この記事では『大学中退から食品業界に就職した体験談』を紹介しますので、大学中退で就職したい方はぜひ参考にしてくださいね。
こんにちは、大学中退で就職した、たかゆきです。
- 名前:たかゆき(23歳男性)
- 最終学歴:大学中退(3年に中退)
- フリーター歴:1年
- 正社員の経験:なし
- 就職時の年齢:22歳
- 就職先:食品業界の営業職
- 就職前の年収:170万円
- 就職後の年収:370万円
この記事を読めば、大学中退から就職した後のリアルや、大学中退から就職するための具体的な方法がわかりますよ。
3分くらいで読める内容なので、それではさっそくみていきましょう〜。
※「いますぐに大学中退から就職したい!」という方は、下記の記事を読むほうが早いかもです。
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目次
大学中退になった経緯|大学3年で中退を決意した僕の体験談
大学3年生のある日、僕は講義室の後ろの席に座っていました。
経済学の講義は退屈で、教授の声はまるで子守唄のように聞こえてきました。
ノートを取る手も止まり、ふと窓の外を見つめました。
青空が広がり、自由な鳥が飛び交っていました。
その時、僕の心の中で何かが弾けました。
「このまま大学に通い続ける意味はあるのか?」という自問自答が始まりました。
家に帰ってからも、その問いが頭から離れませんでした。
両親に話すと、予想通り激怒されました。
「何を考えているんだ!大学を辞めるなんて、将来どうするつもりだ!」と声を荒げる父。
母は泣きながら「せっかく入学したのに…」と嘆きました。
僕は自分の決意を固めるために、一晩中考えました。
結局、自分の気持ちに正直になることにしました。
大学を辞めてからすぐに、僕は本屋のバイトを始めました。
毎日、本の並びを整えながら、自分が本当に何をしたいのか考え続けました。
フリーターとして過ごす日々は、決して楽ではありませんでしたが、自分自身と向き合う時間を持つことができました。
就職のきっかけ:大学時代の同級生が社会人1年目で働き始めて焦った
フリーター生活を送る中で、SNSをチェックするのが日課になっていました。
ある日、昔の同級生たちが、社会人として働き始めたことを知りました。
彼らの投稿には、新しい職場での笑顔や、仕事に取り組む姿が映し出されていました。
その瞬間、胸の奥がズキッと痛みました。
「自分は何をやっているんだろう」と強く感じたのです。
その夜、布団に入っても眠れませんでした。
僕の心は焦りと不安でいっぱいでした。
朝が来るのが怖くて、未来が見えない不安に押しつぶされそうでした。
でも、その一方で「自分も何かをしなければならない」という強い思いが芽生えました。
翌朝、僕は決意しました。
就職活動を本格的に始めることを。
まずはネットで情報を集め、就職サイトに登録しました。
履歴書の書き方、職務経歴書の作成方法、面接のコツ…。
知らないことばかりで、毎日が新しい学びの連続でした。
大学中退からの就職活動|失敗したこと、成功した理由
就職活動を始めるとすぐに、現実の厳しさに直面しました。
面接の度に聞かれる「なぜ大学を辞めたのですか?」という質問。
その度に心が痛みました。
最初のうちは正直に「興味が持てなくなったから」と答えていましたが、それでは納得してもらえず、次第に自信を失っていきました。
そこで、僕は考え方を変えました。
中退理由を前向きに捉え、「実際に働きながら学びたいと感じたから」と答えるようにしました。
また、フリーターとしての経験をアピールし、「仕事に対する熱意と実際の業務経験が自分の強みです」と強調しました。
それでも、資格を持っていないことが大きな壁となりました。
多くの企業が資格を重視していることを痛感し、資格取得のために勉強を始めました。
ボランティア活動にも積極的に参加し、自己啓発を続けました。
食品業界の営業職を目指す際には、接客スキルを活かし、「お客様との信頼関係を築くことが得意です」と自信を持って話しました。
就職活動中、一番のターニングポイントは就職エージェントを利用することでした。
僕は何社も面接を受けて落ち込んでいた時、友人に勧められてエージェントに登録しました。
担当のキャリアアドバイザーの方は、僕の中退理由やフリーターとしての経験をどうアピールするか、具体的にアドバイスしてくれました。
「大学中退という経歴はネガティブに捉えられがちですが、それを逆手に取って、自分の成長や経験を強調しましょう」と担当アドバイザーの方は言ってくれました。
彼は面接の練習にも付き合ってくれ、どうすれば自信を持って話せるか、細かく指導してくれました。
ちなみに、私が利用した就職エージェントは、以下の記事で紹介する『就職カレッジ』です。
大学中退のその後|就職して仕事のやりがい・成長・仲間が手に入った
内定をもらった時の喜びは、今でも忘れられません。
僕が内定をもらったのは、食品業界の営業職でした。
初めての正社員としての仕事に対する期待と不安が入り混じり、心が高鳴りました。
初出勤の日
初めて出勤した日は、緊張でガチガチでした。
スーツを着て家を出るとき、母が「頑張ってね」と言ってくれたその一言に、心が少しほぐれたのを覚えています。
オフィスに到着すると、受付の女性が笑顔で迎えてくれましたが、その笑顔に少し救われました。
上司が僕を部署に案内してくれました。
新しいデスク、新しい同僚、新しい環境。
全てが新鮮で、同時に圧倒される思いでした。
上司は親切に部署のメンバーを紹介してくれ、「何かわからないことがあれば、いつでも聞いてね」と励ましてくれました。
その言葉に、少しだけ緊張が解けました。
最初のミス
仕事が始まると、最初のうちは戸惑うことばかりでした。
ある日、初めてのお客様への電話で、緊張しすぎて話がうまく伝わらず、お客様を怒らせてしまったことがありました。
電話を切った後、手が震えていました。
「僕は本当にこの仕事に向いているのだろうか」と自信を失いかけました。
その日の帰り道、上司が声をかけてくれました。
「たかゆき君、今日は大変だったね。でも、誰でも最初は失敗するものだよ。大事なのは、そこからどう学ぶかだよ。」
その言葉に、僕は少し元気を取り戻しました。
「次はもっと頑張ろう」と心に誓いました。
成長の瞬間
仕事に慣れてくると、次第に自信もついてきました。
ある日、上司から「次のプレゼンはたかゆき君に任せるよ」と言われました。
初めての大きな仕事に緊張しましたが、同時にやりがいも感じました。
プレゼンの日、資料を何度も確認し、練習しました。
会議室に入ると、取引先の重役たちが並んでいました。
僕は深呼吸をし、プレゼンを始めました。
緊張はしていましたが、自分の言葉で自分の考えを伝えることができました。
プレゼンが終わった後、取引先の一人が「素晴らしいプレゼンだったね」と言ってくれました。
その瞬間、努力が報われた気がしました。
上司も「よくやった、たかゆき君」と笑顔で褒めてくれました。
仲間との絆
仕事だけでなく、職場での人間関係も大切でした。
同僚たちと一緒にランチをしたり、仕事帰りに飲みに行ったりする中で、次第に打ち解けていきました。
ある日、同僚の一人が「たかゆき、来週のバーベキューに来ないか?」と誘ってくれました。
バーベキューの日、皆で食材を持ち寄り、楽しい時間を過ごしました。
笑い声が絶えず、仕事の話だけでなく、プライベートな話もたくさんしました。
その中で、仲間との絆が深まりました。「このチームで働けることが嬉しい」と心から思いました。
仕事のやりがい
営業の仕事は大変なことも多いですが、その分やりがいも感じます。
お客様から「たかゆきさんのおかげで助かりました」と感謝の言葉をもらうと、本当に嬉しいです。
自分の努力が誰かの役に立つことを実感できる瞬間が、何よりのモチベーションになっています。
就職を振り返って|大学を辞めてよかった!本当にやりたいことが見つかりました
今振り返ると、大学を中退したことが必ずしも悪いことではなかったと思います。
大学中退という経歴は、就職活動では不利に働くことが多かったですが、その分、自分自身の強みや魅力を見つける機会にもなりました。
大学を辞めたからこそ、自分が本当にやりたいことを見つけ、行動に移すことができました。
また、フリーターとしての経験も決して無駄ではありませんでした。
接客業務を通じて得たスキルや、ボランティア活動での経験は、営業職としての仕事に大いに役立っています。
大切なのは、どんな経験も前向きに捉え、それを活かすことです。
まとめ:大学中退は人生の終わりではなく、新しい人生の始まりです
大学中退という経験は、確かに辛いことも多いかもしれません。
しかし、それをどう捉え、どう行動するかが重要です。
僕自身、就職活動中に多くの困難に直面しましたが、その度に自分を見つめ直し、前向きに努力し続けました。
資格を持っていないことが不利になることも多いですが、何かしらの資格を取得することで自分の価値を高めることができます。
また、面接では必ず中退理由を聞かれるので、自分なりの前向きな理由を用意しておくことが大切です。
就職エージェントのキャリアアドバイザーの方に助けてもらったのも、かなり大きかったです。
担当アドバイザーの方の助言やサポートがなければ、僕は自信を持って就職活動を続けることができなかったと思います。
最後に、自分に自信を持って行動することが大切です。
どんな経験も無駄ではありません。
大学を中退したことで、自分自身を見つめ直し、新しい道を切り開くチャンスだと思ってください。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
大学中退から就職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する就職エージェントを利用するのがおすすめですよ。