この記事では『24歳フリーター(アパレルバイト)からIT企業の正社員に就職した体験談』を紹介しますので、フリーターから就職したい方はぜひ参考にしてくださいね。
こんにちは、24歳までフリーターだった、なぎさです。
- 名前:なぎさ(25歳女性)
- 最終学歴:大学中退(3年に中退)
- フリーター歴:3年
- 就職時期:24歳
- 正社員経験:なし
- 就職先:IT企業の営業職
- 就職前の年収:190万円
- 就職後の年収:380万円
この記事を読めば、24歳フリーターから就職した後のリアルや、24歳フリーターから就職するための具体的な方法がわかりますよ。
3分くらいで読める内容なので、それではさっそくみていきましょう〜。
目次
フリーターだった私|大学を中退してからはアパレルバイトで時間がだけが過ぎていく
現在25歳の私の人生は、順調とは言えませんでした。
21歳の時、大学に入学したものの、人間関係がうまくいかず、孤立感に悩まされました。
友達は楽しそうに過ごしているのに、私は一人ぼっち。
「このままここにいても意味がないんじゃないか」と思い詰め、ついに大学を辞める決断をしました。
大学を辞めた後、実家に戻ることも考えましたが、
地元の小さな町には、私の居場所がないように感じました。
そこで私は東京に残り、アパレルショップでアルバイトを始めました。
最初の頃は、自由な生活に満足していましたが、次第に「このままでいいのだろうか?」という疑問が頭をもたげるようになりました。
毎日同じルーティンの中で、時間が過ぎていくのを感じながらも、具体的に何をすればいいのか分かりませんでした。
友人たちは次第に社会人としての生活を送り始め、私は置いてけぼりを食ったような気分でした。
「このままじゃダメだ」と思いつつも、どう動けばいいのか分からない。
そんな日々を過ごしていました。
就職のきっかけ|友達からの「頑張ればなんとかなるよ」の一言に勇気をもらった
転機は、久しぶりに会った高校時代の友人との再会でした。
友人の名前はまゆみ、彼女は同じく東京に住んでいて、IT企業で営業職として働いていました。
再会のきっかけは、偶然のSNSでのやり取りからでした。
「久しぶりに会わない?」と彼女からの誘いで、私たちはカフェで再会することになりました。
再会の日、私は緊張と期待を胸にカフェに向かいました。
まゆみは変わらず明るく、輝いて見えました。
彼女は仕事の話を楽しそうに語り始めました。
「最近、大きなプロジェクトを任されてね。大変だけど充実してるよ」と目を輝かせながら話す姿を見て、私は心の中で「こんな風に自信を持って働けるようになりたい」と強く思いました。
カフェの窓際に座り、彼女の話に耳を傾けながら、私は自分の状況と比べてしまいました。
アパレルショップでのアルバイトは楽しかったものの、将来の展望が見えず、不安を感じていた私にとって、まゆみの話は新鮮で刺激的でした。
「なぎさも一度やってみたらどう?最初は不安だらけだったけど、頑張ればなんとかなるよ」とまゆみは微笑んで言いました。
その言葉に背中を押され、私は就職活動を始める決意をしました。「もう一度、自分の人生をやり直したい」と強く願うようになりました。
その帰り道、夕暮れの街を歩きながら、「私も変わらなきゃ」と自分に言い聞かせました。
まゆみの言葉が心に響き、「やってみよう」という勇気が湧いてきました。
翌日から、私は早速求人サイトをチェックし始め、友人や家族に相談しながら、自分に合った仕事を探し始めました。
この再会が、私にとって大きなターニングポイントとなりました。
まゆみの言葉と、その前向きな姿勢が、私を新たな一歩へと導いてくれたのです。
「もう一度、自分の人生をやり直したい」と強く思うようになり、私は本格的に就職活動を始めることになりました。
就職活動中|やることは山積みだったけど少しずつ準備を進めた
就職活動を始めたものの、最初は何から手をつけていいのか全く分かりませんでした。
求人サイトを見ても、自分に合う仕事が何なのか見当もつかず、途方に暮れる日々が続きました。
自己分析や履歴書の書き方、面接対策など、やることは山積みでした。
夜な夜なパソコンの前に座り、求人情報をチェックしながら「本当に私にできるのだろうか」と不安に駆られることが何度もありました。
それでも、友人やインターネットで情報を集め、少しずつ準備を進めていきました。
自己分析をする中で、自分が何を大切にしているのか、どんな仕事にやりがいを感じるのかを再確認しました。
「私にはコミュニケーション能力があるし、人と接する仕事が向いているかもしれない」と思うようになりました。
最終的に、私はIT企業の営業職に挑戦することにしました。
IT業界は未経験でしたが、「挑戦する価値がある」と感じたのです。
面接では、大学中退の理由やフリーター期間について正直に話し、これからの意欲をしっかりと伝えることに努めました。
「なぎささんの前向きな姿勢が伝わりました」と言われた時、「私にもチャンスがあるんだ」と少しだけ自信が持てるようになりました。
就職後|初契約の時は「私にもできるんだ!」と思えた
幸運にも、私はIT企業の営業職として内定をもらうことができました。
初めての正社員としての仕事に不安もありましたが、それ以上に「やっとスタートラインに立てた」という喜びが大きかったです。
初出勤の日、私は新しいスーツに身を包み、緊張で心臓がドキドキしていました。
オフィスに足を踏み入れると、整然としたデスクやパソコンのモニターがずらりと並び、「ここが私の新しい職場なんだ」と実感しました。
上司のSさんが私を歓迎し、チームメンバーに紹介してくれました。
皆、温かく迎えてくれたので、少しだけ緊張が和らぎました。
最初の数週間は、新しい環境に慣れるために一生懸命努力しました。
朝早く出勤し、夜遅くまで資料を読み込み、営業の基礎を学びました。
私の担当は新規顧客の開拓で、最初は電話でのアポイントメント取りが主な業務でした。
電話をかけるたびに緊張しましたが、「ここで諦めてはいけない」と自分に言い聞かせました。
ある日、初めて自分で取ったアポイントメントが成功し、お客様との商談が決まりました。
その瞬間、「この仕事は私に合っているかもしれない」と感じました。
商談の準備には上司のSさんがサポートしてくれ、実際の商談も一緒に同行してくれました。
お客様に提案内容を説明し、質問に答える中で、少しずつ自信がついていきました。
商談が成功し、初めての契約が取れた時の喜びは今でも忘れられません。
「やった、私でもできるんだ!」と心の中で叫びました。
仕事で失敗することもあるけど、それも学びと成長になる
その後も、毎日が挑戦の連続でした。
新しい案件に取り組むたびに、分からないことや難しい課題に直面しましたが、その度に周りの先輩や上司に助けてもらいながら乗り越えてきました。
特にSさんは、いつも親身になってアドバイスをくれ、私の成長を見守ってくれました。
半年が過ぎた頃、私は少しずつ仕事に慣れ、自信を持って業務をこなせるようになりました。
毎月の目標を達成する度に、「自分が成長している」と実感し、やりがいを感じました。
また、チームの一員として認められ、周りのメンバーとも信頼関係を築けるようになりました。
しかし、すべてが順調だったわけではありません。
ある日、大きな案件で失敗し、お客様に迷惑をかけてしまったことがありました。
その時はとても落ち込みましたが、Sさんが「失敗は成長のチャンスだよ。次に活かせばいい」と励ましてくれました。
この言葉に救われ、再び前向きに取り組むことができました。
こうした経験を通じて、私は一歩一歩成長し、今では自分の仕事に誇りを持てるようになりました。
新しい環境での挑戦は大変でしたが、それ以上に多くの学びと成長を得ることができました。
これからも、自分の成長を信じて前に進んでいきたいと思います。
就職を振り返って|自分を信じて一歩踏み出してみると世界が変わる
今振り返ると、あの時大学を辞めたことは一つの転機だったのかもしれません。
フリーターとして過ごした3年間は無駄ではなく、今の私を作るために必要な時間だったと感じています。
あの時の経験があるからこそ、今の仕事に対して真剣に向き合い、成長を続けることができているのです。
「過去の失敗や挫折を乗り越えることができた」と思うと、自信が湧いてきます。
もし、今フリーターとして将来に不安を感じている人がいるなら、「自分を信じて、一歩踏み出してみてほしい」と伝えたいです。
人生は自分の努力次第で変えることができるのだと、私は信じています。
また、周りの支えも大きな力になりました。
友人や家族の励まし、先輩や上司のサポートがあったからこそ、ここまで来ることができました。
これからも、自分の成長を信じて前に進んでいきたいと思います。
フリーターから就職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。