
「食いっぱぐれない仕事に就きたい」
「稼ぎやすい職業が知りたい」
「専門性が身につく仕事がしたい」
本記事はこのような方に向けて書いています。
結論からいうと、食いっぱぐれない仕事とは「営業職」です。
その理由はどんな業界にもどんな会社にも営業職が必要だからです。転職サイトを見ればわかりますが、営業職の求人はたくさんあります。
営業職の仕事は「お客様の課題をヒアリングして、課題を解決するための商品を提案すること」なので、業界や会社が変わっても営業スキルをそのまま活かせるという点も食いっぱぐれない理由です。
この記事では「食いっぱぐれない仕事が営業職である理由」から「仕事選びで失敗しないコツ」までを解説しています。
この記事を読めば、仕事に一生困らない就職先の選び方がわかるようになります。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう。
※『今すぐに食いっぱぐれない仕事に転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
⇒【失敗談あり】元フリーターがおすすめする転職エージェント3社
この記事の目次
- 1 食いっぱぐれない仕事とは?【仕事選びで失敗する理由は超簡単です】
- 2 営業職は需要が多いから食いっぱぐれない
- 3 営業職は稼ぎやすいから食いっぱぐれない仕事といえる
- 4 資格・学歴なしでも食いっぱぐれないのが営業職の魅力
- 5 営業職でコミュニケーション能力を身につければ食いっぱぐれない
- 6 営業は独立開業のスキルも身につくから食いっぱぐれるリスクが低い
- 7 営業経験があると圧倒的に有利な人生を歩める理由
- 8 営業経験者の何かを売った経験が武器になる
- 9 良い商品や良いサービスがあっても営業がいないと売れない
- 10 営業経験者には創意工夫して仕事する習慣がある
- 11 営業経験者は自分の給料がどこから出ているか知っている
- 12 営業経験者は転職先がいつも豊富にある
- 13 まとめ
食いっぱぐれない仕事とは?【仕事選びで失敗する理由は超簡単です】
未経験から専門性を身につけて、稼げる人材になりたいと思っているあなたにおススメの職業は営業職です。
営業職に転職するメリットはこちらです。
- 未経験からでもチャレンジできる
- 勉強する必要かない
- 高収入が狙える
- 食いっぱぐれない
でも、営業職と聞いて、一歩引いてしまう人もいると思います。
「営業はノルマに追われてストレスがたまりそう」
「コミュニケーションが苦手な自分には向いてなさそう」
こんなふうに思った方もいるのではないでしょうか。
たしかに、営業についての悪いウワサはよく聞きますよね。
- 毎日ノルマに追われて仕事がキツイ
- お客様にペコペコして御用聞きしなければいけない
- お客様からたくさん断られて心が折れてしまう
- 新規開拓をさせられて疲弊してしまう
- コミュニケーション能力が高くないとできない
営業職にはこのようなネガティブ要素は確かにあります。
しかし、これらのネガティブ要素が当てはまるのは営業の中でも個人向けの営業職です。
未経験からチャレンジするあなたは個人向けの営業をやらないほうがいいです。
なぜなら、個人向けの営業はネガティブ要素が当てはまりやすい仕事だからです。
しかも、個人向けの営業は仕事の難易度が高く、大変な割には還元されるリターンが少ないのです。
未経験のあなたに今回おススメするのは営業の中でも「法人営業」です。
ここからは「法人営業をおススメする5つの理由」について話していきます。
営業職は需要が多いから食いっぱぐれない
一つ目の理由は「営業は需要が多いから食いっぱぐれない」です。
営業職はどんな業界でも、どんな会社でも必要とされる職業です。
しかも、営業として実績をつくることができれば、いろいろな会社からヘッドハンティングの話がきて年収を上げられるチャンスが増えます。
いまの時代は企業の終身雇用が崩壊したこともあり、同じ会社で安定してずっと働くことができなくなりました。
これからの時代に必要なスキルは、どんな状況でも稼げるような専門性を持っているかどうかです。
実際に業種を問わず、営業職を募集している企業は多くあるので、営業職という専門性が身につけられれば、その後、いろいろな業界に転職できるチャンスがあるということです。
どの業界でも通用するスキルを身につけられるという点で営業職はおススメです。
営業職は稼ぎやすいから食いっぱぐれない仕事といえる
二つ目の理由は「営業職は稼ぎやすい職業である」です。
営業マンの中には年収1000万円以上を稼ぐ人たちも多くいらっしゃいます。
営業職の場合、自分の実績次第で給料を増やすチャンスがあります。
ほかの職種だと経験年数や役職などの要素がからみあって、自分の年収を上げることが難しい場合が多いです。
その点、営業職は自分の成績を数値化できる職業なので、会社も営業マンを評価しやすく、インセンティブや賞与で稼ぐことができるのです。
ただし、法人営業でも注意点があって、ルート営業やリターンが少ない会社だと稼ぎにくいことがあるので、そこは事前にチェックしておく必要があります。
めちゃめちゃハードだけど、稼げる営業のジャンルとしては、不動産営業、土地活用営業、不動産売買営業、医療機器営業、保険営業などがあります。
これらのジャンルは商品単価が何百万、何千万、何億と高単価なので、契約を取ってくる営業マンに還元される報酬もそれ相応の金額になるということです。
しかし、そんな簡単には契約が取れないことと、フルコミッションの場合が多いので、生活が安定しにくいというデメリットもあります。
どうしてもたくさんのお金を稼ぎたいという方は、これらのジャンルの営業職を転職先の候補に入れてみてください。
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資格・学歴なしでも食いっぱぐれないのが営業職の魅力
三つ目の理由は「営業職は資格・学歴・経験がそこまで重視されない」です。
専門性が高い職種の場合、高学歴であることや、今までの経験などが応募条件に含まれていて、採用条件が厳しいことが多いです。
しかし、営業職はほかの職種と比べて、資格・学歴・経験などの応募条件がそこまで厳しくないので、未経験でも参入障壁が低いです。
営業職は、自分の資格や学歴、経験に自信がない人にもチャンスが開かれているので、未経験からでもチャレンジしやすい職業なのです。
しかし、チャンスが多いということは、その分ライバルも多いということになるので、その点は覚悟を持っておく必要があります。
営業職は未経験からでも本人のやる気次第で十分に評価されて、お金も稼げる職業ということです。
営業職でコミュニケーション能力を身につければ食いっぱぐれない
四つ目の理由は「営業はコミュニケーション能力が身につく」です。
あなたは営業職についてどのようなイメージを持っていますか?
営業職について、上司にペコペコして、お客様を接待して、自分の心をすり減らしているイメージを持っている方もいると思います。
しかし、実際に法人営業をしている人で、このような働き方をしている人はほどんどいません。
営業マンは実績さえ出していれば、上司に対して必要以上にペコペコする必要はありませんし、お客様の接待をする必要もありません。
このようなことをやっている営業マンは、自分が実績を出すことではなく、上司へのゴマすりやお客様への接待で何とかしようと考えている人たちです。
このような営業マンはそのうち自分の心がすり減ってしまい、会社を去るという末路をたどります。
営業マンは単純に「お客様の困りごとをしっかりヒアリングして、それを解決できる方法を提案すればいいだけ」なのです。
営業マンとしてしっかりと実績を出している人は、人の話を聞くのがうまく、相手を尊重した態度が取れて、お金を稼いでいて余裕があるという特徴があります。
つまり、営業マンとしてその専門性を極めていくことで、一生使えるコミュニケーション能力が身につくということです。
実際に企業が求める人材としてベスト3に入るのが、この「コミュニケーション能力」なので、営業職はそういった点でもおススメの職業なのです。
営業は独立開業のスキルも身につくから食いっぱぐれるリスクが低い
五つ目の理由は「営業は起業やフリーランスになったときに強い」です。
営業職で培われる能力はビジネスの基本になるスキルです。
具体的には、ミュニケーション能力、交渉力、提案力、ヒアリング力、度胸、などの能力はビジネスを始めるためにはとても大切です。
このような能力を持っているというのは、起業やフリーランスになったときに、かなりのアドバンテージになります。
いまの時代は独立や企業がしやすくなっていて、インターネットの発展によって、ひとりでもかなり仕事がしやすくなっています。
いまはサラリーマンとして会社に雇用されて仕事をしている人でも、将来的には自分でビジネスをやる可能性がある時代なのです。
こんな時代だからこそ、個人商店に近い働き方ができる営業職はおススメの職業なのです。
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営業経験があると圧倒的に有利な人生を歩める理由
これから転職や就職を考えている方は、仕事人生の中で一度は営業職を経験しておいた方がいいです。
その理由は、営業経験者と営業未経験者では、ビジネススキルに圧倒的な差が出るからです。
ビジネスの基本的な構造は、商品やサービスを開発して、それをお客様に買ってもらうことでお金を稼ぐ、という流れになっています。
つまり、商品やサービスをお客様に販売できなければ、ビジネスとして成り立たないということです。
どのような仕事にも意義や価値はありますが、今は一生一つの会社で働き続けるという時代ではないので、多くの人が人生の中で複数の会社や職業を経験することになります。
どうせ複数の職種を経験することになるのなら「営業職」は絶対に経験しておいた方がいいです。
僕はキャリアアドバイザーなので月間30名以上の求職者と会います。求職者の中で営業経験者と営業未経験者を比較すると、ビジネススキルに圧倒的な差があることがわかります。
ビジネスシーンにおいては、コミュニケーションスキルがめちゃくちゃ重要になりますが、営業経験者はだいたいコミュニケーション能力があります。
過去に、お客様に対しての接客経験や営業経験があるかどうかは、企業側が人材を採用するときにも大事なポイントになります。
さらに営業経験者には毎月の売上目標を追いかけたり、契約件数の目標を達成するために試行錯誤したりしてきた「目標を達成するための思考」が身についているので、次の職場に転職したときにもその習慣が活かせます。
一般事務職やサポート業務を行ってきて人には、「自分から考えて行動する」という思考を持っている人が少ないので、営業経験者は転職活動の場面においても有利になることが多いです。
営業経験者の何かを売った経験が武器になる
営業経験者が、ビジネスシーンや転職の場面において有利になる最大の理由は「何かを売った経験があるから」です。
多くの人は、誰かに何かを売ることに対して、かなり大きな抵抗感を持っています。
「モノを売るのは悪だ」「押し売りはしたくない」というような思考が働いて、その商品やサービスがいい良いか悪いかに関わらず、お客様に何かを売ることを嫌う人が圧倒的に多いです。
私が以前働いていた会社にも、普段は社内で偉そうなことを言っているのに、お客様にお金の話をすることができない、という人が実際にいました。
お客様が商品やサービスを欲しがっているのに、「お金のかかる話ができない」という理由で、お金の話は営業の人にしてもらうという人が結構たくさんいます。
ですから、誰かに何かを売ることに対して抵抗がない人は、ビジネスシーンにおいて重宝されるのです。
「この商品の価格は〇〇円ですが、ご検討はいかがでしょうか?」の一言が言えるか言えないかで、その人の市場価値に大きな差が開くのです。
良い商品や良いサービスがあっても営業がいないと売れない
世の中の多くのビジネスマンが勘違いしていることに、「良い商品や良いサービスは勝手に売れる」という間違った考え方があります。
これはサラリーマンだけでなく、起業家にも同じことがいえますが、知ってもらうための営業活動ができない会社はうまくいきません。
良い商品や良いサービスをつくっても、知ってもらえなければ売れないのです。
売れないということは、会社に1円もお金が入ってこないということです。
ですから、商品やサービスをつくったら、チラシやWEBなどの広告を出したり、SNSで発信したり、テレアポや飛び込みで営業したり、知り合いに商品のことを広めてもらうように頼んだり、という泥臭いことをしないといけません。
世の中に存在する商品やサービスは、ある一定の知名度や売上が構築されるまでは、誰かが泥臭く活動して営業しているのです。
この原理を知っているかどうかは、転職した後や起業した後でのパフォーマンスに大きな影響を与えます。
営業経験者には、この思考が備わっているから、ビジネススキルが高いと判断されるのです。
営業経験者には創意工夫して仕事する習慣がある
営業経験者には、創意工夫して仕事を改善する習慣があります。
営業職は、年間の売上目標、月間の売上目標、週間の売上目標などを常に追いかけており、その目標を達成するために、月別・週別・日別の行動目標を立てて仕事をしています。
「今週の目標が達成できていないのなら、来週で挽回するためにはどうすればいいか?」「今日の行動目標が達成できていないなら、明日は何をどのように改善すればいいか?」を常に考えて行動しています。
ですから、営業職には、日ごろから創意工夫をして自分の業務を改善する、という習慣が身についているのです。
創意工夫する習慣は、あらゆる職種で活かすことができるので、この習慣を持っている営業経験者はビジネススキルが高いといえます。
営業経験者は自分の給料がどこから出ているか知っている
営業経験者のビジネススキルが高い理由の一つに、「自分の給料がどこから出ているのかを知っている」というのがあります。
営業職の仕事は、お客様に商品やサービスを販売して売上をつくることなので、自分が働いている会社が「誰からいくらお金をもらっているのか?」を身近に感じることができます。
会社の売上から遠いところで業務をしている職種の人たちは、自分の給料がどこから出ているかを把握していないことが多く、「なぜ、こんなに自分の給料が少ないのか?」と文句ばかり言っているのです。
この人たちは、自分の給料がどこから出ているかを知らないので、一生行動に移さないですし、一生低賃金のまま働き続けることになります。
いっぽう営業経験者は、自分の給料を上げるためには、自分の売上を増やせばいいということを知っているので、文句を言うのではなく、給料を増やすために行動をすることができます。
ただ単に、「給料を上げてほしい!」と訴えるよりも、「〇〇円の売上をつくって、会社に〇〇円の利益をもたらしているのだから、給料を上げてほしい!」と交渉できる人の方が、ビジネススキルが高いといえるのです。
営業経験者は転職先がいつも豊富にある
営業経験者が、世の中からビジネススキルが高いと思われている最後の理由は、「営業職にはいつも転職先が豊富にある」という点があります。
転職サイトや人材紹介サービスを利用するとよくわかりますが、営業経験者を募集している会社は世の中にたくさんあります。
年収400万円~500万円の求人はもちろん、経験次第では年収600~1,000万円クラスの求人がいつも出ています。
営業職は、どんな業種や会社でも必要な職種なので、常にどこかの会社が募集しています。
企業側が、「高い給料を払ってでも、営業経験者を採用したい」と思うということは、それだけ営業経験者のビジネススキルを高く評価しているという証拠です。
ですから、20代~30代前半までの方で営業職をまだ経験したことがない人は、今のうちに、ぜひ営業職にチャレンジしておきましょう。
未経験から営業職を受け入れてくれる会社はありますが、そのほとんどが「30~35歳まで」という年齢制限を設けています。
「やりたい仕事が特にない」「自分の市場価値を高めたい」「将来の不安を解消したい」という方は、営業職へのキャリアチェンジを検討してみてくださいね。

まとめ
今回のまとめです。
- 食いっぱぐれない仕事は営業職
- 営業は需要が多いから食いっぱぐれない
- 営業職は稼ぎやすいから食いっぱぐれない
- 資格・学歴なしでも食いっぱぐれないのが営業職の魅力
- 営業職でコミュニケーション能力を身につければ食いっぱぐれない
- 営業は独立開業のスキルも身につくから食いっぱぐれるリスクが低い
営業はコミュニケーション能力が低い人だと難しいと思われがちですが、ただの明るい営業マンよりも、明るくはないけど親身になって自分のために精度の高い提案してくれる営業マンを選ぶお客様が圧倒的に多いです。
相手のニーズを的確にヒアリングできる力と、相手のためになる提案ができる営業マンであれば、実績をあげることはそれほど難しくはありません。
ですから、未経験から食いっぱぐれない仕事に就きたいと思っている方には「営業職」がおすすめですよ
