

このような方に向けて、記事を書いています。
結論からいうと、フリーターからでもIT企業に就職することはできます。
その根拠は、実際に記事を書いている僕自身が、フリーターからIT企業に就職できたからです。
ただし選べる職種は限られていて、現実的に考えると採用されやすいのは『営業職』になります。
『IT企業=ITエンジニア』と考えている人もいると思いますが、ぶっちゃけ知識も経験もないフリーターが、ITエンジニアで採用されることはほぼありません。
そのため、フリーターからITエンジニアを目指すなら、次のルートがおすすめです。
①IT企業に営業職として入社する
②IT業界やサービスの知識と経験を積む
③独学やスクールでプログラミングを学ぶ
④ポートフォリオを作成してITエンジニアに転職する
ちなみに、僕の場合は【IT企業の営業職→WEBコンサル→WEBマーケター】という感じで、ステップアップしていきました。
この記事では、フリーターからIT企業に就職した僕の実体験をもとに『フリーターがIT企業に就職する方法』を解説していきます。
この記事を読めば、どうすればフリーターがIT企業に就職できるかがわかり、人生をやり直すための一歩が踏み出せるはずです。
3分で読める内容なので、それでは見ていきましょう。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
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この記事の目次
フリーターがIT企業に就職する方法【3分で読める体験談です】
まずは、僕のダメすぎるエピソードを紹介して、あなたを勇気づけたいと思います。
僕はFラン大学を卒業後、アパレル企業で3年働いたのですが、5年後10年後の先輩や上司の姿を見て、『あんな未来は嫌だ!』と思い何も考えずに退職しました。
そして、ここから人生が転落します。
無計画に会社を辞めたので、特にやりたい仕事もなく、とりあえずフラフラ遊んでおくか~という感じで、貯金を切り崩しながらニートをしていました。
実家暮らしだったので、生活費はほぼ0円でした。
しかし調子に乗って、国内旅行や海外旅行に行っていたので、すぐに貯金はゼロに…。
やりたい仕事がなかったので、『とりあえずフリーターでいいや!』という軽い気持ちで、倉庫作業員のアルバイトを始めます。
この当時が、人生で1番惨めでしたね…。
毎日倉庫に行って、荷物を指定の場所に運んだり、指定の場所から荷物を集めたり…。
倉庫内で、1日8時間ずっと、荷物を運ぶだけの毎日は、精神的にきつかったです。
職場には同世代が1人もおらず、男性はダブルワークをしている41歳と実家暮らしで独身の43歳だけ。9割は主婦のパートの人でした。
『こんな場所から早く抜け出したい!』
頭の中は、この気持ちでいっぱいでした。
その後、転職情報をいろいろ調べていくうちに『なんとなくIT業界が良さそうだ!』という結論になりました。
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フリーターがIT企業に就職できるかは職種選びで決まる!
とりあえずIT企業への就職を目標に、就職活動を進めていきましたが、何社応募しても書類選考でほぼ落選…。
こんな状態が続きました。
『やっぱりフリーターだとIT企業に就職できないのかな…』
僕はマイナス志向になり、就活する気もなくなっていきました。
『まだ就職しなくてもいいか~』と思っていたタイミングで、同級生の友人と遊ぶ機会があり、自分の考えを改めることになります。
当時の僕は26歳で、同級生のほとんどが、正社員として仕事を頑張っていたんですよ…。
友人たちが頑張っている姿をみて、自分もこのままじゃいけない!と思い、再び就活に火が付きました。
なぜ、自分はIT企業に就職できないのか?
これまでの就活を振り返って、自分なりに分析してみたのです。
その結果、僕が応募していた職種は、専門性が高すぎて、未経験から採用されるのは無理かも…ということに気づきました。
・ITエンジニア
・WEBマーケター
・商品企画
・経営企画
僕は変に自分に自信があったので、『自分ならこういう仕事もやれるだろう!』と思ってたんですよね…。
今ならわかりますが、未経験では無理です。
その後、就活の方向性を修正し、未経験でも採用されやすい求人を中心に、応募するようになりました。
そして行き着いたのが、『営業職』です。
IT企業の求人の中でも、営業職は未経験者を採用するケースが多く、フリーターにも十分チャンスがあります。
それから、応募する職種を『IT企業の営業職』に絞った結果、ITベンチャー企業の営業職に就職することができました。
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フリーターからエンジニアに就職するのは難しい理由
IT企業への就職を考えている方の中には、『IT企業に就職する=エンジニア』と思っている方も多いです。
でもぶっちゃけ、フリーターからエンジニアに就職するのは無理ゲーです。
最近は、プログラミングスクールが乱立している影響で、ITエンジニアに就職したい人が増えています。
その影響で、知識ゼロ・経験ゼロという人が、IT企業に採用されるケースはめちゃくちゃ少なくなりました。
未経験者は、書類選考で9割くらい落ちますね…。
求人票に『未経験OK』と書いてあっても、ポートフォリオの提出が必須だったり、スクールでの学習経験が必須だったり。
エンジニアの選考基準は、どんどん厳しくなっています。
そのため、どうしてもITエンジニアになりたいなら、プログラミングスクールに通ってポートフォリオを提出できるレベルになるか、営業職としてIT企業で働きつつキャリアアップを目指すかの2択かと。
お金をかけずに、手っ取り早くIT業界に入るなら、営業職を選ぶのが現時的です。
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フリーターがIT企業の正社員に就職するメリットとは?
僕がフリーターからIT企業の正社員に就職して、得られたメリットは次のとおり。
・営業スキルが身に付いた
・500人以上の経営者から話が聴けた
・IT業界の知識と経験が身に付いた
・WEBマーケティング知識が身に付いた
・WEBコンサルができるようになった
・ビジネスアイデアを考えれるようになった
・起業や副業が身近になった
・実際に副業で月数万円稼げるようになった
このようにIT企業に就職すると、得られるメリットは多いです。
この中でも、特に『個人で稼げるスキルが身に付くこと』が大きいですね。
WEBコンサルができるようになったり、WEBマーケティングスキルが身に付いたりすると、会社に依存しなくてもお金が稼げる状態になるので、かなりおすすめです。
次章では、僕がどのような方法を使って、フリーターからIT企業に就職したかを解説していきますね。

フリーターがIT企業に就職するには転職エージェントを利用するのが1番早い!
IT企業に就職するには、いろいろな方法があります。
ハローワーク、転職サイト、求人誌、合同企業説明会、ホームページ、紹介など。
でも、フリーターから就職するなら、自分ひとりで就活しない方がいいです。
なぜなら、フリーターの就職は難しいからです。
企業の採用担当は、フリーターに対して『正社員という責任のある立場から逃げてきた人』というネガティブなイメージを持っています。
要するに、『フリーター=楽してきた人間』というイメージですね。
そのためフリーターは、自分ひとりで就職活動すると、書類選考が全然通らないんですよ…。
では、フリーターはどうすればいいのか?
フリーターからIT企業に就職するなら、転職エージェントを利用するのが1番早いです。
転職エージェントとは、仕事を探す求職者と人材を募集する企業をつないでくれる転職支援サービスです。
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが、内定がもらえるまでの企業とのやりとりを全部やってくれます。
さらに、フリーターでも採用されるIT企業を紹介してくれますし、フリーターの不利な経歴を推薦文でカバーしてくれます。
転職エージェントと企業には信頼関係があるので、フリーターでも面接のチャンスがもらえたり、採用してもらえたりするのです。
ここまでの内容から、フリーターがIT企業に就職するには、転職エージェントを利用するのがおすすめだといえます。

まとめ:フリーターでもIT企業に就職できる!
この記事のまとめです。
- フリーターでもIT企業に就職できる
- フリーターがIT企業に採用されるのは営業職
- フリーターからエンジニアに就職するのは難しい
- 未経験からIT企業の正社員に就職するメリットは大きい
- IT企業で働くと個人で稼げるスキルが身に付く
- IT企業に就職するには転職エージェントを利用するのが1番早い
記事を書いている僕は、26歳のときに転職エージェントを利用して、フリーターからIT企業の営業職に就職できました。
IT企業の営業職を経験した後は、WEBコンサルタントやWEBマーケティングの仕事を経験し、今では個人でWEB系の事業を複数持っています。
IT企業に就職する前は、年収190万円の倉庫作業員アルバイトだったので、人生は180度変わりました。
26歳のときに不安を抱えながらも、思いきって一歩踏み出したのが大きかったです。
本当に、あのときの自分を褒めてあげたいですね。
あなたも、今のフリーター人生に不満があるなら、思いきって行動してみてください。
その小さな一歩で、人生は驚くほど変わりますよ。
