このような方に向けて、記事を書いています。
世の中的には『高卒より大卒』『フリーターより正社員』のほうが、待遇・給料・キャリアの選択肢が有利になるケースが多いです。
そのため、高卒フリーターを続けている期間が長いほど、収入やスキルアップのチャンスという面では、ほかの人よりも損をしていることになります。
本記事では、「高卒フリーターがやばいといわれる9つの理由」を具体的に解説し、今すぐに就職することの重要性についてお伝えします。
将来の安定と安心を手に入れるための、一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生変わりました。当サイトでは20代後半フリーターの就活に役立つ情報を発信しています。
3分で読める内容なので、それでは見ていきましょう〜。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
高卒フリーターがやばい9つの理由|今すぐに就職しないとダメ?
『高校を卒業してからずっとフリーターを続けてきたけど、いつかは正社員に就職しないとなぁ…』と思っている、フリーターの方は多いです。
記事を書いている僕も26歳までフリーターだったので、『頭では理解しているけど、なかなか行動できない…』という、あなたの気持ちはめちゃくちゃよくわかります。
とはいえ、行動を先延ばしにしていると、手遅れになることもある…。
あなたの背中を押すために、結論をいうと、高卒フリーターがやばい理由は以下の9つです。
- 収入が低い
- キャリアアップの機会が少ない
- 社会的信用が低い
- 福利厚生が少ない
- 将来の年金が少ない
- 健康リスクが高い
- 社会的孤立のリスク
- 自己実現が難しい
- 経済的不安定
今の段階で、フリーターから就職するべきか迷っているなら、とりあえず、フリーターを続けるリスクは知っておいたほうがいいです。
しっかりと現実を受け入れた上で、ぜひ後悔しない選択をしてくださいね。
ここからは、『高卒フリーターがやばい9つの理由』をそれぞれ解説していきますね。
高卒フリーターがやばい理由①:収入が低い
高卒フリーターの平均収入は、正社員や高学歴者と比べて著しく低いです。
日本労働組合総連合会のデータによると、2022年の日本の平均年収は約450万円でしたが、高卒フリーターの平均年収は200万円未満です。
この収入格差は、生活費、家賃、食費、保険、交通費などの日常的な支出をカバーすることが難しくなります。
さらに、貯金や将来の投資に回す余裕もなく、突発的な出費(例えば医療費や冠婚葬祭費用)に対応するための緊急資金も確保しづらくなります。
フリーターとして働くことが収入面での大きなデメリットであるのは、雇用形態が非正規であり、時給ベースでの給与計算が主なためです。
フルタイムで働いても、収入は限定され、ボーナスや昇給の機会も少ないです。
また、仕事の不安定さから労働時間が変動しやすく、一定の収入を見込むのが難しいです。
これに対して、正社員であれば、定期的な給与の支払い、年に2回のボーナス、昇給のチャンスがあり、収入の安定性が高まります。
このような収入格差が続くと、長期的には生活水準の低下、経済的自立の困難、老後の生活資金不足といった問題が生じます。
したがって、高卒フリーターとして働き続けることは、将来的な経済的不安を増大させる要因となります。
高卒フリーターがやばい理由②:キャリアアップの機会が少ない
フリーターは、職務経験が断片的であり、一貫したキャリアパスを築くのが難しいです。
企業は安定した経験とスキルを持つ正社員を求めるため、フリーターから正社員に転職するのはハードルが高いです。
さらに、キャリアアップのための研修や教育プログラムも受けにくく、スキルの向上が見込めない状況に陥りがちです。
例えば、多くの企業では、社員に対してスキルアップのための研修や自己啓発の機会を提供しています。
しかし、フリーターの場合、これらの機会を享受することが難しいです。
企業は正社員に対してのみ教育投資を行う傾向があり、フリーターは自己負担でスキルアップを図る必要があります。
これにより、スキルや知識の習得が遅れ、職場での評価も低くなります。
また、フリーターは転職市場でも不利な立場に置かれがちです。
採用担当者は、応募者の職務経歴書や面接を通じて一貫性のあるキャリアパスや専門的なスキルを重視しますが、フリーターはこれを示すことが難しいです。
短期間の雇用履歴が多いため、採用側からは「安定性がない」と評価されることが多く、結果として採用の機会が減少します。
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高卒フリーターがやばい理由③:社会的信用が低い
フリーターは安定した収入がないため、ローンの審査や賃貸契約などで不利になることが多いです。
銀行は定職に就いていることを信用の指標とするため、フリーターは融資を受けるのが難しい場合があります。
また、賃貸契約においても、保証人を必要とするケースが多く、社会的信用の低さが生活の質を左右します。
具体的には、銀行で住宅ローンや自動車ローンを申し込む際、安定した収入があるかどうかが重要な審査基準となります。
フリーターは収入が不安定であるため、ローンの審査に通りにくく、夢のマイホームや自動車を手に入れることが難しくなります。
さらに、クレジットカードの申請でも同様の問題が生じ、分割払いの利用やカード決済の利便性を享受できない場合があります。
賃貸住宅を借りる際にも、フリーターは困難に直面します。
不動産業者や大家は、安定した収入を持つ借主を優先するため、フリーターに対しては保証人を求めることが一般的です。
この保証人を見つけるのが難しい場合、希望する物件に住むことができず、住環境の選択肢が狭まります。
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高卒フリーターがやばい理由④:福利厚生が少ない
フリーターは正社員に比べて福利厚生の恩恵を受けにくいです。
正社員であれば、健康保険、厚生年金、退職金制度、各種手当などが整備されている企業が多いですが、フリーターの場合はこれらの福利厚生がほとんどないか、あっても非常に限られています。
このため、病気や怪我をした際の経済的リスクが高まります。
例えば、健康保険は病気や怪我の際に医療費の一部をカバーする重要な制度です。
しかし、フリーターは正社員のように企業の健康保険に加入することが難しく、国民健康保険に頼ることが多いです。
国民健康保険は企業の健康保険と比較して自己負担額が高く、医療費の負担が増えます。
また、フリーターは厚生年金ではなく国民年金に加入するケースが多いです。
国民年金は厚生年金と比べて給付額が少ないため、老後の生活資金が不足しやすくなります。
さらに、退職金制度もないため、退職後の生活費を確保するための貯金が必要ですが、低収入のため貯金が難しいのが現実です。
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高卒フリーターがやばい理由⑤:将来の年金が少ない
年金は現役時代の収入や保険料納付状況に基づいて計算されます。
フリーターは収入が低いため、保険料の納付額も少なくなり、将来受け取る年金額が低くなる傾向があります。
例えば、国民年金だけでは老後の生活を賄うのは非常に難しく、貧困に陥るリスクが高まります。
具体的には、国民年金の満額受給額は2022年度で月額約65,000円です。
一方、厚生年金に加入している正社員はこれに加えて厚生年金部分の支給を受けることができ、月額約150,000円以上になることもあります。
この差額は老後の生活水準に直結し、フリーターとして働いてきた人は老後の生活資金が不足するリスクが高まります。
さらに、年金受給額が少ないと、医療費や介護費用の負担が重くのしかかります。
高齢化が進む中、医療費や介護費用は増加傾向にあり、低年金のフリーターはこれらの費用を賄うのが難しい状況に陥ります。
このため、老後の生活設計を見直し、早めに将来の収入源を確保することが重要です。
高卒フリーターがやばい理由⑥:健康リスクが高い
不規則な生活や過酷な労働条件により、フリーターは健康リスクが高くなりがちです。
特に、夜勤や長時間労働が多い業種では、体調不良や慢性的な疲労に悩まされることが多いです。
これにより、仕事のパフォーマンスが低下し、さらに不安定な生活を強いられる悪循環に陥る可能性があります。
例えば、コンビニエンスストアや飲食業など、フリーターが多く働く職場では夜勤が多く、不規則な生活リズムが続きます。
このような生活リズムは、睡眠不足や体調不良を引き起こし、免疫力の低下や慢性的な疲労を招きます。
これにより、病気になりやすく、医療費の負担も増加します。
また、過酷な労働条件が精神的なストレスを増大させることもあります。
長時間労働や低賃金の仕事は、心理的なプレッシャーを生み、うつ病や不安障害などのメンタルヘルスの問題を引き起こすリスクが高まります。
これらの健康リスクは、早期に対策を講じなければ長期的な健康被害につながる可能性があります。
高卒フリーターがやばい理由⑦:社会的孤立のリスク
フリーターは職場での人間関係が希薄になりがちです。
一時的な雇用が多く、長期的な関係を築くのが難しいため、社会的な孤立感を感じることが多いです。
これにより、精神的なストレスやうつ病などのリスクが高まることがあります。
具体的には、正社員のように長期的に同じ職場で働くことが少なく、職場での信頼関係や友人関係を築くのが難しいです。
また、短期間で職場を転々とすることが多いため、職場外でのコミュニティ形成も困難です。
このような状況が続くと、社会的な孤立感が強まり、精神的なストレスが増加します。
さらに、孤立感はメンタルヘルスに深刻な影響を及ぼします。
友人や家族との関係が希薄になることで、悩みやストレスを相談する相手がいなくなり、精神的な負担が増大します。
これにより、うつ病や不安障害などのメンタルヘルスの問題が発生しやすくなります。
高卒フリーターがやばい理由⑧:自己実現が難しい
フリーターとして働くことで、自己実現の機会が限られます。
やりがいや達成感を感じにくく、自己成長の機会も少ないです。
多くの場合、単調な作業が中心となり、自己の能力や興味を発揮する場が限られるため、自己実現の達成が難しくなります。
例えば、多くのフリーターはサービス業や軽作業に従事しており、同じ作業を繰り返すことが多いです。
このような仕事は、やりがいや達成感を感じにくく、自己成長の機会が少ないです。
また、スキルや経験を積むことが難しく、キャリアパスの構築が困難です。
自己実現のためには、自分の興味や能力を活かすことが重要ですが、フリーターとして働く環境ではこれが難しいです。
例えば、クリエイティブな仕事や専門的なスキルを必要とする職場では、自己実現の機会が多く提供されますが、フリーターはこのような仕事に就く機会が限られています。
このため、長期的なキャリアビジョンを持つことが難しく、モチベーションの低下や仕事に対する不満が生じることが多いです。
高卒フリーターがやばい理由⑨:経済的不安定
フリーターは雇用契約が短期間であることが多く、安定した収入を得るのが難しいです。
これにより、生活費や将来の計画に対する不安が常に付きまといます。
例えば、急な病気や事故に見舞われた際の経済的リスクが大きく、安心して生活を送ることが困難です。
具体的には、多くのフリーターはアルバイトやパートタイムの雇用契約で働いており、契約期間が短いことが一般的です。
これにより、仕事がなくなるリスクが常に存在し、安定した収入を確保するのが難しいです。
また、短期間の契約が多いため、将来の計画を立てるのが困難であり、不安定な生活を強いられることになります。
さらに、経済的不安定は生活全般に影響を及ぼします。
例えば、貯金が少ないため、急な出費に対応するのが難しく、経済的なリスクが高まります。
また、収入が不安定であるため、将来の計画(例えば、結婚や子育て、住宅購入など)を立てるのが難しく、人生設計が制約されます。
このため、経済的不安定は長期的な生活の質や精神的な安定に深刻な影響を及ぼします。
高卒フリーターがやばいといわれる9つの理由【まとめ】
最後に、『高卒フリーターがやばいといわれる9つの理由』をまとめておきます。
- 収入が低い
- キャリアアップの機会が少ない
- 社会的信用が低い
- 福利厚生が少ない
- 将来の年金が少ない
- 健康リスクが高い
- 社会的孤立のリスク
- 自己実現が難しい
- 経済的不安定
フリーターは気楽で自由かもしれませんが、人生を長期的にみると、正社員で働いている人よりも損することが多いです。
ですから、将来の安定性を考えるなら、できるだけ早くフリーターから正社員に就職するほうが安全です。
最近では、高卒でも、キャリアアップの可能性を広げるための様々な取り組みが行われています。
職業訓練校や就職支援団体、業界団体などが主催する研修やセミナーなどに参加することで、自分自身のスキルアップにつなげることもできます。
さらに、専門的な知識や技術を身につけることで、専門職としての道を選ぶことも可能です。
つまり、高卒フリーターであっても、諦めずに自分自身を磨くことで、将来的に様々な可能性を広げることができるのです。
とはいえ、あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?