自分を成長させたい」と思っている方は、営業職に転職するのがおすすめです。

サービス業からの転職におすすめの職種②:施工管理

サービス業からの転職におすすめの職種の二つ目は、施工管理です。

施工管理を募集する会社の中には、未経験者を採用してくれる会社もあるので、サービス業からでも転職することができます。

施工管理の仕事は、土日休みで正社員雇用という条件が多いので、サービス業時代に感じていた、不規則な労働時間の悩みが解消されます。

また施工管理の業務は、業者や現場の職人さんたちとコミュニケーションをとる機会が多いので、そういった場面でサービス業で培ったコミュニケーション力が発揮できます。

「人と話すのは平気だけど、数字に追われるのはちょっと…」という方は、施工管理に転職するのがおすすめです。

サービス業からの転職におすすめの職種③:ITエンジニア

サービス業からの転職におすすめの職種の三つ目は、ITエンジニアです。

IT業界の市場は拡大していますが、ITエンジニアが不足しているという課題も抱えています。

そのためITエンジニアの求人募集の中には、未経験からチャレンジできる求人もあり、サービス業からでも転職することは可能です。

「接客以外の仕事がやりたい」「IT分野の仕事に興味がある」という方は、ITエンジニアへの転職がおすすめです。

サービス業から転職するときの5つのアピールポイント

サービス業から転職

サービス業から異業種や異職種に転職するときは、選考でこちらの5つをアピールできると効果的です。

  • サービス業で残した実績・工夫したこと
  • サービス業で取得した資格・役職・受賞実績
  • サービス業時代に身に付けたコミュニケーション能力
  • サービス業を辞めた理由から御社を志望する理由まで
  • 未経験だから「何でもやらせて下さい!」という姿勢

異業種や異職種から未経験者を採用する企業側は、「採用した後で活躍できなかったらどうしよう?」という不安を抱えています。

そのため業種や職種が違っても、共通で使える知識や習慣、考え方などをアピールすることが大切になります。

目標を達成するために取り組んできた経験、仕事をより良くするために工夫したこと、必死で頑張ったことなどを事前にまとめておくと、自信を持って面接に挑めます。

また人間は感情で動く生き物なので、あなたがどんなストーリーを持っている人物かを、面接官に伝えるのも効果的です。

サービス業を辞めた理由から、応募企業を志望する理由をストーリーとしてつなぎ合わせて、最後は「何でもやらせて下さい!」という熱意で押し切りましょう。

ストーリーのある求職者は、面接官の記憶に残りやすいので、選考でも有利になりますよ。

サービス業から転職するべき理由

サービス業から転職

「サービス業から転職するべきか迷っている…」という方も多いと思います。

長年頑張ってきた今の仕事を変えるのって、勇気がいりますよね。

「せっかく5年も頑張ってきたのだから、もったいないのではないか…」という感情がよぎって、一歩前に踏み出せない人もいます。

ここで一つ質問です。

あなたはサービス業を一生やり続ける覚悟がありますか?

この質問に対して、即答で「イエス」と答えられなかった人は、転職を決意した方がいいと思います。

「イエス」を出せなかった人は、サービス業の将来性に、何かしらの不安を抱えていることだろうと思います。

サービス業から転職した人たちには、年収が2倍に増えた人、土日休みのライフスタイルを手に入れた人、将来仕事を失う不安から解消された人、スキルや知識を手にして自信を持てた人など、転職して人生が変わったという人がたくさんいます。

少しでもサービス業を辞めたいと思うなら、今すぐに動くべきだと思います。

「サービス業から異業種への転職は難しい」という人もいますが、それは真っ赤なウソです。

僕の友人のヤン西さんは、アパレル店員から大手上場企業の営業職に転職して、年収は3倍近くになっています。

ごちゃごちゃ悩んでいるうちに、あっという間に時間は過ぎてしまい、気づいたら30歳になっていて、全然転職できない…という悲劇もあり得ます。

年齢を重ねれば重ねるほど、未経験からの転職は難しくなりますので、サービス業を一生やり続ける覚悟がないのなら、今すぐに転職活動を始めましょう。

まとめ

この記事のまとめです。

  • サービス業から転職すると年収2倍は普通にあり得る
  • サービス業の辛いところは安月給なのに重労働なこと
  • サービス業で身につくコミュニケーション能力は武器になる
  • サービス業から異業種への転職は難しくない
  • サービス業から転職すると多くのメリットが得られる
  • サービス業からの転職におすすめなのは営業職・施工管理・ITエンジニア
  • サービス業から異業種に転職しても活かせることをアピールする
  • サービス業を一生やり続ける覚悟がないなら今すぐ辞めるべき

サービス業の仕事を、ある程度の年齢まで続けていると、「この仕事は一生続けられないな」と思うタイミングがやってきます。

人間はあっという間に年をとるので、行動を後回しにしていると、気づいたら30歳になっていて、転職がめちゃ難しくなっているということもあり得ます。

ですからサービス業の将来性に不安を感じたら、今すぐに行動したほうがいいです。

サービス業から異業種に転職するだけで、たくさんのメリットが得られますし、サービス業時代の不満の多くが解消されます。

年収、休日、労働環境、スキル、知識、経験など、様々なものが改善されて、人生は良い方国向かっていきますよ。

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ドフラ
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