
世の中の大半の人は、仕事を一つしか持っていません。
しかし、これからの時代は、複数の仕事を持っておかないと、路頭に迷うリスクが高くなってしまいます。
その理由は、『会社員は安泰』いう時代が終わってしまったからです。
ひと昔前は、『同じ会社で定年まで働き続ける』というのが主流で、転職することはタブーと考えられており、転職する人は『脱落者』のような扱いを受けていました。
でもそれが現代では、リクルートを中心とした求人広告会社の影響によって、『人生で複数回の転職をするのは当たり前』という考えを持つ人が、かなり増えました。
転職するのが当たり前の時代になり、大手上場企業が相次いで『終身雇用は崩壊した!』と発言する状況もあり、定年まで会社に支えてもらうことは無理そうです。
こうなると、『一つの仕事だけで生きていく』という思考のままでは、会社が倒産したり、会社からリストラされたりしたときに、路頭に迷うリスクが高い…。
このような最悪の末路を避けるためにも、今から『複数の収入源を確保するため』の準備を始めておくことが大事です
この記事では、『仕事は複数持っておかないと路頭に迷うリスクが高くなる理由』から『最悪の末路を避けるためにやるべきこと』までを解説していきます。
この記事を読めば、将来に不安を抱えている方が、今からどんな行動をすればいいかがわかります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※『自分に向いてる仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
この記事の目次
複数の仕事を持っておかないと路頭に迷うリスクが高くなる理由
仕事は複数持っておかないと、将来路頭に迷うリスクが高くなります。
現在、会社員として働いている人の多くが、会社からもらう給料の一つしか収入源を持っていません。
このように、収入源を会社だけに依存していると、会社が倒産してしまった時に、お手上げ状態になり、破産してしまいます。
すぐに次の仕事が決まればいいのですが、会社員の人の大半は、会社から与えられた業務をただやっているだけなので、個人としてのスキルはそれほど高くありません。
会社員は、会社という大きな組織の中の、歯車の一つとなる部分の仕事をしているだけなので、個人のスキルが身につかないのです。
サラリーマンは個人として会社に利益をもたらしているのではなく、会社組織の歯車の一つとして、ほかの社員と一緒になって会社に利益をもたらしています。
つまり、会社員個人に市場価値があるのではなく、『ビジネスモデルと成立している会社組織そのものに市場価値がある』ということです。
会社員のほとんどは、会社の外に出て、会社の看板がなくなった瞬間に、一気に市場価値が低くなります。
ですから、将来のことを考えるなら、自分個人のスキルや市場価値を高めておく必要があります。
そのための方法の一つが、『複数の仕事を持っておくこと』なのです。
複数の仕事を持たないと会社に依存する人生から抜け出せない
一つの仕事しかできない人は、会社に依存する生き方しかできません。
会社に依存していると、会社を辞めさせられないように、会社に言われるがまま、すべてを受け入れて働くしかなくなります。
『その会社で働く』という以外の選択肢がない人たちは、『上司や役員の顔色ばかりを見て働き続けるという人生』になります。
- 自腹での接待…
- 手当の出ない休日出勤…
- 休日のゴルフの付き合い…
- 残業代の支払われない長時間労働…
上記のような『自分の意志とは関係ないこと』に、多大な時間と労力をつかうことになります。
しかしこれは、会社に依存する生き方しかできないなら、仕方のないことです…。
この人生が嫌なら、会社に依存しなくても生きられるくらいに『個人の能力を高めておくこと』が必須です。
会社員が生涯安定だった時代は終わった
ひと昔前は、『一つの会社で生涯働き続けるのが当たり前の時代』でした。
しかし、今は『転職するのが当たり前の時代』です。
さらに、『会社員は安定している』という時代も終わりつつあります。
最近では、大手上場企業が相次いで『終身雇用の崩壊した!』と発表し、45歳以上の中年層に対して『早期退職の希望者を募集する』という動きも目立ちます。
このように『大手上場企業=生涯安定とは限らない』となったわけですから、中小零細企業に勤めている人たちは、なおさら『会社員だからといって安定はない』と思うべきです。
こうなると、自分の身は自分で守るしかありません。
大手上場企業を追い出された45歳以上の行き場がない
このタイミングでリストラされた、45歳以上の人たちの多くが、行き先がなくて困っているのが現状です。
新卒で大手企業に入社して、20年以上を大手の看板のもとで働き続けて、そのまま定年まで働き続けられると思っていたのに、突然リストラされる…。
これが、世の中のリアルです。
この人たちは、これまで巨大組織の中の歯車の一つとして働き続けてきたので、もちろん個人として稼ぐスキルなど持っていません。
彼らが持っているのは、『大手企業で働いていたというプライド』と『今までもらっていた自分の給料の相場観』だけ。
はっきり言って、『プライドだけ高くて、高額の報酬を要求する中途社員』を採用したいと考える企業などありません…。
45歳の人たちが、これから生き残る方法は、報酬が下がることを我慢して、自分の市場価値が高まるような業界や職種で経験とスキルを磨いていくことです。
人生は何歳からでもやり直せるので、『自分の思考をどれだけ早く変えられるか?』が重要です。
会社以外からも収入を得るスキルが必要な時代
複数の仕事を持つということは、『会社以外からも自分の収入を得るスキルを身に付ける』ということです。
会社以外からの収入を持っていると、精神的にも金銭的にもかなり余裕が生まれます。
会社以外からお金を稼げる人は、個人でお金を稼ぐスキルを持っている人です。
これは、『いつでも会社を辞めれる状態』ですよね?
ここまでくると、自分がやりたい仕事だけを選べるようになりますし、もちろんブラックな労働環境で働く必要もなくなります。
個人で稼ぐスキルがあれば、そのスキルに市場価値がつくので、今よりも好条件の職場に転職したり、自分の事業を拡大するために起業したりできます。
これからの時代を生き抜くためには、会社に頼らなくても生きていけるような『個人で収入を得るスキルを持つこと』が最重要なのです。

収入源が多いほど将来が安定的になる
会社以外からの収入源は、多ければ多いほど、将来が安定的になります。
自分にお金を払ってくれる人の数や種類が多いと、一つがダメになっても、他のどれかでそれを補えます。
これができると、破綻するリスクは最小限に抑えられる。
しかしそのいっぽうで、会社員の収入しかない人は、補う方法が一つもないので、すぐに破綻してしまうのです…。
『どうすれば自分の収入源を増やせるか?』
常にこれを考えて、行動を積み上げることで、少しずつ将来の不安がなくなっていきます。
会社員をしながら副業で稼ぐのがおすすめ!
会社員の人が、いきなり会社を辞めるのは、リスクが高すぎます。
一つの収入源しかない人が、その収入源を断ち切ってしまうと、単純に生活することができなくなってしまいます。
しかし長期的にみると、会社員だけをやっているのは、路頭に迷うリスクが高い…。
では、どうすればいいのか?
それは、『会社員をしながら副業に挑戦する』という方法です。
最近は、副業を解禁する会社が増えていますし、クラウドワークスなどの副業用のプラットフォームも広がっているので、副業のハードルが下がっています。
会社員の毎月の固定給を確保しつつ、出勤前や帰宅後、休憩時間や休日などの時間をつかって、副業に挑戦をするのがおすすめです。
とはいえ、副業で稼げるようになるまでには、それなりに時間がかかるので、『3〜5年かけてビジネスモデルを構築する』という長期的な視点が大切です。
ですから『自分も副業で稼げるようになりたい!』という方は、できるだけ早めに行動しておきましょう。

【まとめ】今すぐに複数の収入源を増やし始めよう!
この記事のまとめです。
- 会社員が生涯安定だった時代は終わった
- 会社以外からも収入を得るスキルが必要
- 複数の仕事ができると人生が安定的になる
- 会社員をしながら副業で稼ぐのがおすすめ
- 一つの仕事しかできない人は路頭に迷うリスクが高い
これからの時代、一つの仕事だけで生きていくのは、かなりリスクが高いです。
将来路頭に迷わないように、今のうちから『個人で稼ぐためのスキル』を身につけておきましょう。
個人で稼ぐスキルを身につけたい人は、『会社員をやりつつ副業に挑戦していくこと』がおすすめです。
あとは、あなた次第です。
今から少しずつ行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
