大学を中退し、将来への不安と焦りに押しつぶされそうになっている方へ。
この記事では『大学中退から飲食業界の正社員に就職した体験談』を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
こんにちは、大学中退で就職した、すずかです。
- 名前:すずか(24歳女性)
- 最終学歴:大学中退(1年に中退)
- フリーター歴:4年
- 就職時期:23歳
- 正社員経験:なし
- 就職先:飲食業界の正社員
このままでいいのかと悩む日々を乗り越え、私は飲食業界で正社員として働くことができました。
この記事では、私がどのように困難を克服し、自信を取り戻していったのか、具体的な体験談を交えてお伝えします。
この記事を読むことで、大学中退という壁を乗り越え、新たな一歩を踏み出す勇気とヒントを得られると思います。
私の経験が少しでもあなたの役立てば嬉しいです。ぜひ最後までご覧ください。
※すぐに『大学中退の女性におすすめの就職エージェント』が知りたい方は、第4章の『大学中退の女性におすすめの就職エージェント3社』から先に目を通してくださいね!
目次
大学中退になった女性の経緯|大学を1年で中退した私
大学に入学したのは、周囲の期待や社会のプレッシャーからでした。
進学は当たり前という空気に流され、自分の本当の気持ちを無視してしまったのです。
春の風が心地よかったはずのキャンパスも、私にはどこか冷たく感じられました。
授業に興味が持てず、友人ともなじめず、毎日の通学が苦痛になっていきました。
講義の内容も頭に入らず、課題に手をつけることもできませんでした。
「私は何をしているのだろう」と、ふとした瞬間に心の中で呟く日々が続きました。
親や先生に相談する勇気もなく、ただ一人で悩み続けた結果、私は大学を中退することを決意しました。
中退を決めた日は、冬の寒い日でした。
教室の片隅で座り込み、周りの友人たちが楽しそうに話している姿を見て、「ここは私の居場所じゃない」と感じたのです。
その瞬間、「もうここにはいられない」と心の中で確信しました。
大学を辞めたことで、自由を得た反面、将来への不安が一気に押し寄せてきました。
大学中退の女性の就職のきっかけ|先輩の言葉が心に刺さった
大学を中退してから、アルバイトで生計を立てる日々が続きました。
カラオケ店や雑貨屋、飲食店でのアルバイトを経験しましたが、どれも一時的な収入に過ぎず、将来への見通しが立たないまま時間が過ぎていきました。
友人たちが順調に大学を卒業し、就職していく姿を見て、心の中では「私も早くしっかりしなければ」という焦りが募りました。
ある日、アルバイト先の先輩が「すずかちゃん、こんなところでくすぶってちゃダメだよ。自分の未来をもっと真剣に考えなきゃ」と言ってくれました。
その言葉が私の心に刺さり、「このままではダメだ」と強く思うようになりました。
それが、就職を真剣に考えるきっかけとなったのです。
しかし、どの業界に進むべきか、自分に何が向いているのか全く分からない状態でした。
そんな時、飲食店のアルバイトをしていた経験が活かせると思い、飲食業界に注目しました。
「お客様とのコミュニケーションを通じて喜んでもらえる仕事がしたい」と感じたのです。
※下記の記事は専門学校中退の方の体験談ですが、大学中退の方の就職活動にも役に立つので、ぜひ参考にしてみてください。
大学中退の女性が就職活動|苦労したこと、就職に成功した理由
就職活動を始めたものの、最初は不安と戸惑いでいっぱいでした。
多くの企業が大卒を条件としているため、応募できる求人が限られてしまい、選択肢が狭まっている現実に直面しました。
求人情報を見ても、「私にできることなんてあるのだろうか」という不安が常に頭をよぎり、エントリーする勇気が出ずに止まることが多かったのです。
それでも、諦めずに自分の強みを見つけるために、自己分析を徹底的に行いました。
大学中退というハンディキャップを乗り越えるためには、他の人にはない強みをアピールする必要がありました。
私の強みはコミュニケーション能力と明るい性格だと気づいたのです。
特に、アルバイトで培ったお客様とのコミュニケーション能力は、自分の武器になると思いました。
自分の中で新たな決意を固めた私は、就職エージェントを利用することにしました。
エージェントの担当者は、私の不安や疑問に親身になって答えてくれ、「すずかさんの強みを活かせる職場を一緒に探しましょう」と言ってくれたのです。
その言葉に励まされ、少しずつ自信を取り戻していきました。
就職エージェントのサポートを受けながら、面接対策や履歴書の書き方を学び、自分の経験をどうアピールすれば良いかを具体的に知ることができました。
特に面接では、大学中退という過去を正直に話し、「その経験を乗り越えて成長した自分」を前向きにアピールすることが重要だと教わりました。
最終的には、飲食業界の企業に1社応募し、面接を受けました。
面接では、自分の過去の経験や苦労を正直に話し、「大学中退という経験を乗り越えて、自分自身を成長させるために努力してきた」という姿勢を伝えました。
面接官の前で「私は自分の弱さを認め、それを克服するために前に進んできました。これからも成長し続ける自信があります」と話した時、心の中で「これが私の本当の姿だ」と感じました。
結果的に、その企業から内定をもらうことができました。
大学中退という過去に囚われず、自分の強みを最大限に活かすことができたことが、就職に成功した理由だと思います。
ここからは、大学中退の方が就職活動で遠回りをしないように、「大学中退の女性におすすめの就職エージェント」を紹介しておきますね。
大学中退の女性におすすめの就職エージェント3社
上記のとおりです。
第二新卒エージェントneoとウズキャリ既卒は10代20代の就職に強く、ジムノミカタは20代30代の就職に強い印象です。
ただし、就職エージェントの良し悪しは担当アドバイザーとの相性によるので、2〜3社に登録して面談を受けてから、最終的に1社に絞り込むのが良いですね。
第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoは、大学中退をはじめとした10代20代の中卒・高卒・フリーターの就職に強いエージェントです。
職歴や学歴に自信のない若手層を対象としているため、未経験OKの求人を豊富に取り扱っており、ブラック企業が排除されているのも特徴ですね。
28歳までの転職支援実績22,500人以上なので、大学中退やフリーターから就職したい方でも安心して利用できます。面談実施件数も34,000件以上です。
10時間以上の手厚いサポートがある点も、第二新卒エージェントneoが選ばれる理由のようです。
第二新卒エージェントneo :大学中退の19歳〜28歳の就職に強い。未経験OKの求人が豊富。10時間以上の無料就職サポートあり。
ウズカレIT
ウズカレITは、大学中退やフリーターなどの正社員経験が少ない10代20代向けの就職サポートを得意とする就職エージェントです。
特徴的なのはITエンジニアを目指す求職者に特化した就業サポートで、サポートの利用者は求人紹介や面接対策だけでなく、無料でIT学習のサポートを受けることができます。
サポートを利用した人の入社後の定着率は93.6%となっており、高水準な満足度を獲得しています。就職支援実績も4,000人以上です。
大学中退でITエンジニアに就職したい場合は、ウズカレITを利用して無料のIT学習サポートを受けるのが良いかと思います。
IT講師による学習サポートを受けることもできるので、自己肯定感が高まり、前向きに就職活動を進められますよ。
ウズカレIT :大学中退の18歳〜29歳におすすめ。ITエンジニアへの就職に強い。IT講師による無料学習サポートあり。
ジムノミカタ
ジムノミカタは、大学中退や高卒、フリーターなどの未経験から事務職への就職に強いエージェントです。
特徴的なのは独自の保有求人で、一般事務と営業事務に特化した10,000社以上の求人があり、その中から希望条件に合った会社を選ぶことができます。
ジムノミカタを利用した20代の転職成功率は92%となっており、高確率で内定を獲得できています。転職支援実績も年間10,000人以上です。
20代30代で事務職に就職したい場合は、ジムノミカタを利用して一般事務や営業事務に応募するのが良いかと思います。
事務職の知識をイチからサポートしてもらえるので、大学中退やフリーターの方でも、安心して事務職を目指せますよ。
ジムノミカタ :大学中退の20歳〜32歳におすすめ。事務職への就職に強い。一般事務と営業事務の求人10,000社以上あり。
おすすめの就職エージェントまとめ
ここまで紹介した、大学中退におすすめの就職エージェントをまとめておきます。
どの就職エージェントもすべて無料なので、あなたのリスクはゼロです。ぜひこの機会にお試しあれ〜。
✔記事で紹介した就職エージェントリスト
第二新卒エージェントneo :大学中退の19歳〜28歳の就職に強い。未経験OKの求人が豊富。10時間以上の無料就職サポートあり。
ウズカレIT :大学中退の18歳〜29歳におすすめ。ITエンジニアへの就職に強い。IT講師による無料学習サポートあり。
ジムノミカタ :大学中退の20歳〜32歳におすすめ。事務職への就職に強い。一般事務と営業事務の求人10,000社以上あり。
大学中退の女性の就職後|出会った仲間と一緒に働けて幸せに感じている
就職後、初めての正社員としての生活が始まりました。
最初は緊張の連続で、何度もミスをしてしまいました。
例えば、初めてのシフトリーダーの日、注文を取り間違えてお客様に迷惑をかけてしまいました。
お客様は怒りもせず、「初めてなんだから、頑張ってね」と励ましてくれました。
その言葉に救われ、涙が出そうになりました。
また、厨房での作業にも苦労しました。
新人の私は包丁の扱いに不慣れで、何度も指を切ってしまいました。
その度に先輩が「大丈夫、すずかさんもすぐに上手くなるよ」と優しく手当てしてくれました。
先輩のサポートのおかげで次第に仕事に慣れていきました。
お客様から「ありがとう」と言われる瞬間が何よりも嬉しく、自分が役立っている実感が湧きました。
ある日、常連のお客様が「すずかちゃんがいるから、この店に来るのが楽しみなんだよ」と言ってくれました。
その瞬間、心の中で「ここで働けてよかった」と感じました。
毎日の業務を通じて、少しずつ自信を取り戻し、「私はここにいていいんだ」と感じるようになりました。
大学中退の過去に悩むことも少なくなり、今の自分に誇りを持つことができました。
例えば、新メニューの開発に携わったとき、チームのみんなと一緒に試行錯誤しながら作り上げた料理が大好評で、お客様から「これ、また食べに来るよ」と言われた時は、本当に嬉しかったです。
就職してからの生活は充実しており、仕事を通じて成長を感じる日々です。
毎日新しいことを学び、自分のスキルを磨いていくことが楽しく、やりがいを感じています。
例えば、月に一度の研修で他店のスタッフと交流し、新しい技術や知識を吸収することができました。
その度に「私は成長している」と実感しました。
また、仕事仲間との絆も深まりました。
ある日、仕事が終わった後に同僚たちと飲みに行き、仕事の悩みや将来の夢について語り合いました。
その時、「ここで出会った仲間と一緒に働けて、本当に幸せだ」と感じました。
今では、「あの時、大学を中退してよかった」と思えるようになりました。
過去の自分に対しても、「あの時の選択があったから、今の自分がある」と感謝の気持ちを持っています。
毎日が挑戦の連続ですが、その中で成長し続ける自分に誇りを持ち、これからも前向きに進んでいこうと思います。
※下記の記事は専門学校中退の方向けですが、大学中退の女性の方にも参考になるので、ぜひ合わせて読んでみてください。
大学中退の女性が就職を振り返って|就職しない選択もありだと思う
就職を振り返ると、私にとっては正しい選択でしたが、全ての人に同じ道が合うわけではないと感じます。
自分のペースで生きることが大切だと思います。
大学中退をコンプレックスに感じている人も多いかもしれませんが、それが必ずしも悪いことではありません。
もし、自分のやりたいことが見つからないなら、無理に就職する必要はないと思います。
自分のペースで、新しいことに挑戦してみることが大切です。
就職だけが人生の全てではなく、自分が幸せだと感じる道を選ぶことが一番大切だと感じます。
大学中退から就職したい人へ:焦らず自分のペースで進んでいきましょう
大学中退は、確かにコンプレックスになることがあります。
しかし、焦らずに自分のペースで進んでいってください。
自分の強みを見つけ、それを活かせる仕事を探すことが大切です。
私も最初は自信がなく、不安ばかりでした。
しかし、諦めずに努力を続けることで、自分の道を見つけることができました。
新しいことにチャレンジして、合わなければまた別のことに挑戦する。
その繰り返しが、自分の世界を彩る素敵な仕事に出会うための道だと思います。
「諦めるのはもったいない。焦らず、自分のペースで進んでいこう。」その気持ちを大切にして、一歩ずつ前に進んでください。
きっと、自分だけの素晴らしい未来が待っています。
私は23歳の時に就職エージェントを利用して、大学中退で飲食業界に就職できましたよ。
✔記事で紹介した就職エージェントリスト
第二新卒エージェントneo :大学中退の19歳〜28歳の就職に強い。未経験OKの求人が豊富。10時間以上の無料就職サポートあり。
ウズカレIT :大学中退の18歳〜29歳におすすめ。ITエンジニアへの就職に強い。IT講師による無料学習サポートあり。
ジムノミカタ :大学中退の20歳〜32歳におすすめ。事務職への就職に強い。一般事務と営業事務の求人10,000社以上あり。
大学中退の女性の就職に役立つ関連記事
ほかの人の就職体験談や、大学中退の女性の就職活動に役立つ関連記事をまとめてみました。
ほかの職種の仕事内容や就職活動のコツを把握できるので、気になる記事があればぜひチェックしてみてください。