

このような方に向けて、記事を書いています。
専門学校や大学を中退した後で、なんとなくフリーターになる人は多いです。
『とりあえずバイトを続けておくか〜』という感じですよね。
でも年を取るにつれて、そろそろ正社員にならないとマズイかも…という焦りが強くなっていきます。
実際に『20代の約8割は正社員』というデータもあるので、フリーターはかなりの少数派…。
早めに就職した方が、良さそうですよね。
ということで今回は、元バーバイトのフリーター・佐藤裕介さん(24歳男性・仮名)のインタビュー内容を紹介します。
この記事では『フリーターからなれる職業』や『正社員に就職するための具体的な行動』を解説しています。
この記事を読めば、初めての就職活動に不安を抱える方でも、今すぐに一歩を踏み出せるようになります。
3分で読める内容なので、さっそく見ていきましょう~。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
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この記事の目次
フリーターから正社員になるには?【元バーバイトの体験談】
まずは、今回紹介する元バーバイトのフリーター『佐藤裕介さん(24歳男性・仮名)』の経歴を簡単に紹介しておきます。
佐藤裕介さんは高校を卒業後、『仕事に困らなさそう』という理由で、看護師の専門学校に入学しました。
しかし授業を受けていくうちに、どうしても看護師の仕事に興味が持てず、専門学校を2年留年してしまっていました。
ちなみに、佐藤裕介さんは母子家庭だったので、専門学校の学費は自分でアルバイトをして稼いでおり、学生ながら月収は手取りで20万円ほどありました。
そんな中で、『このまま興味のない看護師の世界に行ってもダメだな…』と思うようになり、専門学校を辞める決意をします。
専門学校を中退してからは、在学中のバイト先のバーでそのまま働くようになり、しばらくフリーター生活を続けていました。
でも24歳を過ぎた頃から、『俺の人生、このままで大丈夫か…』と悩む瞬間が増えていったのです。
同級生の友人はほぼ就職しており、彼女も社会人として頑張っていました。
それに引き換え自分は、何の取り柄もないただのフリーター…。
この状況に焦りを感じて、佐藤裕介さんは『正社員になること』を決意したのです。
佐藤裕介さんは『専門中退+初めての就職』という不利な状況でしたが、就職活動を続けていった結果、見事にIT企業への就職を成功させました。
現在の佐藤裕介さんは、IT企業の営業として、大卒社員とも対等な立場で仕事ができており、将来的には副業や起業も考えているそうです。
ここからは、元フリーターの佐藤裕介さんのインタビュー内容を紹介しつつ、『フリーターから正社員になるための具体的な行動』について詳しく解説していきます。
最初にフリーターから正社員になる理由を明確にしよう
あなたは、フリーターから正社員になるために何をしますか?
- ハローワークに行く
- 転職サイトに登録する
- 求人誌から仕事を探す
- 知人に就職先を紹介してもらう
いろいろな方法が思いつきますよね?
でも求人を探し始める前に、やっておくべきことがあります。
それは『フリーターから正社員になる理由を明確にすること』です。
『なぜ正社員になるのか?』が決まっていないと、応募する企業を選ぶときに迷ってしまったり、面接のときにうまく話せなかったりします。
特に長い期間、フリーターを続けてきた方は、正社員になる覚悟が決まっていないと就活でも失敗しやすいです。
正社員になる理由の例は、次のとおり。
- 夢を叶えるために頑張ってきたけど、年齢的に夢を諦めて就職することに決めた。
- 周りの友人が就職し始めて、自分もこのままじゃダメだと思った。
- 社会人としてキャリアをスタートさせて、スキルや経験を身につけて自分の市場価値を高めたい。
上記のように、ポジティブで前向きな理由にするのがコツです。
『親に就職しろと言われたから』とか『バイト先に居づらくなったから』などのネガティブな理由だと、就職に対する意欲が低いと思われて、落とされてしまいます。
ですから、まずは『フリーターから正社員になる理由を明確にすること』から始めましょう。
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フリーターからなれる職業を知っておこう!
『正社員になる覚悟はできたけど、何の職種を選べばいいのかわからない…』
このような悩みもありますよね?
世の中にはたくさんの職種がありますが、経験や実績のないフリーターの方が選べる職種は限られています。
現実的な話をすると、フリーターから就職できる職種は、次のとおり。
- 営業職
- ITエンジニア
- 施工管理
- 携帯ショップ店員
- アパレル店員
- 飲食店スタッフ
- ドライバー
- 工場スタッフ
- 警備員
これが、リアルですね。
この中で、将来性や収入面を考えると、『営業職・ITエンジニア・施工管理』がおすすめです。
この3職種のメリットは、次のとおり。
- 営業職:コミュニケーションスキルが身につく。給料を上げやすい。転職先に困らない。ビジネスマインドが強化される。起業も視野に入る。
- ITエンジニア:個人にスキルが身につく。市場価値が高く年収も上げやすい。将来的にフリーランスの道がある。
- 施工管理:国家資格が取れる。経験と資格取得で年収を上げやすい。安定的に仕事がある。
もちろんメリットがある反面、大変なこともありますが、それはどの仕事も同じですからね。
総合的に考えて、フリーターの就職におすすめなのは、上記の3職種かと。
実際に、佐藤裕介さんは『IT企業の営業職』に就職しています。

フリーターの就活の流れは?
では、フリーターはどのように就活を進めればいいのか?
ざっくり、こんな感じ。
・自己分析する
↓
・キャリアプランをつくる
↓
・応募する職種を決める
↓
・求人を選ぶ
↓
・企業に書類を応募する
↓
・企業の面接を受ける
↓
・内定をもらう
↓
・内定を承諾する
↓
・入社
上記のとおり。
そして、求人を探す方法には、以下の選択肢があります。
- ハローワークに行く
- 転職サイトを利用する
- 求人誌から仕事を探す
- 知人に就職先を紹介してもらう
これを見て、いかがですか?
『就活ってやること多いな〜。しかも何を選べばいいかわからないし。自分ではちょっと無理かも…』
こう思いませんか?
まさに、佐藤裕介さんが、この状況でした。
『正社員にはなりたいけど就活の方法がよくわからない。ぶっちゃけ面倒くさくて行動できなかった…』とのこと。
では佐藤裕介さんは、どんな方法を使って就職したのか?
それは、『転職エージェントを利用する方法』です。
次章で、この部分を詳しく解説していきますね。
【失敗談】フリーターがハローワークに行ったけど就職できなかった話
もともと佐藤裕介さんは、就職活動をするために『ハローワーク』を利用していました。
ハローワークは無料で利用できる公共職業安定所で、就職するための研修が受けれたり、求人を紹介してもらえたりします。
ただし、無料で求人を紹介してもらえる点は良いのですが、求人の数が膨大過ぎて、そこから自分に合った求人を探すのは、めちゃくちゃ大変なんですよね…。
佐藤裕介さんは、自分が専門中退で初めての就職ということもあり、とても自分ひとりでは無理だ…と思っていたそうです。
そこで、『自分の代わりに求人を探してくれるサービスとかないのかな?』と思ってインターネットで調べた結果、世の中には『転職エージェント』というサービスがあることを知りました。
最終的に、佐藤裕介さんは転職エージェントを利用し始めてから、約1ヶ月でIT企業から内定を獲得し、見事に就職を決めました。
佐藤裕介さんの経験からもわかるように、フリーターから正社員になりたい人は、最初から転職エージェントを利用する方が良さそうですね。

フリーターの僕がIT企業に就職するまでの具体的なステップ
ここでは、元フリーターの佐藤裕介さんが、IT企業に就職するまでの具体的なステップを紹介していきます。
大まかにいうと、次のとおり。
①転職エージェントに登録する
②担当アドバイザーに自己分析を手伝ってもらう
③担当アドバイザーに自分の強みを活かせる求人を紹介してもらう
④担当アドバイザーと相談しつつ、応募する求人を決める
⑤担当アドバイザーに履歴書・職務経歴書を作ってもらう
⑥担当アドバイザーに書類を応募してもらう
⑦担当アドバイザーに面接日程を調整してもらう
⑧担当アドバイザーに企業ごとの面接対策をやってもらう
⑨企業の面接を受ける
⑩担当アドバイザーに面接後の感想を伝える
⑪担当アドバイザーから企業からの選考結果を受ける
⑫担当アドバイザーと相談しつつ、内定が出た会社の中から入社する企業を決める
上記のとおり。
これを見て気づいた方も多いと思いますが、『担当アドバイザーがほとんどやってくれるじゃん!』という感じですね。
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーの人が付いてくれて、かなり手厚くサポートしてくれます。
ただし、大手の転職エージェントやハイクラス求人専門の転職エージェントだと、ここまで担当アドバイザーが手厚くフォローしてくれないこともあるので、注意が必要です。
なぜなら、大手エージェントやハイクラス専門エージェントに登録する転職者は、転職経験があったり、社会人としての実績も豊富だったりするので、そこまで手厚くサポートしなくても転職できるからです。
そのためフリーターの人が利用するべきなのは、『学歴や職歴に自信のない方向けの転職エージェント』ですね。
このような転職エージェントは、フリーターや高卒などの就職支援実績が豊富なので、学歴や職歴のない人でも安心して利用できます。
実際に、佐藤裕介さんが利用した転職エージェントも、『学歴や職歴に自信のない方向けの転職エージェント』でした。
ぶっちゃけ転職エージェントに登録すれば、担当アドバイザーがほぼやってくれるので楽ですね。(アドバイザーは大変だと思いますが…感謝)
フリーターから就職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントがおすすめですよ。
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⇒【失敗談あり】元フリーターがおすすめする転職エージェント3社
フリーターを辞めてよかった理由:IT企業なら大卒とも対等に働ける
ここまで『フリーターからなれる職業』から『正社員に就職するための具体的な行動』までを解説してきました。
今回紹介した、元バーバイトの佐藤裕介さん(24歳男性・仮名)の体験談からも、フリーターでも就職できることがわかりますよね。
しかも、就職するために必要な行動は『転職エージェントに登録すること』くらいでした。
もちろん転職理由や志望動機を考えたり、最終的に入社することを決めたり、といった最低限のことはやらなければいけませんが、転職のプロに相談しながら進められるのは安心ですよね。
実際に佐藤裕介さんは、以下のようにコメントしています。
『あのときにフリーターを辞めて本当に良かったです。あのままフリーターを続けていたら、年齢的に就職は難しかったかもしれません。いまは大卒の同僚とも対等に仕事ができているので、現状にはかなり満足していますね!』
『フリーターを続けてでも、どうしても叶えたい夢がある!』という方が、フリーターを辞める必要はないと思います。
でも『フリーターを辞めたい…』『そろそろ正社員になりたい…』という方が、就職活動を始めない理由はないですよね?
フリーターから正社員に就職したい人は、20代のうちに行動しておかないと、手遅れになります。
30歳に近づくと、書類選考が通らなくなりますからね…。
あとは、あなた次第です。
今のうちに行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
