
「アパレルから転職したい…」
「アパレルの給料が低すぎる…」
「アパレル店員の将来に不安がある…」
このような悩みを抱える、アパレル店員やアパレル業界で働く方に向けて、記事を書いています。
アパレル業界は華やかでカッコイイので、ファッションが好きな若者がたくさん働いています。
「お洒落が好きだからアパレル業界で働く」というのは、好きなことを仕事にしているので、自己実現の欲求が満たされます。
しかしアパレル業界で働く人の多くが、年齢が25歳前後になってくると、年収の低さや将来のキャリアに不安を感じるようになり、アパレルからの転職を意識するようになります。
結論からいうと、アパレルから転職するなら「28歳まで」がおすすめです。
その理由は、28歳を過ぎると未経験からの転職が一気に厳しくなるから、です。
今回は僕や友人の体験談を踏まえて、『アパレルからの転職は28歳までが限界な理由』から『アパレルから転職で失敗しない方法』までを解説していきます。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
※『今すぐにアパレルから転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
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この記事の目次
アパレル店員から転職すべき?【アパレル店員の年収のリアルをぶっちゃけます!】
アパレル店員の仕事は、やりがいもありますし、楽しい仕事だと思います。
おしゃれな洋服に囲まれて働けますし、ファッションが好きなスタッフやお客様がお店に集まるので、職場環境への不満は少なめです。
アパレル店員の問題は「年収の低さ」です。
某有名ブランドのアパレル店員から聴いた話だと、7年のキャリアがある副店長クラスでも、年収は250万円程度しかないそうです。
日本の平均年収が約430万円なので、これと比較すると180万円も安いですね。
どれだけカッコイイ仕事だとしても、給料が低すぎると、続けたくても続けられないですよね。
僕はアパレル業界の商品企画を3年やりましたが、年収280万円しかもらえず、10年先輩の年収をみても350~400万円程度だったので、このままここにいたらダメだと思って、アパレルからの転職を決意しました。
僕の友人には元アパレル店員がいますが、26歳男性の店長クラスで年収280万円、27歳女性の副店長クラスで年収250万円だったそうです。
このような年収の低さによって、アパレルから転職しようと考える人は多いですが、気をつけなければいけないのが年齢です。
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アパレルから転職するなら28歳までがおすすめな理由
アパレルから転職して年収を上げるためには、必然的にアパレル業界以外の仕事に転職することになります。
そうなると、未経験からチャレンジできる求人に応募するわけですが、未経験採用をする会社の多くは、年齢のボーダーラインを設けています。
この年齢のボーダーラインの多くが「30歳未満」に設定されています。
僕は実際にアパレルからIT業界に転職していますが、アパレルから異業種に転職するなら、「28歳まで」に行動するのがおすすめだと思います。
24歳~28歳くらいの年齢の人材は、未経験からでも教育すれば、十分に活躍できるというイメージがあるので、企業側も積極的に採用してくれます。
しかし28歳を過ぎると、フットワークが重くなったり、前職のやり方にこだわったり、という印象があり、教育しにくいと思われてしまうのです。
経験者の転職の場合は、スキルや経験をもとに転職するので、何歳になっても転職できますが、未経験からのキャリアチェンジは年齢がかなりネックになります。
アパレル店員からの転職におすすめの職種は法人営業
「アパレル店員からでも転職できるのかな…」
このような不安によって、なかなか転職に踏み切れない、という人も多いと思います。
アパレル店員から転職したい人は、どのような仕事を選べばいいのでしょうか?
結論をいうと、アパレル店員からの転職に、おすすめの職種は「法人営業」です。
せっかく頑張って、アパレル店員を続けてきたのですから、転職先でもその経験を活かしたいですよね。
アパレル店員を数年経験している人には、「コミュニケーション能力」という武器が身についています。
このコミュニケーション能力を活かせる、最適な仕事が「営業」なのです。
営業の種類には、法人営業、個人営業、新規開拓営業、ルート営業、などがありますが、将来性を考えたときにおすすめなのは「法人営業」です。
法人営業の仕事は、お客様の課題をヒアリングして、その課題を解決するための商品やサービスを提案して、ご契約をいただき、実際に導入してもらって、効果を体感してもらうことです。
この法人営業の一連の流れって、どこかで見たことありませんか?
そうです。アパレル店員の仕事の流れと同じなんです。
アパレル店員の仕事は、お客様の要望や問題をヒアリングして、お客様が満足できる商品を提案し、商品を買ってもらって、実際に商品を着てもらって満足してもらうことです。
つまり、アパレル店員の仕事で身に付けたスキルは、そのまま法人営業の仕事に応用できるということです。
法人営業の仕事をしている方の中には、アパレル業界出身の方も多いので、それだけ活躍しやすいということですね。
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アパレルから営業に転職したら年収を2~3倍に増やせる!
「アパレルから営業に転職したら、実際いくら稼げるの?」
このような疑問もありますよね。
アパレル業界で働く人の多くが、年収300万円未満で働いていると思いますが、これはアパレル業界が利益率の低いビジネスだからです。
社員ひとり当たりが生み出せる利益が少ないと、どうしても社員の給料は安くなってしまいます。
なぜなら儲かっていないのに、社員に必要以上の給料をあげていたら、会社が潰れてしまいますよね。
ですからお金を稼ぎたいなら、どの業界を選ぶかが重要です。
選ぶべき業界は、社員ひとり当たりが生み出せる利益が大きくて、社員に還元される給料も高い業界です。
「儲かりやすいから給料も高くなる」というのは、非常にシンプルです。
実際に僕はアパレルから転職して「年収280万円→年収500万円」になりましたし、僕の友人はアパレル店員から転職して「年収280万円→年収600万円」になっています。
アパレル業界での経験を活かしつつ、適切な業界に転職すれば、年収を2~3倍増やすことは現実的に可能なのです。

アパレル店員から転職するならエージェントを使うべき!
今までずっとアパレル業界で働いてきた人の多くは、転職活動の仕方がよくわからないと思います。
どうやって求人を選ぶのか、どうやって求人に応募するのか、どんなスーツを着ていけばいいのか、どんな応募書類が必要なのか、面接では何を聴かれるのか、などの不安もありますよね。
ハローワークや転職サイトを使って、自分ひとりで転職活動をする人もいますが、なかなか書類選考が通らなかったり、いつも面接で落とされたり、という結果になりやすいです。
転職市場には、アパレルから転職しやすい企業とそうでない企業があるので、まずはそれを知る必要があります。
転職活動に関しての知識がないと、アパレルからの転職が絶望的に難しい求人にばかり応募している、ということも起こりえます。
そのため、どうしてもアパレルから転職したいという方は、転職エージェントを使うのがおすすめです。
転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーが書類の作り方から面接対策、求人紹介までをトータルでやってくれます。
あなたの特性に合わせて、あなたが採用される可能性の高い求人を中心に紹介してくれるので、初めてアパレル以外の仕事に転職する方でも安心です。
転職エージェントは無料で利用できるので、とりあえず登録して、キャリアアドバイザーにいろいろと質問してみるのがおすすめですよ。
アパレルから転職で失敗したくない方は、こちらの記事で紹介する転職エージェントがおすすめですよ。
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⇒【失敗談あり】元アパレル社員がおすすめする転職エージェント3社
まとめ
この記事のまとめです。
アパレル業界で働く人は将来に不安を感じて転職する
アパレルから転職するなら28歳までがおすすめ
アパレル店員からの転職におすすめの職種は法人営業
アパレルから営業に転職したら年収を2~3倍に増やせる
アパレルから転職するならエージェントを使うべき
アパレルから転職するなら、できるだけ若いうちに、転職するのがおすすめです。
とはいえ、アパレル業界で働くことが悪いわけではなく、アパレル業界で身につくスキルや経験にも価値はあります。
特に「コミュニケーション能力」は価値が高いですね。
でも、アパレル店員としてのキャリアップには、限界があることも事実です。
アパレル店員の将来は、副店長、店長、エリアマネージャーなどにステップアップしていき、最終的には本社でバイヤーや商品企画などになります。
しかし、川上のポジションになればなるほど、席数は限られているので、副店長や店長から上に行けない人が出てきます。
上を目指して頑張ることは大切ですが、席が空いていない現実を知るのが30代40代になると、キャリアチェンジがかなり難しくなります。
そのため、アパレル店員の将来に不安を感じているなら、20代のうちに転職するのがおすすめです。
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