
「就職エージェント選びで失敗したくない…」
このような悩みを抱える、高卒フリーターの方向けの記事です。
就職エージェントを利用して就職しようと思っても、就職エージェントが多すぎて、どこを利用すればいいのか迷いますよね。
結論からいうと、高卒フリーターが就職エージェント選びで失敗する理由は、知名度だけで大手の就職エージェントに登録してしまうからです。
大手の就職エージェントの場合、大卒の正社員も多く登録しているので、高卒フリーターだと、どうしても経歴で見劣りしてしまいます。
就職エージェントは求職者を就職させるのが仕事なので、大卒社員と高卒フリーターを比較したときに、どうしても就職させやすい大卒社員を優先してしまうのです。
ですから高卒フリーターは、「高卒フリーターをメインターゲットにする就職エージェント」を選ばなければいけません。
この記事では「高卒フリーターが就職で失敗しない方法」から「高卒フリーター向けの就職エージェント3社」までを紹介しています。
この記事を読めば、自分に合った就職エージェントを選ぶことができるようになります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
【関連記事】
⇒【失敗談あり】元フリーターがおすすめする転職エージェント3社
この記事の目次
高卒フリーターが就職エージェント選びで失敗する理由は超簡単です
この記事を読んでいるあなたは、就職エージェントが多すぎて、どこに登録すればいいのか迷っているのだと思います。
平成28年度・職業紹介事業報告の集計結果によると、日本には大小合わせて約2万社の職業紹介事業があるので、そりゃ迷いますよね…。
ですから大抵の人は、このような思考になります。
どの就職エージェントを利用すればいいのかわからない→とりあえず名前を聴いたことのある就職エージェントに登録しよう
このように、テレビCMや電車広告で見たことある就職エージェントは、安心感があるので多くの人が登録します。
でも高卒フリーターの方が、大手の就職エージェントに登録すると、失敗する可能性が高いです。
その理由は、大手の就職エージェントのメインターゲットが「大卒の正社員」だからです。
大手の就職エージェントには、大手企業の求人も多いのですが、残念ながら大手企業が採用するのは「大卒以上の正社員」です。
そのため、高卒フリーターの人がどれだけ頑張っても、そもそも書類選考が通過しないことも多々あります。
【関連記事】
⇒高卒フリーターはやばい!?悲惨な末路になる理由は超簡単です
高卒フリーターは大手就職エージェントを選ぶな!
高卒フリーターの人が、大手の就職エージェントを選ばない方がいい理由として、「最低限の就職サポートしか受けれない」というのがあります。
大卒以上の正社員は、新卒時に就職活動を経験しているため、手取り足取りサポートしてもらわなくても、自分ひとりで転職することができます。
そのため大手の就職エージェントは、「履歴書は作れますか?」「ひとりで面接対策はできますか?」「企業のことを理解できていますか?」などの細かい確認はしてくれません。
そのため、高卒フリーターが大手の就職エージェントを利用すると、応募する求人の選び方が分からなかったり、応募書類の作り方が分からなかったり、面接対策がうまくできなったり…という感じで、いつまで経っても就職できないという悲劇になります。
こうなってしまうと、「やっぱり高卒フリーターは就職できないのかぁ…」と就職自体を諦めてしまう可能性もあります。
ちなみに元フリーターの僕は、10社以上に書類応募をしても全て落選したり、面接がショボすぎて面接官に叱られたり…という失敗のせいで、どんどんやる気が下がっていった経験があります。
僕の場合は、友人が紹介してくれたおかげで、たまたま自分に合った「フリーター向けの就職エージェント」に出会えましたが、これはただの偶然です。
もしあのとき、就職エージェントを紹介してもらえていなかったら、今もまだフリーターを続けていたかもしれません。
そう思うと、本当にゾッとします…。
高卒フリーター向けの就職エージェントを超簡単に見つける方法
高卒フリーターの人は、メインターゲットを高卒フリーターに設定している就職エージェントを選ぶべきです。
では、高卒フリーターがメインターゲットの就職エージェントは、どうやって選べばいいのか?
誰でも簡単にできる方法として、「就職エージェントのサイトを確認する」というのがあります。
就職エージェントに登録するときって、必ずそれぞれのエージェントのサイトから登録しますよね?
そのときに、サイトの中に「フリーター」「高卒」「大学中退」などの文言があるかどうかをチェックしてください。
高卒フリーターをメインターゲットにしている就職エージェントのサイトは、「フリーターでも就職できる」「フリーターから正社員に就職」などの文言が必ず入っています。
また高卒やフリーターの就職事例を紹介していることも多いので、そのあたりもチェックしておきましょう。
このようにサイトの雰囲気が、高卒やフリーターの就職を手厚くサポートしてそうな感じなら、高卒フリーターでも安心して利用できます。
その反対に、サイトの中に「高卒」や「フリーター」などの文言がなく、「第二新卒」や「既卒」などの文言が目立つようなら、それは大卒向けの就職エージェントだと思ったほうが良いですね。
高卒フリーターの方が、大卒向けの就職エージェントに登録しても、時間の無駄になる可能性が高いので、やめておきましょう。

高卒フリーターは就職エージェントに徹底的にサポートしてもらえ!
失礼ながら、高卒フリーターの方が、自分ひとりで就職しようとするのは無謀です。
就職するためには、自分に合った会社を選ばなければいけませんし、自分の強みが読みやすくまとまった職務経歴書を作らなければいけませんし、企業ごとに万全な面接対策をしなければいけません。
これらを自分だけでやるのって、なかなか大変ですよね…。
就職エージェントには、過去の成功事例や失敗事例がたくさんあるので、それらのデータをもとに、あなたに合った求人を見つけてくれて、選考を通過するためのポイントも教えてくれます。
要するに「カンニングペーパーがある状態で就職活動できる」ということです。
そりゃあ、内定率も高くなりますよね。
いっぽうで自分ひとりで就職活動をやっている人は、選考に関する情報が圧倒的に少ないので、就職エージェントを利用している人と比べると、かなり不利になります。
ただでさえ高卒フリーターの人は、学歴や職歴という点で、ほかの求職者よりも不利な状況になっているので、それ以外の要素でカバーするしかありません。
高卒フリーターの人は、履歴書・職務経歴書・面接対策・自己分析・情報量という武装をして、転職市場という戦場を勝ち抜きましょう。

まとめ:高卒フリーターが就職エージェント選びで失敗しない方法
最後に「高卒フリーターが就職エージェント選びで失敗しない方法」をまとめておきます。
- メインターゲットが「高卒フリーター」かどうかが重要
- 大手就職エージェントは高卒フリーターには向いてない
- 「高卒」「フリーター」という文言がサイトにあれば大丈夫
- 「第二新卒」「既卒」という文言は大卒向けの可能性が高い
- 就職エージェントに徹底的にサポートしてもらうべき
高卒フリーターの方でも、正しい方法で就職活動すれば、自分に合った会社に就職することは可能です。
たとえ今がフリーターでも、就職に成功すれば、人間として大きく成長できる仕事が手に入り、年収も500万円くらいなら簡単に稼げます。
僕も26歳まで年収200万円のフリーターでしたが、自分に合った就職エージェントを利用したおけがで、IT業界の営業職に転職することができて、人生が大きく変わりました。
自慢ではありませんが、僕はかなりショボい経歴の持ち主なので、この記事を読んでいる意識の高いあなたなら、絶対に人生をやり直せると思いますよ。
大事なのは「いつ行動するか」です。
人間は重要なことを後回しにする性質があるので、思い立ったら今すぐに行動しましょう。
あなたは今から何を始めますか?
