この記事では『大学中退から製造業の正社員に就職した体験談』を紹介しますので、大学中退から就職したい方はぜひ参考にしてくださいね。
こんにちは、大学中退で就職した、しょうへいです。
- 名前:しょうへい(25歳男性)
- 最終学歴:大学中退(4年に中退)
- フリーター歴:2年
- 正社員の経験:なし
- 就職時の年齢:24歳
- 就職先:製造業の品質管理
- 就職前の年収:230万円
- 就職後の年収:370万円
この記事を読めば、大学中退から就職した後のリアルや、大学中退から就職するための具体的な方法がわかりますよ。
3分くらいで読める内容なので、それではさっそくみていきましょう〜。
※「いますぐに大学中退から就職したい!」という方は、下記の記事を読むほうが早いかもです。
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目次
大学中退になった経緯|大学4年で中退した僕の体験談
僕は現在25歳で、大学を中退してから2年間フリーターとして生活していました。
大学を中退した理由を一言で言うと、「自分の将来が見えなかったから」です。
入学当初は夢や希望でいっぱいでした。
大学のキャンパスに足を踏み入れたときの高揚感、友人たちと過ごす時間、そして新しい知識を吸収する楽しさ。
すべてが新鮮で、未来に対する期待感で胸がいっぱいでした。
しかし、次第に講義に興味を持てなくなり、成績も下降線をたどりました。
「なんでこんなことを学んでいるんだろう?」という疑問が心の中で大きくなり、授業に身が入らなくなりました。
図書館での一人勉強、試験前の徹夜、友人たちとの楽しい時間も、次第に色褪せていきました。
授業に出ることが苦痛になり、友人たちが就職活動を始める中、僕はますます孤立感を感じました。
そんなある日、大学の中庭で一人考え込んでいたときに、「このままではダメだ、何か変えなければ」と強く感じたのです。
そして、勇気を出して両親に相談しました。
「自分の将来が見えない。大学を辞めたい」と。
彼らは驚き、心配しましたが、最終的には僕の決断を尊重してくれました。
その結果、大学を辞める決断をしました。
しかし、その決断が正しかったのかどうか、悩み続ける日々が始まりました。
「本当にこれでよかったのか?」と自問自答する毎日が続きました。
就職のきっかけ|友人の職場を見学させてもらい新しい視野が開けた
フリーターとしての生活が始まりました。
朝早くから深夜までのシフト、繰り返される単調な業務。
毎日が同じように過ぎていきました。
コンビニや飲食店でのアルバイトは生活費を稼ぐには十分でしたが、将来の展望がないことに不安を感じました。
「このまま一生フリーターとして生きていくのだろうか?」という考えが頭を離れませんでした。
心の中では、「もっと自分にはできることがあるはずだ」と感じながらも、具体的な行動に移すことができずにいました。
ある日、製造業で働く友人が「お前も一度見学に来ないか?」と誘ってくれました。
製造業の現場を見る機会は初めてで、品質管理の仕事に触れることで新たな視野が開けました。
友人が真剣な表情で機械を操作し、製品の品質を確認している姿に感銘を受けました。
「僕もこんな風に責任ある仕事をしたい」と強く思いました。
この出来事が僕の就職活動を始めるきっかけとなりました。
大学中退からの就職活動|10社応募して製造業の品質管理に就職できた
就職活動を始めるにあたり、まずは履歴書の作成に取り組みました。
履歴書に「大学中退」と書くことがどれだけのハンディキャップになるのかを理解していました。
大卒以上の求人に応募できないことや、面接での学歴に対する質問にどう答えるかが大きな課題でした。
就職サイトを見ていると、「学歴不問」の文字に何度も励まされましたが、それでも不安は尽きませんでした。
「なんで大学を中退したのか?」と面接官に聞かれるたびに、正直に「自分の将来が見えなくなったからです」と答えることにしました。
しかし、それだけでは不十分だと感じ、就職エージェントの助けを借りることに決めました。
エージェントは僕の経歴を理解し、中退の理由を前向きに伝える方法を教えてくれました。
「中退してからも自分を見つめ直し、今は製造業での品質管理の仕事に興味を持っています」と伝えるようアドバイスを受けました。
この正直な姿勢とエージェントのサポートが企業に受け入れられ、面接官に「あなたの熱意は伝わりました」と言われたときは、本当に嬉しかったです。
10社に応募し、ようやく製造業の品質管理の仕事に就くことができました。
「努力は必ず報われる」と感じた瞬間でした。
ちなみに、僕が利用した就職エージェントは、以下の記事で紹介する『就職カレッジ』です。
大学中退のその後|就職して「これが自分の仕事だ」と毎日実感している
就職後、僕は品質管理の現場で働くことになりました。
初めての正社員としての仕事に、毎日が新鮮で充実していました。
製品の品質を守るために行う検査や分析の仕事は、大学では学べなかった実践的な知識とスキルを身につけることができました。
毎朝、仕事着に身を包み、品質をチェックするたびに、「これが僕の仕事だ」と実感しました。
職場の同僚や上司にも恵まれ、仕事のやりがいや達成感を感じることができました。
「大学中退は失敗ではなく、新しいスタートだった」と思えるようになりました。
仕事を通じて成長する自分を実感できることが、何よりも嬉しかったです。
特に、初めて自分が担当した製品が市場に出たときの感動は忘れられません。
大学中退から就職したい人が覚悟しておくべきこと
就職を振り返ると、大学中退という挫折を乗り越えられたのは、自分を信じて行動したからだと思います。
しかし、全ての人が同じように就職を目指すべきかと言えば、そうではないとも感じます。
やる気や情熱がない人にとっては、就職は必ずしも最善の選択肢ではないかもしれません。
「自分が本当にやりたいことは何なのか?」と問い続けることが大切です。
就職が全てではなく、自分の道を見つけることが重要です。
時には違う道を選ぶ勇気も必要です。
もしも、自分に向いていないと感じるなら、無理に就職する必要はありません。
まとめ:大学中退は失敗じゃない!今すぐに行動することが最重要です
大学中退は確かに一つの挫折かもしれません。
しかし、それを乗り越えることで、必ず成長できます。
大学中退後の経験をポジティブに捉え、自分の強みとしてアピールすることが大切です。
「大学中退したからこそ得られた経験や学びがある」と自信を持って言えるようになりましょう。
僕も大学中退という挫折を経て、製造業の品質管理という新しい道を見つけることができました。
時間が経てば、大学中退という過去は気にならなくなります。
大切なのは、今からどう行動するかです。
諦めずに、自分の道を見つけてください。
あなたの未来は、あなた自身の手で切り開くことができるのです。
「頑張ろう」と心の中で何度も呟きましたが、その度に前に進む力を感じました。
自分の経験を通じて、少しでも同じような境遇にいる人たちに希望を与えられれば幸いです。
あなたも必ず、自分の道を見つけることができるはずです。
大学中退から就職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する就職エージェントを利用するのがおすすめですよ。