26歳フリーター 男

私は26歳まで単発バイトを転々としたあと、なんとか正社員に就職して、現在は28歳になりました。

大学卒業後、やりたい仕事が見つからず、22歳から26歳までの4年間、フリーターとして生活していました。

しかし、先輩の助言をきっかけに就職活動を開始し、新規開拓の法人営業のポジションで内定を獲得しました。

本記事では、フリーター生活から正社員になるまでの過程やその後の生活、そして就職活動の中で感じたことや学んだことを詳しくお伝えします。

私の経験が、同じ悩みを持つ方々の参考になれば幸いです。

「今すぐにフリーターから正社員に就職したい!」という方は、下記の記事を読むほうが早いかもです。

フリーターだった私|生活費のために複数のバイト、体力的にも精神的にも限界だった

単発バイトフリーター

私は大学を卒業してからフリーター生活をしていました。

最終学歴は大卒ですが、やりたい仕事が見つからず、22歳から26歳までの4年間、単発バイトを転々としていました。

この期間、私の生活はとても不安定でした。

毎朝、目覚まし時計の音で目が覚めると、「今日もまたバイトか…」とため息をつきました。

朝早くから夜遅くまで働く日々。

時には3つのバイトを掛け持ちすることもありました。

コンビニのレジ打ち、引っ越しのアルバイト、イベントスタッフなど、毎日違う仕事に追われていました。

「本当にこのままでいいのだろうか?」と何度も自問自答しました。

しかし、明確な答えは見つからず、毎日がただ過ぎていくばかりでした。

友人たちが正社員として働き、キャリアを積んでいく中で、私は取り残されているような気持ちになっていました。

フリーター生活は決して楽ではありませんでした。

生活費を稼ぐために、複数のバイトを掛け持ちすることもありました。

体力的にも精神的にも限界を感じることが多く、「もうこんな生活は嫌だ」と思うこともありました。

しかし、何をすればいいのか分からず、結局フリーター生活を続けていました。

就職のきっかけ|大学時代の先輩もフリーター経験があり、就職までの道のりを話してくれた

単発バイトフリーター

私が就職を決意したきっかけは、偶然訪れた先輩との再会でした。

26歳の春、久しぶりに地元の居酒屋で大学時代の先輩と再会しました。

彼とは大学時代にサークルで一緒だった仲で、当時から何かと面倒を見てくれる頼れる先輩でした。

その夜、私はいつものようにフリーターとしての日々の愚痴をこぼしていました。

「毎日が同じことの繰り返しで、何のために働いているのかわからない」と、ビールのジョッキを片手に吐き出しました。

先輩は静かに私の話を聞き、しばらくしてからこう言いました。

「やまと、お前もそろそろ本気で考えた方がいいんじゃないか?」

先輩も一時期フリーターを経験していたことを知り、彼がどのようにして正社員になったのか興味を持ちました。

先輩は自分が正社員になるまでの道のりを語り始めました。

彼も私と同じようにフリーター生活を続けていましたが、ある日、母親からの一言がきっかけで就職を決意したそうです。

「お前も自分の将来をしっかり考えないと」と言われた瞬間、自分の中で何かが変わったと先輩は言いました。

それから彼は就職活動に本気で取り組み、現在では有名企業で働いているとのことでした。

「やまと、お前もきっとできるよ。最初の一歩を踏み出す勇気が大事なんだ」と先輩は力強く言いました。

その言葉に胸が熱くなりました。

「もしかして、自分にもまだチャンスがあるのかもしれない」と感じた私は、その夜帰宅後、就職活動を始めることを決意しました。

その翌日から、私は本格的に求人情報を探し始めました。

履歴書を作成し、インターネットで企業の情報を調べ、毎日数時間を就職活動に費やすようになりました。

「これで自分の未来を変えられるかもしれない」と思うと、自然とやる気が湧いてきました。

先輩との再会がなければ、私は今もフリーター生活を続けていたかもしれません。

彼の一言が、私の人生を大きく変えるきっかけとなりました。

この経験から、自分の周りの人々の言葉や助言がどれほど重要かを強く感じました。

就職活動中|諦めずに挑戦し続けることで少しずつ自信がついた

単発バイトフリーター

就職活動を始めた当初、私は非常に不安でした。

履歴書を作成し、求人情報を探す毎日。

初めての面接では緊張でうまく話せず、「やっぱり自分には無理なのかもしれない」と感じることもありました。

しかし、諦めずに挑戦し続けることで、少しずつ自信がついてきました。

ある日、求人情報サイトで新規開拓の法人営業のポジションを見つけました。

興味を持った私は、早速応募することにしました。

面接の日、スーツを着て、履歴書を持って、会社のオフィスへ向かいました。

手汗が滲む手のひらを拭いながら、「絶対に成功させたい」と強く思いました。

面接では、自分の経験や意欲を伝えることに集中しました。

「私は過去に多くのバイトを経験し、多様な環境で働くことができました。これらの経験を生かして、新規開拓の営業でも成功したいと思っています」と自信を持って話しました。

面接官は私の話に耳を傾け、質問を投げかけてきました。

緊張しながらも、一つ一つの質問に真摯に答えました。

「自分にできることを信じよう」と心の中で自分に言い聞かせました。

そして、ついに新規開拓の法人営業のポジションで内定をもらうことができました。

この時の喜びは言葉にできませんでした。「これでようやく新しいスタートが切れる」と感じました。

※フリーターから就職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。

就職後|契約が成立したときは大きな達成感を味わえる

単発バイトフリーター

就職が決まり、新規開拓の法人営業として働き始めた私の生活は一変しました。

毎朝、スーツに身を包み、ビジネスバッグを手に会社へ向かう日々が始まりました。

最初の数週間は、新しい環境に慣れるのに必死でした。

初出社の日、私は緊張と期待が入り混じった気持ちでオフィスに入りました。

上司や同僚たちが温かく迎えてくれましたが、それでも不安は拭えませんでした。

「本当に自分にこの仕事ができるのだろうか」と何度も自問しました。

研修が始まり、基本的なビジネスマナーから営業の基本まで、様々なことを学びました。

初めての営業先への訪問は、今でも鮮明に覚えています。

上司に同行してもらい、ある中小企業の社長と商談をすることになりました。

オフィスに到着し、名刺を渡す瞬間、手が震えました。

商談中も緊張で声が上ずり、「ちゃんと伝えられているのだろうか」と不安になりました。

商談が終わった後、上司に「最初にしてはよくやったよ」と声をかけられ、少しだけ自信がつきました。

その後も何度も商談を重ねる中で、少しずつ自分のペースを掴むことができました。

初めて自分一人で商談をまとめられたときは、大きな達成感を感じました。

また、仕事の合間に同僚たちとランチに行くことも楽しみの一つでした。

ある日、同僚の一人が「やまと君、最近すごく頑張ってるね。見習いたいよ」と言ってくれました。

その言葉に励まされ、「もっと頑張ろう」と思いました。

ある時、特に大きな契約を取ることができました。

新しいクライアントを開拓するため、何度も足を運び、丁寧に説明を繰り返しました。

その努力が実を結び、最終的に契約が成立したのです。

その瞬間、「自分でもここまでできるんだ」と大きな自信を得ました。

就職はスタートライン、これからも挑戦を続けて成長させていきたい

単発バイトフリーター

もちろん、すべてが順調だったわけではありません。

失敗も多くありました。

ある商談では、相手のニーズを十分に理解できず、契約を逃してしまいました。

その時は落ち込みましたが、上司や同僚のアドバイスを受けて、次の商談に生かすことができました。

また、社内のチームミーティングでは、自分の意見を積極的に発言するようになりました。

最初は緊張していましたが、次第に自分の考えをしっかりと伝えられるようになりました。

これにより、チームの一員としての一体感を感じることができました。

仕事を通じて得た一番大きな成果は、自分自身の成長を実感できたことです。

フリーター時代の不安定な生活から抜け出し、毎日が充実したものになりました。

新しいスキルを学び、自分の可能性を広げることができたのです。

「自分もやればできるんだ」という実感を持つことができたのは、何よりも大きな収穫でした。

これからもさらなる挑戦を続け、自分自身を成長させていきたいと思います。

就職後の生活は、私にとって新しい人生のスタートとなりました。

この経験を通じて、同じように悩んでいる方々にも勇気を持って一歩踏み出してほしいと心から願っています。

就職を振り返って|大切なのは自分を信じて挑戦すること

単発バイトフリーター

振り返ってみると、フリーターから正社員になるという決断は私の人生にとって大きな転機でした。

フリーター時代の不安定な生活から抜け出し、自分の成長を実感できる毎日を送ることができるようになりました。

「自分にはまだチャンスがある」と信じて挑戦し続けた結果、今の私があるのだと感じます。

もし、あの時勇気を持って就職活動を始めていなかったら、今の私は存在しなかったかもしれません。

同じように悩んでいるフリーターの方々に伝えたいことがあります。

それは、「自分を信じて挑戦することの大切さ」です。

最初は不安かもしれませんが、諦めずに努力し続ければ、必ず道は開けます。

私の経験が少しでも皆さんの励みになれば幸いです。

これからも私は、正社員としてのキャリアを積み重ね、自分自身を成長させ続けたいと思います。

皆さんも一歩踏み出して、新しい未来を切り開いてください。

フリーター就職に役立つ関連記事

ほかの人の就職体験談や、フリーターの就職活動に役立つ関連記事をまとめてみました。

ほかの職種の仕事内容や就職活動のコツを把握できるので、気になる記事があればぜひチェックしてみてください。