大学中退から美容業界に就職した体験談。幸せを感じることが多くなった｜22歳女性の就職体験談

この記事では『大学中退から美容業界の正社員に就職した体験談』を紹介しますので、大学中退から就職したい方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事を読めば、大学中退から就職した後のリアルや、大学中退から就職するための具体的な方法がわかりますよ。

３分くらいで読める内容なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

※「いますぐに大学中退から就職したい！」という方は、下記の記事を読むほうが早いかもです。

大学中退になった経緯｜学業へのモチベーションが下がった

大学2年生の冬、私は突然の決断を迫られることになりました。

学業に対するモチベーションが急激に低下し、将来への不安が募る中で、大学を続けることが私にとって正しい選択なのか分からなくなったのです。

友人たちはみな、順調に進級し、将来のキャリアに向けて具体的なプランを描いているように見えました。

しかし、私自身はその流れに乗ることができず、毎日が苦痛でした。

「私、本当にこのままでいいのかな？」という問いが頭から離れませんでした。

両親に相談すると、「自分でよく考えて決めなさい」と言われました。

彼らの期待に応えたい気持ちと、自分の気持ちに正直でいたい気持ちの間で揺れ動きながら、最終的に大学を中退する決意を固めました。

中退後の生活は、予想以上に厳しいものでした。

社会に出る準備も、具体的な目標もないまま放り出された私は、突然の自由に戸惑いながらも、少しずつ自分の進むべき道を探し始めました。

就職のきっかけ｜祖父母からの応援の言葉が背中を押してくれた

大学を辞めた後、私はしばらくの間、祖父母の介護に専念していました。

彼らの健康状態が悪化し、家族の中で私だけが介護に対応できる状況だったのです。

一日中付き添う日々は大変でしたが、祖父母が私に寄せる感謝の言葉や笑顔が、私にとって大きな励みとなりました。

そんなある日、祖母がぽつりと「とあちゃん、自分の未来を考えなさい」と言いました。

その言葉が心に響き、私は再び自分の将来について考えるようになりました。

美容に興味があった私は、まず美容業界の仕事に目を向けました。

自分の好きな分野で働くことができれば、仕事にも前向きになれると思ったのです。

祖父母の応援を受けて、私は就職活動を始める決意をしました。

大学中退からの就職活動｜苦労したこと、成功のポイント

就職活動を始めたものの、最初は困難の連続でした。

大学中退という経歴が、どれほど就職に不利になるかを痛感しました。

21社に応募し、不採用の通知が次々と届くたびに、自尊心が傷つけられ、自信を失いかけました。

特に、学歴が高卒扱いになることには驚きました。

同じ年齢でも大学卒業の同期たちと比較すると、給与や待遇に大きな差がありました。

「学位が無いだけでこんなにも違うのか」と、現実の厳しさに唖然としました。

そんな時、友人から就職エージェントの利用を勧められました。

私は半信半疑でしたが、背に腹は代えられず、その就職エージェントに登録しました。

就職エージェントの担当者は私の経歴や状況を丁寧に聞き取ってくれ、私に適した求人を紹介してくれました。

就職エージェントを通じて、私は自己PRの方法や面接のコツなど、多くのアドバイスを受けることができました。

特に「自分に自信を持ち続けることの重要性」を教えてくれたのは、大きな収穫でした。

不採用のたびに「これが私の価値ではない」と自分に言い聞かせ、次の機会に向けて努力を続けました。

また、就職エージェントは企業との交渉も代行してくれ、私の強みを最大限に引き出す方法をアドバイスしてくれました。

これにより、私は自分の魅力をより効果的に伝えることができました。

その結果、ようやく3社から内定をいただくことができました。

美容業界、飲食業界、出版業界と、それぞれ異なる業種からの内定でしたが、最終的には自分の興味と適性を考慮して、美容業界の事務職に就職することを決めました。

大学中退のその後｜就職したら幸せを感じることが多くなりました

就職後、私は美容業界の事務職として新たなスタートを切りました。

初めての社会人生活に不安もありましたが、職場の同僚や上司の温かいサポートのおかげで、次第に仕事に慣れていきました。

最初の1週間は、まるで新しい世界に飛び込んだような気持ちでした。

毎日新しいことを学び、覚えることが山のようにありました。

例えば、予約システムの操作方法や、顧客対応のマニュアルなど、一つ一つが新鮮で、私にとってはまさに冒険でした。

ある日、先輩の指導のもとで、初めて顧客対応を任されることになりました。

緊張しながらも、電話の向こうで「とても丁寧で助かりました」と言われたときは、本当に嬉しかったです。

「自分の仕事が誰かの役に立っている」と実感できた瞬間でした。

また、月に一度行われるミーティングでは、新しい商品の情報や今後のプロモーション活動について議論します。

この場では、私の意見も積極的に求められ、自分の考えを発言する機会が多くあります。

初めて自分の提案が採用されたときの喜びは、今でも忘れられません。

私のアイデアが形になり、お客様に喜ばれる姿を見ることができたのです。

仕事の楽しさは、それだけではありません。

社内イベントも多く、特に年末の忘年会は大いに盛り上がりました。

普段は真剣な顔をして働いている上司や同僚たちも、この日ばかりはリラックスして笑顔でいっぱいでした。

みんなで楽しく過ごすことで、チームの絆が深まり、翌日からの仕事にも良い影響を与えました。

もちろん、困難なことも少なくありませんでした。

ある日のこと、重要な書類をミスしてしまい、上司に厳しく叱責されました。

その時はとても落ち込みましたが、同僚たちが励ましてくれ、次に同じミスをしないようにするための対策を一緒に考えてくれました。

そんな支え合いの中で、私は少しずつ成長することができました。

特に印象に残っているのは、新しいプロジェクトに参加したときのことです。

新商品を紹介するイベントの企画を担当することになり、準備から運営まで全ての工程に関わりました。

初めての大きなプロジェクトで、不安とプレッシャーを感じながらも、成功させたいという一心で努力しました。

イベント当日、無事に成功を収め、お客様からも好評を得たときの達成感は、何にも代えがたいものでした。

上司から「よくやった、これからも期待している」と言われた瞬間、自分の努力が認められたと実感し、涙がこぼれそうになりました。

このように、正社員として働くことには、多くの楽しさがあります。

毎日新しい発見があり、努力が報われる瞬間があり、チームと共に成長していく実感が得られます。

自分の好きな分野で、充実した日々を送ることができるのは、本当に幸せなことです。

仕事の楽しさを感じながら、これからも自分自身を磨き続けていきたいと思います。

そして、同じように悩んでいる方々にも、自分を信じて一歩踏み出す勇気を持ってほしいと願っています。

大学中退で就職しないほうがいい人もいます…

大学を中退し、就職することは大きな一歩ですが、それをゴールと捉える人にとっては、就職後が厳しくなるかもしれません。

就職はスタートラインであり、日々の努力と学びが必要です。

私は美容業界の事務職として就職しましたが、最初の数ヶ月は慣れない業務に苦労し、毎日新しい課題に直面しました。

これに対処するための努力が成功の鍵でした。

一方で、就職をゴールと捉えてしまい、その後の努力を怠ると、仕事のモチベーションが低下し、職場での評価も下がります。

最悪の場合、再び転職を余儀なくされることもあります。

常に学び続け、自己成長を追求する姿勢が必要です。

就職を考えている皆さんには、就職後も努力を続ける覚悟があるかどうかを自問してほしいです。

就職は人生の一つの通過点であり、その後の道のりは自分次第です。

自分の将来を切り開くためには、常に前向きに学び続けることが不可欠です。

もし「就職さえすればそれでいい」と考えているのであれば、もう一度自分の目標を見直してみてください。

自分が本当にやりたいこと、成し遂げたいことを見つけ、そのために必要な努力を惜しまない覚悟を持つことが大切です。

就職はスタートであり、そこからが本当の挑戦の始まりなのです。

だからこそ、就職をゴールにせず、その後の成長と挑戦を見据えて行動してください。

努力を続けることで、必ず自分の理想とする未来に近づくことができるでしょう。

人生は一度きり、自分の可能性を信じて、前に進んでいきましょう。

まとめ：大学中退でも自分に合う仕事に出会えれば幸せになれる

大学を中退しても、人生は決して終わりません。

私自身、大学中退後も努力を続け、好きな分野での仕事に就くことができました。

大切なのは、自分を信じて行動し続けることです。

失敗や挫折を経験しても、それが自分の価値を決めるわけではありません。

むしろ、それらを乗り越えることで強くなり、成長することができます。

「大学を辞めたから就職できない」と思わないでください。

どんな状況にあっても、自分の可能性を信じて挑戦し続ければ、必ず道は開けます。

私も何度も不安に押しつぶされそうになりましたが、そのたびに前を向いて歩み続けました。

ブラック企業にだけは注意して、自分にとって納得のいく職場を見つけるために、情報収集を怠らないでください。

たとえ今が苦しくても、必ず光は見えてきます。

自分の未来を信じて、一歩ずつ前進していきましょう。

大学中退は終わりではなく、新たなスタートです。

あなた次第で、人生は何度でもやり直せます。共に頑張りましょう。