アパレル しんどい

「アパレルの仕事がしんどい…」
「アパレルの職場に疲れた…」

「アパレルで働くのが精神的に辛い…」

このような悩みを抱えるアパレル社員の方に向けて、記事を書いています。

何年もアパレル業界で働いていると、仕事がしんどいと思う場面が一度はありますよね?

僕もアパレル業界で3年間働いた経験があるので、あなたの気持ちは痛いほどよくわかります。

では、なぜアパレルの仕事をしんどいと思うのか?

結論からいうと、アパレルがしんどい理由は『疲れる・つまらない・精神的に辛い』からです。

この記事では、元アパレル社員の僕の実体験をもとに「アパレルがしんどい理由」から「アパレルからおすすめの転職先」までを解説しています。

この記事を読めば、アパレルの仕事を続けるべきかどうか、判断できます。

それでは、さっそく見ていきましょう〜。

『今すぐにアパレルから転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

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【失敗談あり】元アパレル店員がおすすめする転職エージェント3社

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アパレルがしんどい理由【疲れた・つまらない・精神的に辛い】体験談

アパレル業界の仕事は好きな服を着て好きなヘアスタイルで働けるので、自分のファッションで自己表現したい人には最高の仕事だと思います。

僕も新卒で某アパレル企業に入社しましたが、金髪にコムデギャルソンの服を着て働いていました。

通勤途中の姿は、おそらく学生と見分けがつかなかったと思います。

このように自由なアパレル業界ですが、働き始めて3年〜5年経ってくると収入面やスキルアップ面に不安を感じるようになるんですよね…。

僕は25歳で某アパレル企業を退職しましたが、僕の退職理由は次のとおりです。

  • 8年上の先輩社員の年収が自分と変わらなかった
  • 異業種で働く同世代の友人より年収が低かった
  • 10年後20年後に上司のようになりたくなかった
  • 自分個人に何もスキルが身についていないと感じた
  • アパレル以外の仕事で自分を試したくなった

このようにアパレルから異業種に転職する方の転職理由は、収入面と将来のキャリアへの不安が多いですね。

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【アパレルがしんどい理由①】自由がなくて精神的に辛い!

アパレルで働いていた頃は気づかなかったのですが、アパレルから離れてみて感じるのは「勤務中に自由な時間がないこと」です。

たとえばショップ店員の場合、勤務中は必ず店舗にいなければいけませんよね?

常にお客様が来店する可能性があるので、勤務中は接客で気を休める時間がありません。

しかもずっと立ちっぱなしなので、年齢が上がると体力的にもしんどい…。

僕はアパレル社員から営業職に転職していますが、営業職は勤務中の自由な時間がかなり多いと思いました。

僕はWEB業界の営業職をやっておりWEBサービスを企業に提案するのが主な業務だったため、基本的には企業に訪問して先方の経営者や担当者を相手に商談していました。

外回りのときは商談と商談の間の移動時間は自由にできますし、1日のスケジュールもわりと自由に決めれました。

1日の自由な時間に『書籍を読んだり・オーディオブックを聴いたり・仕事以外の作業ができたり』の環境だったので、勤務しながらも自分のために時間を使えていました。

1日中店頭にいる人や1日中社内にいる人だと、なかなか勤務中に自由な時間をつくるのは難しいですよね。

そのいっぽうで外回りの営業職には、自由な時間がたくさんありました。

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【アパレルがしんどい理由②】年齢とともに疲れが取れなくなる!

アパレル社員のしんどいところは、年齢とともに仕事のやりがいを失っていくことです。

僕が勤めていた某アパレル企業は、社員の年齢構成が極端でした。

ざっくり言うと、次のような年齢構成です。

  • 18〜21歳:15%
  • 22〜25歳:60%
  • 25〜29歳:10%
  • 30〜40歳:5%
  • 41〜50歳:5%
  • 51〜60歳:5%

この年齢分布を見てわかるとおり、25歳以下の社員が75%という年齢構成です。

ちなみに、ほとんどの社員が大学卒業後の新卒社員でした。

また事務職やショップ店員では高卒社員も採用していたので、18〜21歳の社員の大半は高校卒業後の新卒社員です。

つまり多くの社員が「入社して3年以内に辞めていく」ということになります。

そんな中で転職せずに残った社員の中から、40代の部長やら50代の役員やらが誕生するという構図です。

でも社内の状況的には、部長や役員になっても安心できない感じでした。

せっかく部長になった40代の人が平社員に戻されたり、役員まで出世した人がリストラされたり…。

結構めちゃくちゃな印象でしたね。

憧れのアパレル業界に入社して2年くらいは楽しさだけで突き進めますが、仕事に慣れてきた3年目からは職場を冷静に見れるようになります。

その結果、多くのアパレル社員が「将来的にアパレルで働き続けるのはリスクが高い」と判断して20代半ばで異業種へ転職していくのです。

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ショップ店員は年取ったらどうなる?アパレル歴5年の僕が解説します

【アパレルがしんどい理由③】将来性がないから精神的に辛い!

アパレル社員がしんどい理由は「キャリアアップが期待できないから」です。

「キャリアアップできない…」というのは特にアパレルのショップ店員が抱える悩みです。

アパレル業界の中で1番人数の多い職種は「販売職」です。

店頭で商品を売る人がいなければ、アパレル企業は売上をつくることができません。

そのため全国に店舗を出店して、自社の商品を販売する拠点をたくさん用意しようと考えます。

アパレル企業は販売スタッフを確保するために、毎年大量の新卒社員を販売職として採用しています。

多くの新入社員が「将来は商品企画やバイヤーなどの川中の仕事がしたい」という希望を持っているので、店頭で結果を残せるように頑張ります。

しかし商品企画やバイヤーの人数は販売職と比べると圧倒的に少ないので、なかなか席が空かないのです。

商品企画やバイヤーの仕事は販売職よりも年収が高くなりますし、体力的にも販売職よりは楽です。

せっかく苦労して商品企画やバイヤーのポジションを手に入れた先輩たちが、そんなに簡単に席を空けてくれるはずがありません。

普通に考えて、本社勤務の先輩たちは定年までそのポジションを守り続けますよね。

ですから「ショップ店員のキャリアが店長でストップしてしまう」のはよくある話です。

店長のままだと年収は上がりませんし、スキルも一定のところまでしか身につきません。

これではアパレル企業で働き続けるモチベーションが低下するので、他の企業に転職するしかなくなりますよね…。

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アパレル業界で働くと底辺になる理由【ショップ店員の年収低すぎ!】

アパレルがしんどい人は異業種に転職しよう!【20代で行動しないと手遅れになります】

アパレルから転職してスキルや年収を上げたい人は、まず何をするべきか?

やるべきことは、次の2つです。

  • 営業スキルが身につく職種を選ぶ
  • 稼ぎやすい業界を選ぶ

まずは、スキルついて。

せっかくアパレル経験があるのですから、ゼロからキャリアを積むのではなくアパレル経験を活かしつつ新たな経験を積むのがベストですね。

営業職ではアパレル時代に培ったコミュニケーションスキルをそのまま活用できるので、転職後に成果も出しやすいです。

また営業スキルを一度身につけてしまえば、業界が変わっても営業として転職しやすいというメリットもあります。

営業が転職しやすい理由は「販売する商品やお客様の属性が変わってもやることがほぼ同じだから」です。

次は、稼ぎやすい業界を選ぶ点について。

稼げる給料の上限は「どの業界を選ぶか?」で決まります。

業界選びで失敗しないためには、自分が年収いくら稼ぎたいのかを明確にして、それが実現できる会社なのかを事前に調べておくのが重要です。

僕はアパレル企業の商品企画からWEB業界の営業職に転職した結果、年収280万円から年収500万円に収入をアップさせることができました。

もし特にやりたい仕事がないなら、WEB業界やIT業界の営業職に転職するのがおすすめです。

特に「ベンチャー企業」が狙い目ですね。

未経験の若手人材を積極的に採用する企業も多いので、アパレルからの転職でも十分チャンスがあります。

「アパレルがしんどい…」と悩んでいるだけでは何も変わらないので、ぜひこの機会に行動してみませんか?

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する無料適職診断テストを受けるのがおすすめですよ。

【まとめ】アパレルはしんどいと思ったら即転職するのが安全です!

この記事のまとめです。

  • アパレルがしんどいなら営業職に転職すべき
  • アパレルは勤務中に自由な時間がない
  • アパレル社員の年齢としんどい気持ちは比例する
  • アパレルはキャリアップが期待できない
  • 若いうちにアパレルから異業種に転職しよう

アパレル業界での仕事経験は無駄にはなりませんので、これまでの経験を活かしつつ年収アップやスキルアップができる環境に移動しましょう。

そもそも環境を選び間違えていると、その場所でどれだけ努力しても報われません。

大切なのは「できるだけ若いうちに行動すること」です。

転職市場ではスキルや経験よりも、若いこと自体が武器になります。

25歳の男性と29歳の男性を比較したときに、企業が採用したがるのは25歳の男性です。

未経験者を採用すると入社後にイチから教育しなければいけないので、できるだけ思考が柔軟な若手人材を採用したいと考えるのです。

「このままアパレルを続けるのは無理だ…」と思う方は、手遅れになる前に行動しておきましょう。

ドフラ
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