

このような方に向けて、記事を書いています。
正社員になりたいと思いながらも、なかなか就職に踏み切れない女性は多いです。
フリーターの就職は難しいというイメージから、正社員になるのは敷居が高いと考えてしまうんですよね。
さらに、女性は男性より就職が不利だといわれているため、頑張って就職活動しても無理かも…と思われがち。
でも世の中には、若手社員の不足に悩んでいる企業も多いため、フリーター女性でも早めに行動すれば正社員になれます。
実際に僕が働いていたIT企業には、多くの20代女性が、フリーターから就職してきていましたからね。
この記事では、『フリーター女性に人気の職種や業界』から『フリーター女性におすすめの就職方法』までを解説しています。
この記事を読めば、就職を諦めかけていたフリーター女性の方でも、正社員への道が開けるはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう~。
※『自分に向いてる仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
この記事の目次
フリーター女性の割合は?現状を把握しよう
フリーター女性が、今後の働き方を決めるにあたり、フリーターの現状を把握しておくことは大切です。
厚生労働省が発表した『平成30年若年者雇用実態調査の概況』によると、20代女性フリーターの割合は32.6%となっています。
ちなみに、20代前半の女性と20代後半の女性の割合を比較すると、次のとおり。
【20~24歳女性】
・正社員:70.4%
・正社員以外:29.4%
・不明:0.2%
【25~29歳女性】
・正社員:64.3%
・正社員以外:35.7%
・不明:0.0%
ただし、正社員以外には契約社員や派遣社員なども含まれるため、実際にはパート・アルバイトのフリーターは32.6%よりも少なくなりますね。
つまり、フリーターの女性は全体の3割以下の少数派ということ。
過去を振り返ると、2009年から2012年までは、フリーターの人口は増加傾向でした。
これは派遣切りによって、たくさんの派遣社員がパート・アルバイトに移ったからです。
でもその後、2013年以降は景気情勢の影響や企業の人手不足の問題により、正社員で働く人が増えて、フリーター人口は減少し続けています。
要するに、今はフリーターが正社員に就職しやすい時代だということ。
実際に多くの企業が、若手人材の確保に悩んでおり、フリーターでも若ければ積極的に採用しています。
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フリーター女性でも早めに行動すれば就職できる!
『正社員になるのは敷居が高そう…』と考えてしまい、なかなか就職に踏み出せないフリーター女性は多いです。
でも前章で伝えたとおり、若手人材のフリーターを積極的に採用する企業もたくさんあります。
とはいえ『女性は男性より就職が不利なんじゃ…?』という不安もありますよね?
ぶっちゃけ企業によっては、それはゼロじゃないと思います。
でも『〇〇かもしれない』『〇〇だったらどうしよう』と悩むだけで、何も行動しない方がリスクが高いです。
なぜなら行動しなくても、時間は過ぎていきますからね…。
フリーターから正社員になりたいなら、できるだけ新卒の年齢から離れないことが大切です。
『高卒・大学中退・既卒・第二新卒・専門卒』などの非大卒であっても、新卒の年齢に近ければ、新卒社員と同じように手厚く教育してくれる会社もあります。
僕が働いていたIT企業では、20代のフリーター女性でも、自社にマッチする人材なら、積極的に採用していました。
実際に採用した、20代のフリーター女性は、次のとおり。
・七瀬綾香さん(21歳女性・仮名)
⇒大学中退・元アパレル店の販売員(アルバイト)
・山田南実さん(21歳女性・仮名)
⇒高卒・元飲食店スタッフ(アルバイト)
・紺野真美さん(25歳女性・仮名)
⇒大卒・エステティシャン(アルバイト)
男性とか女性とか関係なく、20代後半になると、フリーターからの就職が難しくなるので、早めに行動しておくのがおすすめですよ。
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女性の採用に積極的な業界3選とは?
『女性の就職は難しいのではないか…』
このような不安を抱える方も多いです。
女性には、出産や育児などのライフイベントも多いので、男性の方が就職に有利なイメージもありますよね。
でも、世の中には『女性を積極的に採用したい!』と考えている会社もあるんです。
ここからは、女性を積極的に採用している業界を紹介していきます。
美容・アパレル業界はフリーター女性の採用にも積極的!
フリーター女性が採用されやすい業界には、美容・アパレル業界があります。
化粧品、エステ、ファッションなどの商品を扱う業界には、女性社員が必要不可欠です。
なぜなら商品を使うのは、主に女性ですからね。
そのため、商品企画や広告宣伝、店頭での販売までのあらゆる工程で、女性の意見や実働が求められます。
実際に美容・アパレル業界の現場で働く社員は、ほとんどが女性です。
職場に女性が多い分、女性が働きやすい環境も整っています。
医療・介護・保育業界は女性が活躍しやすい!
医療・介護・保育業界では、たくさんの女性が活躍しています。
女性は男性よりも母性が強く、人に対してやさしい対応ができるという面があり、患者さんや利用者さん、子どもたちと良好な関係を作れるのです。
ただし、これらの業界で仕事をするためには、国家資格が必要になります。
・医療業界⇒看護師
・保育業界⇒保育士
・介護業界⇒介護士(※企業によっては未経験枠もあり)
上記のとおり。
『どうしてもこの業界で働きたい!』という方は、専門学校に通って資格を取得するという道もありますね。
ちなみに、この3つの資格の中だと、看護師の年収が1番高いですね。
女性社員が多数活躍する会社はフリーター女性も採用されやすい!
女性社員が多数活躍する会社は、フリーター女性でも採用されやすいです。
なぜなら、女性社員が成果を出している会社は、女性を採用することに全く抵抗がないからです。
ちなみに、僕が働いていたIT企業は、もともと男性が9割でしたが、女性が活躍し始めたのをきっかけに女性社員が増えて、僕が辞めるときには5割くらい女性になっていました。
女性が多い会社は、福利厚生も手厚い場合が多く、子育て中の時短勤務が認められていたり、子どもが病気のときに休めたりします。
女性が長く働こうと思ったら、こういう環境は大切ですよね。
ですから就職先を選ぶときは、社員の男女比を確認しておくのがベストです。
とはいえ、社内の男女比を公開していない会社もあるので、事前に確認できない場合もあります。
『どうしても応募する前に男女比を確認しておきたい!』という方は、転職エージェントに登録して、担当のキャリアアドバイザーに男女比を質問するのが1番早いです。
転職エージェントは企業の非公開情報や就職成功ノウハウを持っているので、フリーターの方でもかなり有利に就活を進めていけますよ。

フリーター女性の就職におすすめの職種5つとは?
ここでは、フリーター女性におすすめの職種を5つ紹介していきます。
フリーターから正社員への就職を目指す場合、未経験からチャレンジできる求人に応募することになります。
僕は26歳の時に、フリーターから正社員になるために就活しましたが、就職先が決まるまでは大変でした。
僕は自分の経験から、フリーターの就職は応募数が勝負だと思いました。
ですから、自分に合いそうな仕事には、積極的に応募してみるのがおすすめですよ。
実際に応募してみないと、受かるかどうかもわかりませんからね。
それでは、みていきましょう〜。
事務職
事務職は、女性に1番人気の職種です。
事務職の仕事内容は、次のとおり。
・書類の作成
・資料の整理
・データ入力
・電話対応
・受付対応
・来客対応
ただし事務職には、いろいろな種類があるので、仕事内容は多少違ってきます。
たとえば、一般事務、営業事務、経理事務、人事事務、医療事務、学校事務など。
事務職を始めるのに、必要な資格はないので、未経験からでもチャレンジできます。
とはいえ、事務職は女性に人気の職種なので、応募者がめちゃくちゃ多いんですよ…。
厚生労働省が発表した『一般職業紹介状況(令和3年2月分)』によると、一般事務の有効求人倍率は0.26倍となっています。
有効求人倍率が0.26倍とは、4人の求職者で、1つの求人を取り合っている状態です。
ちなみに、ほかの職種と有効求人倍率を比較すると、次のとおり。
・一般事務:0.26倍
・営業:1.69倍
・自動車運転:2.20倍
・建築・土木:6.35倍
このように事務職の仕事は狭き門なので、早く正社員になりたい人には、現実的じゃないかもです。
また事務職を希望する方の多くが、『楽そうだから』『簡単そうだから』という理由で、事務職を選んでいます。
でも事務職の現実は、なかなか大変です。
僕が事務職の方から実際に聴いた話だと、以下のような辛い職場もあるとのこと。
・おつぼね女性からイジメられる
・先輩の事務職から無視される
・仕事が単調でつまらない
・社内外の人と話すのがストレス
・30歳近くなると寿退社しろ感が強くなる
・事務職が将来なくなる不安が消えない
上記のとおり。
なかなか衝撃的な内容もありますよね…。
もちろん事務職には『定時に帰れる』『ノルマがない』などのメリットもありますが、それなりの覚悟も必要なのです。
接客・販売職
接客・販売職の仕事は、フリーター女性の就職にかなりおすすめです。
携帯ショップやアパレルショップなど、身近に『接客・販売』される場面も多いので、仕事のイメージがしやすいですよね。
接客・販売職は、営業職のように個人に売上目標が設定されることは少なく、各店舗に売上目標が設定されています。
そのため、目標達成に対するプレッシャーも少なめで、営業職と比べてハードルも低いです。
また学歴や職歴を重視しない会社が多く、フリーターでも採用もされやすいですし、入社後も活躍次第で出世しやすいです。
接客・販売に向いている人材は、明るく笑顔で会話ができる方や、相手にわかりやすく説明できる方ですね。
でもこのスキルは、練習すれば、誰でも身に付けられるので、未経験でも心配要りません。
接客・販売の仕事で身に付くコミュニケーションスキルは、さまざまな職種に応用ができるので、とてもお得です。
職種に強いこだわりがない方は、接客・販売から正社員のキャリアをスタートさせるのがおすすめですよ。
営業職
営業職の仕事は、フリーター女性の就職におすすめです。
特に、次のような方に向いています。
・コミュニケーション能力に自信がある人
・将来的に高収入を目指したい人
・自分の市場価値を高めたい人
・規模の大きな仕事に関わりたい人
・副業や起業も考えている人
『営業職』は、なんとなくイメージできますよね?
お客様に自社商品やサービスを提案して、契約をとってくるのが、営業職の仕事です。
同じ営業職でも、扱う商品やサービスによって、仕事のスタイルは多岐にわたります。
営業職を選ぶメリットには、フリーター女性でも採用されやすくて、入社後の出世もしやすいというのがあります。
営業職は学歴よりも成果が重視されるので、高卒や大学中退などの非大卒でも、高収入を稼げるんです。
もちろん営業職には、目標に対するプレッシャーや仕事で大変なこともあります。
とはいえ、営業職で得られるものは、とても大きいです。
『給料・スキル・市場価値・経験・マインド』のレベルを高めたい方は、営業職からキャリア形成するのもありですよ。
ITエンジニア
ITエンジニアの仕事も、フリーター女性の就職におすすめです。
今後もIT業界は市場が伸びそうなので、IT業界で働くと人材の市場価値も高まります。
ちなみに、未経験でもIT業界に就職できる理由は、IT業界の人材不足も深刻だからです。
とはいえ、『本当に未経験からITエンジニアに就職できるの?』って思いますよね?
たしかに、フリーターからITエンジニアに就職するのは、なかなか難しいです。
入社後に、1ヶ月以上の研修が受けれる会社もあるとはいえ、最近はITエンジニアの仕事が人気なので、知識ゼロの応募者は書類選考で落ちやすい…。
『プロゲート』や『デイトラ』などで独学をして、選考でアピールするためのポートフォリオを作成する、などの努力も必要。
または、インフラ系のエンジニアからキャリアをスタートさせて、正社員として働きながら独学でスキルアップしていく、という道ですね。
施工管理
施工管理の仕事も、フリーター女性の就職におすすめです。
施工管理とは、建築現場で安全管理・品質管理・工程管理・原価管理をおこなう仕事です。
『管理するなら知識や経験が必要なんじゃないの?』
こう思いますよね?
でも、未経験から就職できるんですよ。
その理由は、入社後に1〜2ヶ月の研修をしてもらえるから、です。
建築業界には50代以上の人材が多く、20代30代が圧倒的に不足しています。
そのため施工管理を募集する会社の多くが、未経験の若手人材を採用して、入社後に時間をかけて育てる、という流れになっているのです。
また建築や建設というと、男性のイメージが強いかもしれません。
しかし最近は、女性の施工管理も増えており、女性専用の更衣室があるなどキレイな職場も多いです。
ちなみに、僕が実際に女性の施工管理の方から聴いた話だと『女性は職場環境がきれいな現場に優先的に配属されるよ!』と言っていました。
施工管理には『1級施工管理技士』や『2級施工管理技士』などの国家資格があり、実務経験と資格取得によって、どんどん年収も上げていけます。
転職サイトで施工管理の求人を探してみるとわかりますが、世の中には年収600万円・年収700万円クラスの施工管理の求人がゴロゴロあるんです。
もちろん年収が高い分、大変なこともありますが、それはどの仕事も同じですよね。
安定感が抜群の建設業界で、地道にコツコツとキャリアアップしていきたい方には、施工管理の仕事はおすすめですよ。

フリーター女性が最短で正社員を目指すなら転職エージェントを利用しよう
ここまで、フリーター女性が就職しやすい業界や職種について紹介してきました。
でも、このような悩みはありませんか?
・頑張って就活したのに全部落ちてしまった…
・なぜ面接で落とされたのかわからない…
・ブラック企業に入社したらどうしよう…
以前の僕もそうでしたが、今までフリーターで働いてきた人は、自己分析やキャリア設計ができなかったり、求人選びや面接対策ができなかったり…。
正社員になりたい気持ちはあるけど、どうやって就活すればいいのかわからない、という感じですよね。
特に女性の場合は、出産や子育てなどのライフイベントも多いので、将来も考えて就職先を選ばないといけません。
こんなときに頼りになるのが、転職エージェントのキャリアアドバイザーの存在です。
就職のプロから手厚いフォローを受けつつ、就活を進めていけるのは本当に心強いですよ。
ちなみに、転職エージェントに登録してから就職するまでのステップは、次のとおり。
①転職エージェントに登録する
②担当アドバイザーに自己分析を手伝ってもらう
③担当アドバイザーに自分の強みを活かせる求人を紹介してもらう
④担当アドバイザーと相談しつつ、応募する求人を決める
⑤担当アドバイザーに履歴書・職務経歴書を作ってもらう
⑥担当アドバイザーに書類を応募してもらう
⑦担当アドバイザーに面接日程を調整してもらう
⑧担当アドバイザーに企業ごとの面接対策をやってもらう
⑨企業の面接を受ける
⑩担当アドバイザーに面接後の感想を伝える
⑪担当アドバイザーから企業からの選考結果を受ける
⑫担当アドバイザーと相談しつつ、内定が出た会社の中から入社する企業を決める
上記のとおり。
これをみて、どう思いますか?
ほぼ担当アドバイザーが、やってくれてますよね?
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーの人が付いてくれて、とても手厚くサポートしてくれます。
ちなみに、以下のような企業には直接聞きづらい質問も、担当アドバイザーがていねいに教えてくれますよ。
・女性が働きやすい職場環境なのか?
・結婚してる女性も働きやすいか?
・出産後や子育て中でも仕事を続けれそうか?
・女性が活躍できる仕組みはあるか?
・女性の管理職はいるか?
ただし、大手の転職エージェントやハイクラス専門の転職エージェントだと、ここまで手厚いフォローが受けれないこともあるので、注意が必要です。
なぜなら、大手エージェントやハイクラス専門エージェントに登録する求職者は、転職経験があったり、社会人としての実績も豊富だったりするので、そこまで手厚いサポートが要らないからです。
そのためフリーター女性が利用するべきなのは、『学歴や職歴に自信のない方向けの転職エージェント』ですね。
このような転職エージェントは、フリーターや大学中退・高卒などの就職支援実績が豊富なので、学歴や職歴のない人でも安心して利用できます。
ぶっちゃけ転職エージェントに登録すれば、担当アドバイザーがほぼやってくれるので楽ですね。(アドバイザーは大変だと思いますが…感謝です!)
『正社員になって新しいことを覚えるのは嫌だから、このままフリーターでいい!』という方が、就活を始める必要は全くないと思います。
でも『フリーターの未来に不安しかない…』『正社員になって働きたい…』という方が、フリーターを辞めない理由はないですよね?
もしあなたが、本気で人生を変えたいと思っているなら、ぜひこの機会に行動してみませんか?
