フリーター 辞めたい

『フリーターを辞めたい…』
『バイトの辞め方がわからない…』
『正社員に就職したい…』

このような方向けの記事です。

フリーターは好きな時間に働けるので、自由で気楽に生きれる点がメリットです。

しかしそのいっぽうで職場の人間関係が悪かったり、給料が低かったり、未来に絶望しかなかったり…。フリーターの厳しい現実に悩む方も多いです。

結論からいうと、フリーターが抱える悩みは正社員に就職しないと解決しません。

もし今の段階で『フリーターを辞めたい!』と思っているなら、1日も早く正社員を目指して就職活動を始めるべきです。

なぜなら年齢が上がるほど、フリーターから正社員に就職するのが難しくなりますからね。

この記事では『バイトの辞め方』から『正社員に就職する方法』までの手順を解説しています。

この記事を読めば、アルバイトを辞めて正社員に就職するまでの具体的な流れがわかります。

それでは、さっそく見ていきましょう~。

『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』いう方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

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【バイトの辞め方】フリーターを辞めたい時はどうすればいい?

フリーター生活は自由で気楽なイメージがあり、なんとなくフリーターになる若者がたくさんいます。

しかしフリーターの中には『給料が安い・スキルが身に付かない・いつクビになるかわからない』などの現実に悩む人も多いです。

たしかに5年後10年後もフリーターを続ける自分の未来を想像すると、絶望的な気持ちになりますよね…。

世の中的に『フリーターの末路はやばい』と言われているので、まだやり直せる20代のうちに行動しておくのが安全です。

とはいえフリーター歴が長いと、バイト先に辞めたいことを伝えるのもちょっと気まずいと思います。

でもバイトを辞めないと正社員にはなれないので、ここからは『バイトの辞め方のコツ』を解説していきます。

それでは、それぞれ見ていきましょう~。

バイトの辞め方のコツ①:口頭で店長や責任者に伝える

バイト先の辞め方のコツの1つ目は、とりあえず『口頭で店長や責任者に伝える』です。

バイト先には店長や上司など責任者がいるはずなので、まずは口頭で『フリーターを辞めたい』と伝えましょう。

休憩時間やバイト終わりに責任者をつかまえて、『ちょっとお話があります』と伝えて時間をとってもらうのがおすすめです。

責任者が仕事で忙しいときに辞める意思を伝えても、軽く聞き流されることもありますからね。

また責任者よりも先にバイト仲間に辞めることを伝えて、間接的に責任者に伝わってしまうと印象が悪いので避けてくださいね。

バイトの辞め方のコツ②:2週間~1ヶ月前にはフリーターを辞めたいと伝える

バイト先の辞め方のコツの2つ目は『2週間~1ヶ月前にはフリーターを辞めたいと伝える』です。

法律上では『バイトを辞めたいと伝えた14日後には退職できる』ことになっています。

とはいえバイト先のシフト調整や引継ぎなどもあるため、できれば1ヶ月前くらいに責任者に伝えれるといいですね。

就職後にバイト先と取引をするようになったり、責任者やバイト仲間と将来仕事で一緒になったりする可能性もあります。

これまでお世話になったバイト先ですから、円満退職しておきたいですね。

バイトの辞め方のコツ③:フリーターを辞めたい理由を明確に伝える

バイトの辞め方のコツの3つ目は『フリーターを辞めたい理由を明確に伝える』です。

責任者に辞めたいことを伝えるときに、ただ『バイトを辞めたいです』と言うだけでは納得してもらえない可能性があります。

バイト先の責任者はアルバイトが辞めるとシフトの調整や人材の確保などやることが増えるので、できればフリーターに辞めてほしくないと考えます。

そのため辞める理由がハッキリしていない人は、辞めるのを止められる可能性が高いです。

ですから『正社員に就職したいのでバイトを辞めます』または『正社員に就職することが決まったのでバイトを辞めます』と伝えるのがベストです。

ドフラ
僕は26歳の時に転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に転職できましたよ。
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フリーターを辞めたい人必見!フリーターの未来に待ち受けるきつい現実とは?

『フリーターを辞めたいけど正社員になるのもちょっと不安だな…』

このような悩みもありますよね。

特に初めて正社員に就職する方は『よくわからないけど就職するのが怖い』と感じることが多いです。

そして『なんとなくの不安』によって、せっかく正社員になるために動き出したのにまたフリーターに戻ってしまう人もいます…。

でも5年後10年後の未来を考えると、フリーターに待ち受けている現実はきついです。

人生をやり直せるうちに正社員になっておかないと、やばい末路になってしまいます。

ここからは『フリーターが直面するきつい現実』をみていきましょう。

フリーターのきつい現実①:給料が安い

フリーターは正社員と違って経験や実績が給料に反映されないので、フリーターを何年続けても給料は安いままです。

20代のうちは正社員の給料も安いので、フリーターと正社員の収入格差は気にならないかもしれません。

しかし年齢が上がるにつれて、フリーターと正社員の年収差はどんどん開いていきます。

厚生労働省が発表した『令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況 雇用形態別』をみると、年代別の年収差は次のとおり。

【20~24歳の平均年収】
・正社員:258万4800円
・非正規:220万800円
・年収差:38万4000円

【25~29歳の平均年収】
・正社員:299万5,00円
・非正規:242万8800円
・年収差:56万6400円

【30~34歳の平均年収】
・正社員:339万3600円
・非正規:248万6400円
・年収差:90万7200円

【35~39歳の平均年収】
・正社員:379万5600円
・非正規:257万1600円
・年収差:122万4000円

上記の年収差は正社員で働いていれば本来手に入っていたお金なので、なんか人生損している感がありますよね…。

フリーターのきつい現実②:体力的に限界がくる

フリーターはバイトを休むと収入がゼロになるので、身体に無理をさせてでも働かないといけません。

フリーターの中には『バイトの給料が安いから』という理由で、複数のバイトを掛け持ちする人もいます。

1日に2つのバイトをこなす人もいるので、体力的にきついですよね…。

10代20代のうちは何とか続けれるかもしれませんが、ずっと無理して働き続けていると、いつか体力の限界がやってきます。

記事を書いている僕も月1日休みで3ヶ月ほど働いたことがありますが、めちゃくちゃ体力がきつかったです。

ちなみに、それだけ働いても給料は月24万円しかありませんでした…。

正社員に就職してからは土日祝日休みで月36万円になったので、もう二度とフリーターには戻りたくない…というのが僕のホンネです。

フリーターは体力的に長くは続けれないので、1日も早く正社員になるのがおすすめですよ。

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フリーターのきつい現実③:体調を崩したら収入がゼロになる

フリーターは時給や日給で働いているので、基本的に休んだら給料は発生しません。

そのため体調を崩して仕事に行けなくなったら、収入はゼロです。

正社員の場合は有給休暇などがあるため、体調を崩して休んでもある程度は守られています。

若いうちは体力に自信があるかもしれませんが、歳を取ると何があるかわからないですからね。

フリーターのきつい現実④:年金が少なくなる

フリーターも正社員も、年金に加入することになります。

しかしフリーターと正社員では、年金の種類が異なります。

  • フリーター→国民年金
  • 正社員→厚生年金
  • 国民年金:負担が大きいのに、老後に給付される年金額が少ない。
  • 厚生年金:会社と負担額が折半になり、老後に給付される年金額は国民年金より大きくなる。

国民年金と厚生年金の年金額には『約14万円』の差があり、老後に給付される金額は2~3倍違ってきます。

つまりフリーターは目の前の国民年金を支払う大変さに加えて、将来もらえる年金が少ない不安にも悩まされるのです。

フリーターのきつい現実⑤:正社員への就職が難しくなる

フリーター歴が長くなると、正社員への就職が難しくなります。

なぜなら『未経験向けの求人』に採用されるのは、主に若手人材だからです。

フリーターの仕事を何年続けても専門スキルが身に付かないので、フリーター歴の長さは就職活動で全く評価されません。

フリーターが就職するときの最大の武器は『若さ』です。

世の中には『社会人未経験でも若ければ採用したい』と考える企業もあり、フリーターでも採用されるチャンスがあります。

しかし30歳前後になると『若さ』の武器が使えなくなります。

なぜなら企業は30歳前後の人材を採用する場合、前職での経験やスキルを重視して採用するようになるからです。

『いつか正社員になりたい!』と考えているフリーターの方は、手遅れになる前に行動してくださいね。

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フリーターを辞めたい人は今すぐに行動しないと人生損します

フリーターを辞めたいと思っている人は、今すぐに行動しないと人生損するリスクが高いです。

なぜならフリーター期間が短ければ就職活動への影響が少なく、正社員に就職できる確率もグッと高くなります。

そのいっぽうでフリーター期間が長くなるほど、正社員への就職がどんどん難しくなってしまう…。

僕は実際に企業の採用担当に『フリーターをどう思うか?』と質問したことがありますが、そのときの回答は次のとおり。

『フリーターは責任のある立場で仕事したくないから正社員になることから逃げている印象ですね。フリーターを採用するときは本当に就職する覚悟があるのかを慎重に見極めていますよ』 by.某IT企業の採用担当者

このコメントからもわかるとおり、フリーターを続けるほど正社員への道が遠くなってしまうようです。

独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、フリーター期間と就職成功率には以下のような関係があるとのこと。

  • フリーター歴6ヶ月以内→就職率64%
  • フリーター歴3年以上→就職率48.9%

このデータからも『フリーター歴が長いと正社員に就職しにくい』といえますね。

ちなみに、独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表した『変化するフリーターの意識と実態』によるとフリーター自身が感じている『フリーターのデメリット』は次のとおり。フリーターのデメリット

  • 収入が少ない
  • 社会に認められていない
  • 不安・不安定

上記の3つのデメリットは、1999年から約20年間ずっと変わっていません。

もし今の段階で正社員になる覚悟ができない方は、とりあえず『収入・信用・安定』を手に入れることを就職の目的にするのがおすすめですね。

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将来性のある仕事はどれ?【将来お金に困らない職業の選び方】

フリーターから正社員に就職するには資格は必要なの?

『正社員に就職するためには何か資格を取った方がいいの?』

この疑問に答えます。

結論からいうと、正社員になるために資格は要りません。

フリーターの中には『資格を取れば就職に有利になる』と思っている方も多いですが、資格を取得するための時間やお金がもったいないです。

就職するために『簿記・TOEIC・ITパスポート』などを取得しようとする方もいますが、ぶっちゃけ資格の有無は内定にほぼ関係ないです。

むしろ資格取得のためにフリーター期間が延びる方が、就職活動においてはマイナスですね。

もし資格が取れなかったら時間もお金も無駄になり、ただモチベーションを奪われるだけ…。

税理士や弁護士などを目指すなら別ですが、フリーターの方がチャレンジする仕事の9割以上は資格不要です。

企業がフリーターを採用するときに重要視するのは、保有資格ではなく『本人の就職意欲・ポテンシャル・将来性』です。

資格取得に使うエネルギーがあるなら、それを就職活動に全振りする方がコスパは高いですよ。

持っておくと有利な資格を一つだけ挙げると『運転免許』です。

『営業職』や『施工管理』など外出業務が多い職種の場合、応募条件に運転免許が必須となっていることもありますからね。

とはいえ、運転免許がなくてもチャレンジできる仕事はあるので、とりあえず就職活動を始めればOKですよ。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する無料適職診断テストを受けるのがおすすめですよ。

フリーターを辞めたい人が仕事を探す方法は?

フリーターの方が仕事を探す方法はたくさんありますが、どれを選べばいいのか分からないですよね?

ここでは『フリーターが仕事を探す方法』について解説しておきます。

複数の方法で仕事を探すと、効率的に求人情報を集めることができます。

知り合いから紹介してもらう

フリーターの方が仕事を探す方法には、知り合いから紹介してもらう方法があります。

知人からの紹介で企業の選考を受ける場合、知人経由で企業側に情報が伝わっているため話が早いです。

企業の情報も知人経由で教えてもらえるので、入社後のイメージもしやすいですね。

ただし入社した後に『やっぱり想像していたのと違った…』と思っても、知人から紹介してもらった手前気まずくて辞めれないリスクもあります。

知人の顔をつぶすわけにもいけないので、紹介で仕事を探す場合は慎重に決めましょう。

求人誌から仕事を探す

フリーターの方が仕事を探す方法には、求人誌から仕事を探す方法があります。

求人誌はコンビニや駅などに無料配布されており、たくさんの求人情報をみることができます。

求人誌は地域ごとに作られているので、地元企業の求人が多く紹介されています。

『自宅の近くの会社に就職したい』という方は、定期的に求人誌をチェックしておくのがおすすめですね。

『求人誌から仕事を探す→電話で応募する→応募書類を送る→面接を受ける→内定をもらう』という流れで就活が進みます。

就職活動に慣れていない方は、直接企業とやり取りしないといけないので緊張するかもしれませんね。

転職サイトを利用する

フリーターの方が仕事を探す方法には、転職サイトを利用する方法があります。

転職サイトに登録すると、さまざまな業界や職種の求人を閲覧することができます。

希望条件で絞って簡単に検索できるので、自分の条件に合う求人を効率的に探せます。

勤務地にこだわらない人は『やりたい仕事』をベースに全国の求人からピックアップすることも可能です。

とはいえ、転職サイトも求人誌と同じように直接企業とやり取りしないとまたいけないので、ちょっと緊張するかもしれませんね。

また転職サイトの中には同じ会社の求人が大量に掲載されているサイトもあるので、『またこの会社の求人か…』と不信感が出てくることもあります。

ハローワークを利用する

フリーターの方が仕事を探す方法には、ハローワークを利用する方法があります。

ハローワークとは公共職業安定所のことで、国が運営する仕事を紹介してもらえる場所です。

ハローワークは企業が無料で求人情報を掲載できるため、いろいろな企業から大量の求人情報が集まっています。

もちろん求職者は誰でも無料で利用可能で、職員に相談しながら仕事を探すことができます。

求人に応募するときもハローワークの職員が企業と連絡をとってくれるので、その点は安心ですね。

ただしハローワークは企業が無料で利用できることから『求人情報の質が悪い』といわれているのも事実です。

面接を受ける前と受けた後の印象が大きく違うこともあるようなので、実際に入社する場合は慎重に決めないといけませんね。

転職エージェントを利用する

フリーターの方が仕事を探す方法には、転職エージェントを利用する方法があります。

転職エージェントは民間企業が運営するサービスで、求人を募集する企業と仕事を探す求職者をつなぐ場所です。

転職エージェントに登録すると担当のキャリアアドバイザーが面談をしてくれて、自己分析・求人選び・応募書類の作成・面接対策までを全てサポートしてくれます。

転職エージェントは企業から利用料をもらっているため、求職者は完全に無料で利用できます。

面談でのカウンセリングや適職診断テストの結果をもとに自分に合った仕事を提案してくれるので、『こんな仕事もあるんだ!』という新しい発見もありますね。

担当アドバイザーが書類応募や面接日時の設定などを全てやってくれるので、就活に慣れていない方でも楽に就活を進めていけます。

また入社後もフォローしてくれるエージェントもあるので、就職や転職に不安のあるフリーターの方におすすめですね。

ドフラ
僕は26歳の時に転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に転職できましたよ。

転職エージェント登録後の流れ

転職エージェントに登録したら、次の手順で就職活動が進んでいきます。

転職エージェントに登録

エージェントと面談日時の調整

担当アドバイザーと面談

求人の提案

応募する求人を選ぶ

応募書類の作成

企業への書類選考

面接対策

面接

内定

内定承諾

入社

自分ひとりで就職活動する自信のない方は、とりあえず転職エージェントを利用しておくのがおすすめです。

転職エージェントに登録すれば、担当アドバイザーが引っ張っていってくれるので、めちゃくちゃ楽ですね。

ただし転職エージェントの良い悪いは、担当アドバイザーによります。

ぶっちゃけ、担当アドバイザーが自分に合うかどうかは運です。

もし合わない場合は、担当を変えてもらうか、転職エージェント自体を変えればOKです。

とはいえ、行動しないと現実は何も変わりません。

「明日やろうはバカヤロウだ」という言葉もあるので、今日とは言わず、今すぐに行動しておきましょう。

『本気で人生やり直したい!』という方は、今すぐ転職エージェントに登録してくださいね。

ドフラ
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