この記事では『大学中退から建築業界に就職した体験談』を紹介しますので、大学中退で就職したい方はぜひ参考にしてくださいね。
こんにちは、大学中退で就職した、ようすけです。
- 名前:ようすけ(25歳男性)
- 最終学歴:大学中退(3年に中退)
- フリーター歴:2年
- 正社員の経験:なし
- 就職時の年齢:23歳
- 就職先:建築業界の正社員
- 就職前の年収:210万円
- 就職後の年収:370万円
この記事を読めば、大学中退から就職した後のリアルや、大学中退から就職するための具体的な方法がわかりますよ。
3分くらいで読める内容なので、それではさっそくみていきましょう〜。
※「いますぐに大学中退から就職したい!」という方は、下記の記事を読むほうが早いかもです。
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目次
大学中退になった経緯|大学3年で中退した僕の体験談
僕は大学を3年で中退した後、2年間フリーターとして生活し、最終的には建築業界の設計補助として就職しました。
大学生活は希望に満ちていました。
僕は建築学科に進学し、将来は一流の建築家になるんだと夢見ていました。
毎日の授業や課題、実習が充実しており、大学のキャンパスライフも楽しかったです。
しかし、3年生になる頃から、心の中に次第に不安が募ってきました。
親からの期待やプレッシャー、将来への不安、そして自分自身の学業成績が思うように伸びないことへの焦り。
それらが僕の心を次第に重くしていきました。
「本当にこのままでいいのか?」という疑問が頭をよぎり始めました。
授業についていけない日々が続き、次第に出席すること自体が苦痛になってきました。
友人たちが次々と成績を伸ばし、夢に向かって進んでいく姿を見ると、自分だけが取り残されているような感覚に苛まれました。
ある日、ついに大学を辞める決断をしました。
親や友人に告げた時の反応は冷たく、理解を得られないことが多かったです。
「これでいいのか?」と自問自答しながらも、その時の僕にはこれ以外の選択肢が見えませんでした。
僕は両親に大学を辞める決意を伝えました。
母は驚き、涙を浮かべて「どうして?」と問い詰めました。
父は黙って僕の話を聞きながら、重々しい沈黙の中で「ようすけ、お前の決断を尊重する。でも、これからの道はお前自身で切り開かないといけないんだぞ」と言いました。
その言葉の重みが胸に刺さりました。
就職のきっかけ|30代半ばの先輩バイトの言葉は重かった
大学を中退してからの2年間、僕はパチンコ店や居酒屋でアルバイトをしながら生活費を稼いでいました。
大学を辞めた時の不安と焦りは常に心の中にあり、将来への見通しが立たないまま日々を過ごしていました。
しかし、その中で建築の夢だけは捨てきれずにいました。
いつかもう一度、この夢に挑戦したいという思いが心の片隅にありました。
アルバイトの日々は単調で、体力的にも精神的にも厳しいものでした。
特に居酒屋での仕事は、忙しい夜のシフトが多く、クタクタになって帰宅することがほとんどでした。
そんなある日のことでした。
深夜のシフトを終え、店の閉店作業をしていた時、一緒に働いていた先輩が僕に声をかけてきました。
「ようすけ、お前、このままで本当にいいのか?」と先輩は静かに問いかけました。
先輩は30代半ばで、同じく大学を中退し、フリーターとして長い間働いてきた人でした。
僕はその質問に答えることができず、ただ沈黙していました。
先輩は続けて、「俺も昔は夢を持ってたけど、気づけばこんな生活になってしまった。でも、お前はまだ若い。まだやり直せるチャンスがあるんじゃないか?」と言いました。
その言葉が僕の心に深く突き刺さりました。
「本当にこのままでいいのか?」と自問自答する日々が続きました。
僕は先輩の言葉をきっかけに、自分の夢を再び追いかける決意を固めました。
「よし、もう一度頑張ってみよう!」と心に誓い、就職活動を開始しました。
しかし、大学を中退した僕には多くの壁が立ちはだかりました。
大学中退からの就職活動|難しいと思ったこと、就職に成功した理由
就職活動を始めた当初、7社に応募しましたが、面接に進むことすらできない日々が続きました。
ライバルたちは大学を卒業し、中には大学院まで進んでいる人もいました。
僕の学歴は大学中退ということで、門前払いされることも多かったです。
「本当にこのままじゃダメだ。どうにかしないと」と焦りばかりが募る日々でした。
しかし、僕には一つだけ譲れない信念がありました。
それは、大学で学んだ建築の知識を活かした職業に就くことでした。
どれだけ断られても、このこだわりだけは捨てずに持ち続けました。
そんな中、就職エージェントを利用することを思いつきました。
自分一人ではなかなか突破口を見つけられなかった僕ですが、プロの助けを借りることで新たな道が開けるかもしれないと感じました。
就職エージェントに登録し、担当者との面談を重ねました。
担当者は僕の経歴や希望をじっくりと聞き、適切なアドバイスをくれました。
「ようすけさん、大事なのは自分の強みをしっかりとアピールすることです。大学中退というハンデがあっても、あなたには建築への情熱があります。それをしっかりと伝えましょう」と担当者に言われ、心が軽くなりました。
僕はそのアドバイスを胸に、再度就職活動に挑みました。
ある建築会社の求人に応募し、面接まで進むことができました。
面接官に「大学は中退しましたが、建築への情熱は誰にも負けません」と熱意を伝えました。
その熱意が伝わったのか、ようやく採用の通知を受け取ることができました。
「やっと夢に一歩近づけた!」という喜びと共に、不安も募りました。
「本当にやっていけるのか?」という不安が再び頭をもたげましたが、今は一歩踏み出したことに自信を持とうと決めました。
ちなみに、僕が利用した就職エージェントは、以下の記事で紹介する『就職カレッジ』です。
大学中退のその後|就職したら自分の夢に向かって進んでいると思えるようになった
就職してからの毎日は、新しい挑戦の連続でした。
建築業界の現場では、大学で学んだ知識が直接役立つこともあれば、全く新しいスキルを身につける必要があることもありました。
初めは何もかもが新鮮で、学ぶことが多く充実した日々を送りました。
しかし、仕事のプレッシャーや責任の重さに押しつぶされそうになることもありました。
「本当に自分にこの仕事ができるのか?」という不安が再び頭をもたげました。
それでも、先輩や同僚のサポートを受けながら、一つ一つの課題を乗り越えていきました。
ある日、プロジェクトの締め切りが迫る中でミスをしてしまい、上司に叱責されました。
「自分は何をやっているんだろう」と自分を責める気持ちが強くなりました。
しかし、そんな時こそ、同僚が励ましてくれました。
「誰でもミスはする。大事なのはそこから学ぶことだ」と言われ、涙がこぼれました。
僕は再び立ち上がり、次の挑戦に向かっていく決意を新たにしました。
「諦めずに続けることが大事なんだ」と自分に言い聞かせ、毎日少しずつ成長している実感を得ることができました。
大学中退というハンデを乗り越えて、ようやく自分の夢に向かって進んでいることに喜びを感じました。
大学中退の就職を振り返って|人生を変える覚悟があればなんとかなる
就職してから数年が経ち、今では仕事にも慣れてきました。
振り返ってみると、大学中退からの就職は決して簡単な道ではありませんでした。
しかし、その過程で得た経験や知識、そして人とのつながりは、僕にとってかけがえのない宝物です。
ただし、全ての人に同じ道をおすすめするわけではありません。
大学中退からの就職は、努力しなければいけないことや大変なことも多いと痛感しました。
そのため、この記事を読んでいる人の中には、就職しないほうがいい人もいると思います。
それは、やる気や情熱を持ち続けられない人や、現状に満足している人です。
失礼ながら、就職後に仕事を頑張れない人は、どこに就職してもうまくいきません。
ですから、人生を変えるために努力する覚悟がある人だけ、大学中退からの就職を考えてみてくださいね。
まとめ:大学中退でもなんとかなる!諦めなければ就職できます
最後に、大学中退から就職を目指す人にメッセージを送りたいと思います。
大学中退という選択は決して簡単ではなく、その後の道のりも厳しいものです。
しかし、諦めずに努力し続ければ、必ず道は開けるはずです。
「自分には無理だ」と思わずに、一歩踏み出してみてください。
僕も大学を辞めたことで多くの壁にぶつかりましたが、その壁を乗り越えた先には新しい可能性が広がっています。
自分の夢や目標に向かって進むことを諦めないでください。
大学中退という選択をしたからこそ、見えてくる景色もあります。
そして、その経験があなたを強くし、成長させてくれるはずです。
「諦めるのはもったいない、20代ならまだ人生やり直せる」という言葉を心に刻み、前向きに進んでいってください。
あなたの未来が明るいものであることを願っています。
大学中退から就職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する就職エージェントを利用するのがおすすめですよ。